僕という存在から見えた世界の風景とその導

世界が気まぐれに語りかけてくる言葉は儚くとも美しい・・・

【太陽に透けた葉っぱ】瞬間の連続で成り立つすべて。

2006年05月19日 | 雑文日記
【太陽に透けた葉っぱ】瞬間の連続で成り立つすべて。



今はすぐに過去となる。しかし記憶となる瞬間、目の前のそれは僕のすべてだ。
僕にはどれだけの「瞬間」が訪れていたのだろう?僕にはどれだけの見過ごしてきた「瞬間」があるのだろう?僕にはどれだけの触れることすらできない「瞬間」が存在しただろう?今あるすべてに満足できないでいる自分の傲慢さに一人反省もしてみるが、やはりお腹は減るのであった・・・。<つづく>


君の事をどれだけ知れば、僕は君の隣に立てるのだろう?生年月日に始まり好きなもの・・・好きな本、好きな映画、好きなデザート、好きな場所、好きな音楽、etc...。嫌いなものだって把握しておかなくちゃ。好き嫌いに関わらず、ありとあらゆる君の情報は僕のアンテナにキャッチされ君を形づけていく。隙間なく埋めていく要領だ。欠けた場所があればそこから剥がされちゃうからね。でも待てよ。出来上がった君のシルエットを叩いてみれば・・・コンコンコン・・・なるほど、中身がないね。じゃあこれから君に君の「気持ち」を組み込む作業へと移ります。さぁ僕に君の思いを伝えておくれ?え?そんな私を作り上げて一体何をするのかって?決まってるじゃないか、君を手に入れるのさ。ある意味、僕が君になることなのさ。え?気持ち悪い?困ったな、僕は君に好きになってもらいたくて、君に僕を認めてもらいたくて、君の事を理解してあげたくて、君に応えるためには君のすべてを知ることが僕には必要だと思ったんだ。君の事をこんなに理解しようとしていたのに、結局なにもわかっていない、いや、わからなかったなぁ。どうすれば君の事を理解することができるのかなぁ。