「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

腹が立つんで神宮外苑再開発における樹木伐採問題を再度、、

2023年10月21日 | 考えていることとか思っていることとか
御観兵榎のある区画、倒木が確認されて閉鎖されてる。
明治神宮外苑界隈、これだけ樹木が大きくなって倒れでもして、誰かが怪我をするようなことになったら、樹木を切らなかったからこうなったんだ、なんて言い出すんだろうなぁ、節操のない人たちは、、


腹が立つんで神宮外苑再開発における樹木伐採問題を再度、、

這いつくばって農業をしていた事もあるし、林業も垣間見た事があるので、人工林は管理が大切だという認識しかなかった。だから外苑再開発における樹木伐採への反対運動にいささか疑問があったが、調べるほどに感情だけで動く活動家の本性を知り、空気に敏感なだけの本質を深く追うことのできない字面だけで生きてきた著名人が雰囲気に声を上げさせられ、歌まで作る。これまた深く考えることのない一般ピーポーがそこに乗っかり、本質が何が何だかわからなくなっている神宮外苑再開発における樹木伐採問題。樹木が可哀想だからとか、一度伐採されたら二度と取り戻すことができないとか、100年もすればすぐに大きくなるわい、と言い返したいところ。伐採反対運動している人達って、大問題になっている熊被害に対し、やれ熊が可哀想だ、やれ熊を殺すなと電凸する輩とダブって見える。

(以下に続く)

2023年10月7日 日本農業新聞
「“日常”に熊侵入「まさか…」 人通りあっても警戒」
熊の出没件数は増加傾向にある。環境省によると、2023年は10月3日時点で32都府県で出没を確認。うち10県は既に前年を上回る出没件数になっている。冬眠前の餌探しで行動を活発化させる熊は多く、被害人数は8月末時点で全国で71人に上り、死者は2人。屋外の農作業などは引き続き警戒が必要だ。

神宮外苑の再開発は、大樹を多く伐採するみたいなので、空間的には街路樹が減ってしまうイメージを持ってしまうが、「樹木の本数は従前の1,904本から1,998本に増加することとなっています」との事なので、減るどころか増やす計画。そして、せっかく育った大木の伐採なんて持ってのほかという論調も、いやいや樹木にも寿命があるのよ、と言いたくもなってしまう。反対派の人達、樹木に死は存在しないとでも思っているのだろうか。計画的に伐採と植樹を繰り返すしかない人工林の運命をどう考えているのだろうか。

従前の1,904本から1,998本に増加させる計画となっております。

樹木にも寿命がある。そしていつかは倒木し土に還る。だから大木の倒木こそ恐れる必要があると思うのだか、反対派は人工林を、倒木前提の自然林だとでも思っているのだろうか。とにかく樹木は切らずに残さなければいけない、と思っているのなら、倒木する可能性があるかないかの診断をこまめにするしか無い。ただ、これだけ樹木が多ければそれなりに時間はかかる。

本当は今のままが良いと思っている。神宮球場もそのまま残して欲しいし、秩父宮ラグビー場だってそう、絵画館前の軟式野球場も思い出ばかりだし、とにかく手をつけて欲しく無いという願いは、この界隈に長く住めば誰だってそうだ。だが宗教法人という鎖の中で再開発をする場合の落とし所、新しい神宮球場もラグビー場も、全く魅力的では無い青写真しか書けていないが、それでも私は支持するしかないと思っている。

あの全く魅力のかけらもない突貫工事でできた新国立競技場、イエスマンたるあの建築家だからあの工期でできたのだろう、見るからに全く面白くもなんともない国立競技場と同等以下の球技場しかできないのではないかという不安しかないが、どうせ建つ頃には私はいない。古き良き時代を脳裏に焼き付けるべく、これからはこの界隈の散歩を多くしたいと思っている。

【2023年10月のブログです】
管理が前提の人工林は、その綺麗な部分だけを見せる事が目的となる。本来の自然は日陰の世界、そこに隠れた蛆虫や蚊、昆虫や動物の死骸にたかるハエが蠢く世界も含めたものだ。


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