初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第134回】理想は冬だけ日射をとりいれる事

 本日は勝沼で打ち合わせです。今年の5月から勝沼で2件の現場が
始まります。ザ・もりぞうという外・内観スタイルですので非常に
楽しみです^^

 さて、窓の断熱性が良くなってくると、さらに光熱費を減らせる可能性
が出てきます。それが太陽の熱を上手に利用する事です。

 窓から入る太陽熱の量はガラスの断熱性が良くても悪くてもさほど変わりませんが
入った熱の逃げやすさは全く違います。断熱性が高い為熱は逃げにくく、部屋を
暖めてくれます。さらに、熱が床や壁、天井に蓄えられ、室温が下がってきた夕方
から夜に自然と室内に放出され、暖房が少なくてすみます。

 日が沈んだ後は厚手のカーテンなどを閉めるとより効果的です。

 一方で今から来る、夏場はそうした熱を蓄える性能が弱点になってしまいます。
日差しが入って熱が溜まってしまうと冷房が効きにくくなるからです。そこで
夏は日差しを家の中に入れない工夫が必要になります。断熱性が良くなる程、窓の
外側で日差しをカットすることを徹底的に行う必要があります。

 ですから、窓の位置・軒の出・植栽などは夏に向け考えて上げるのがベストです^^
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