一度、自分の葬儀の場をイメージしてみてほしい。
そして、弔問客たちに、あなたの人生をどのように
語ってほしいか、深く考えてみてほしい。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」
は、人生におけるすべての行動を測る基準
とするために、自分の人生の最後を思い描き、
それを念頭において今日という一日を始めることである。
自分が目指すもの、大切にしたいものを頭の中に
植え付け、そのイメージどおりになるように
日々生活していれば、人生が望まない方向に
進んでいってしまうことはないはずだ。
この習慣を身につけるには、
「個人のミッションステートメント」を書く
のが効果的だ。これは、(1)どのような人間に
なりたいのか(人格)、(2)何をしたいのか(貢献・功績)、
そして(3)それらの土台となる価値観と原則を書く。
注意すべきことは、(3)についてだ。土台となるもの、
あなたの中心になるものが、人や物では行き過ぎた
依存が生まれ、バランスが崩れてしまうことがある。
あくまで、土台におくべきなのは、公平さ、
誠実さなど、あなたが最も大切にしたい価値観だ。
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