頭を抱えてみても
時間は記憶を掠め取ろうと躍起になるし
ビーズの指輪を引きちぎってみても
無かったことにはできないらしい
君に出会ったのは10月30日
両思いの片思いはたったの4日
記念日は両親と同じ11月3日
君の居た二年と半年間
君の居なかった半年間
会えなかった数日間
喧嘩をすること10回くらい
キスとか、…うーん数えたくない恥ずかしい
一番最初にあげたのはなんだっけ?
「薔薇の花束、茎にはシルバーリング」
二番目はもう忘れてしまった。
三番目なんてあったっけ。
ねえ君が一番最初にくれたのなんだっけ?
「僕のポケットに、シルバーリング忍ばせた」
二番目はもう忘れてしまった。
三番目なんてあったかな。
気付けばいいのに、気付けばいいのに…
こんな酷い僕に気付けばいいのに
僕をなじって怒ればいいのに
そうしたら僕は笑って言うのに
「ごめんね好きで。
傷つきたくないから忘れてしまう。
君の笑顔も声も仕草も全部。
傷つきすぎて忘れてしまう」
でも忘れたことにまた傷つくなんて、
君には絶対に教えてやらない
だって言ったら君は泣くだろうから
みたくないし、ききたくないし
傷付けたいわけじゃないし
でも傷付きたくなんてないし
ああ、どうにもならない。手遅れだ。
心情を書き綴ってみたりはできるけれど、こう、詩みたいにするのは私にはできないらしい。某ちゃんが羨ましい。あの子の詩は個人的にすごく好きだ。詩集でも出せばいいのに。わりとシュールだけど。
時間は記憶を掠め取ろうと躍起になるし
ビーズの指輪を引きちぎってみても
無かったことにはできないらしい
君に出会ったのは10月30日
両思いの片思いはたったの4日
記念日は両親と同じ11月3日
君の居た二年と半年間
君の居なかった半年間
会えなかった数日間
喧嘩をすること10回くらい
キスとか、…うーん数えたくない恥ずかしい
一番最初にあげたのはなんだっけ?
「薔薇の花束、茎にはシルバーリング」
二番目はもう忘れてしまった。
三番目なんてあったっけ。
ねえ君が一番最初にくれたのなんだっけ?
「僕のポケットに、シルバーリング忍ばせた」
二番目はもう忘れてしまった。
三番目なんてあったかな。
気付けばいいのに、気付けばいいのに…
こんな酷い僕に気付けばいいのに
僕をなじって怒ればいいのに
そうしたら僕は笑って言うのに
「ごめんね好きで。
傷つきたくないから忘れてしまう。
君の笑顔も声も仕草も全部。
傷つきすぎて忘れてしまう」
でも忘れたことにまた傷つくなんて、
君には絶対に教えてやらない
だって言ったら君は泣くだろうから
みたくないし、ききたくないし
傷付けたいわけじゃないし
でも傷付きたくなんてないし
ああ、どうにもならない。手遅れだ。
心情を書き綴ってみたりはできるけれど、こう、詩みたいにするのは私にはできないらしい。某ちゃんが羨ましい。あの子の詩は個人的にすごく好きだ。詩集でも出せばいいのに。わりとシュールだけど。