痛みと共に刻まれた傷は、しだいに広がり、やがて痛みの薄れるうち、落ち着いたように空しく形を留める。
H12.12
しんちゃんと
ずっと一緒に
いれますように
ひとみ
願いが 想いが 届いたのかどうかは
君のみぞ知る ただ 幸せであってほしい
想いが溢れただけ 強い意志を感じたから
君の笑顔が 僕の笑顔であるように
君の哀しみは 僕の哀しみだから
君に惹かれたのは それだけの理由なんだ
キミのことをすべて知りたいと思うことは
キミのことをすべて解りたいと思うことは
ただのわがままだろうか?
ただの自己満足だろうか?
キミに出会って キミのすべてを欲しがるようになった
キミに出会って キミがすべてになったような気がした
でもいつのまにか 何か大切なものを見失っていたんだ
キミを願うことで 崩れる何かを見て見ぬフリしたんだ
強さを求めていたはずなのに 弱い自分しか残らなかった
溢れていた喜びも 過ぎる時間に哀しみへと生まれ変わった
心の奥で誰かが叫ぶ 聞こえないように耳を手で塞いだ
痛みから逃げたつもりが 染み込むように傷が広がっていった
けれど 今日という現在に這い上がる そんな自分を笑った
悲しい生き物だと けれどそれが自分なのだと 泣いて笑った
風は冷たかったけれど 流れる涙を拭ってくれるなら
この場所はそんなに捨てたものじゃない 空に向かって笑った
遠い空の向こうで 知らない誰かもこんな場所に一人でいるなら
風が連れてった涙の雨を降らせるから それを見て笑ってくれよ
少しだけ ぼんやりでいい そんな世界を眺めていてくれれば・・・
探してた あらゆるものを手に入れたくて
理由はそれぞれあって いつも欲しがっていた
諦めた 掴み損ねたら 離れていった
強がりにも見えるような 薄い溜息で消していった
求めたものは何だったのか?
何かを失ったような焦りが残っていた
君とメールしてると思う
君の声を聞くとそう思う
君と会う度にいつも思う
僕は君じゃないとダメなんだ・・・
君がいない僕じゃ駄目なんだ・・・
だけど答えはいつもイエスじゃない
君が残していく謎かけは難解さ
おバカな僕はいつもサボってオナニーJOY
そして君からのメッセージ見過ごして
他の娘に付いてってはLIKESEXしてる
ぽっかりと何かを失った気持ちを
取り繕うように何かで埋めてったはずなのに
あぁ広がってって僕をいつか飲み込みそうな
君の容をした満たされない僕の中の偶像なんだ
少しでも君に喜んでもらえるように
君からの小さなメッセージを読み取って
出来る限りの贈り物をプレゼントしていた
遠く離れていても 君を想い続けることを
遠く離れていても 君を慕う存在がいることを
月日は流れても 変わらず君に送ってた贈り物は
届いていたのだろうか?
君からのメッセージ 今はもう読み取れなくなって
だったらこのプレゼントは 誰の為のプレゼント?
想う気持ちは膨らむけれど それは遠い日の君の事ばかり
気が付けば 辿っていた足跡は消えていた
気が付けば 時代遅れのプレゼントばかり並べてた
気が付けば この胸の想いは 哀しい程に空っぽだった
優しい香りがした君の笑顔・・・
もうあの頃のようには うまく思い出せない ゴメン
どんなに朽ちていようとも
あの日 誓いを立てたのさ
どれほど錆付いていようと
この場所に撃ちたてたもの
その理由は 未だそのまま
たとえば 僕がこの場所に立っていられるのも
僕を必要としてくれている 誰かの存在のおかげ
僕の理由は 誰かの存在なしには 意味を持たない
だから僕は幸せなんだ 誰かの為に強くなれる事が・・・
独り善がりではなく 慰めでもなく
この世界に 僕はやっと生まれてきた気がするから・・・
オンギャア!
其が放つ オーラのようなものに
振り返り ファインダーを覗いた
外れたピントを合わして コンタクト
時は止まったままだが 確かに其は在った
ありがとう
また僕に喜びを与えてくれて・・・
そう 物思いにふければふけるほど
僕の思想は 別次元まで飛んでってしまうか
これ以上ない 一塊なカチカチに固まってしまう
要するに 散々考えた結果 導かれる答えが気に入らない
だけど いろいろ考えることは好き
だから こうやって今も思案中・・・
あれ? 何考えてたんだっけ・・・?
この言葉が誰にも届かないと 無力な自分を感じるように
僕と交わした会話の中で 無力を感じた誰かがいたように
人は意外と鈍感なのか? 傷つきやすく 傷つけやすい
行き交いながら それぞれは向かう その日々の中で・・・
君を思うと 胸が痛むのは いいことなの?
それともイケナイコト・・・ わからなくなる
曖昧な態度に いつも振り回される
なんて勝手な思い込み そう思う自分に苛立って
君を想う気持ちは この胸に確かにあるのに
同じ場所を グルグル グルグルと
踏み付けた足跡を眺めては また途方に暮れるのだ・・・