初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1123回】年輪を数える。。



無垢の材料を扱う時の注意点。

構造材としての特徴を考えると

心材よりも辺材の方に高い信頼性

があります。


というのは、樹木は年輪を重ねて

生長するので、当然のように中心部

の心材は若い時に育った部分となります。


樹木の生長は若い時ほど早いということは

、中心部分の年輪の幅が大きくなっている

ことでもわかります。


この部分は強度は弱く、しっかりとした

強度のある幹をつくるのは、ある程度

生長してからです。


おおよそ15年までの年輪を未成熟材と

よび、人間でいうと子供の時期にあたります。

15年以降の年輪がどれだけ積まれているか...


今度、年輪を数えてみるのも良いですね^^
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