実際の玄関アプローチを
どのようにすれば佇まいを
感じる家になるか、、
そのヒントは日本庭園にあります。
「袖すりの松」
この言葉を聞いた方もいらっしゃる
かもしれませんが、どのような
意味かというと、袖をするくらい
松が歩く傍にあるというものです。
路地を狭くしたり松などの
樹木の枝の背を低くし、潜るような
シチュエーションを思い浮かべてく
下さい。
つまり、回り道をするような
アプローチをつくり、
玄関に入る前までの距離を保つ事で
格式を上げるという考えです。
前面の道路から玄関ドアが直接見えたり
しないように、植木を植えたりすることも
格を上げる要素となります。
また、門というのは、くぐることで
別世界に入ってゆく感覚が生まれます。
続きは次回。