初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1955回】最前線で行う重要性

企業規模が小さい間は、社内、

それからお客様との間で

起こっている全てのことを

トップ自らが肌感覚で把握できます。



トップ自ら感じたことをベースに

勘を働かせ、さまざまなことを変えていく。

そして市場や顧客の変化に適応して

いくことは可能となるでしょう。



しかしながら、組織が大きく

なっていくと、全てをトップが

肌感覚で分からなくなってきます。



ですから、いろんなことをデータで

数値化し、分析をおこない、

社内の現状を把握してさまざまな

経営判断をすることが重要になってきます。


しかしながら、そのデータをデータ通り

に信用して戦略を立てるほど正確性を

欠く行為はないと個人的には思っております。


こんな話があります。戦時中の話です、

総指揮官には色々な戦況の情報が

入ってきます。


「我が軍が押しており、あと一歩の

所まで来ております」という情報や


「我が軍はもう後2日と持ちません、

急ぎ撤退の号令をおかけ下さい」


という情報が同時に入ってくる状況。

何処をどう信じ、命令を出すか!

皆様ならどうしますか?


続きは次回。
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