10年前の成功企業が、
今は業績悪化に歯止めが
かからない、という事例
をここ最近、本当に目に
するようになりました。
共通するポイントを挙げると
・TOPが今、60代〜
・10年前、TOPの感性や能力、
決断力で業績が伸びた
・10年前には成功している
住宅会社と言われ、多くの取材
や視察を受けた
・会社として次世代を育てて
来なかった、もしくは育てるのが下手
(TOPが何でも自分が口を
出したがって、若手に任せられない)
・過去の成功体験を捨てきれない
・TOPが素直でない
・耳の痛いことを言ってくれる
外部ブレーンやスタッフさんを
排除したという感じでしょうか?
人間、確実に歳を取り、
感性は鈍くなり、
お客様の価値観とズレが
出るようになります。
そのポイントを理解しつつ、
若い方に教えを請い、
何をすべきかの決断を
下せる判断基準は持って
いなくてはならない。
でも実際に現場でそれを
実行するのは、若手スタッフさん
なのだから、ドンドン仕事を任せる。
そして若手スタッフさんが
育つ環境を会社はつくる。
個人的に感じているのは、
現場の細かな部分まで、
いつまで経ってもTOPが口を出したら、
若いスタッフさんの成長する
機会損失になってしまう、ということ。
10年前の成功企業で、
ここ数年、著しく業績が
下がった会社の経営者は、
皆、このことが実行でき
なかったのですね。
会社の主役は現場で仕事を
されるスタッフの皆さんであり、
経営陣は黒子に徹し、スタッフ
さんが成長する環境づくり、
それからしくみや各種制度を
つくることが役割です。
若手スタッフさんが確実に
成長している会社は、
教育の時間をしっかりと確保し、
そこに時間とお金をしっかり
とかけています。
こういう会社のみ、成長し
続けることができ、毎年8割の
仕事をお任せ頂ける様になるの
ですね!