治療院には水銀で測る血圧計があります。
これは鍼灸学校時代に買わされたものですが、これを使いこなすのは非常に難しい……。
で……数年来の患者さんで、最近またちょくちょく来院するようになった保健士の資格を持つ患者さんに血圧測定のいろはを教えてもらいました。
この方…「疳の虫」のことを平気で「えっ……どんな虫なの??教えて!!」っていうような”おちゃめ”な医療関係者なのですが、さすが本職!!その技術もさることながら、血圧について語らせると長い長い……。
マンシェット(腕に巻くやつ)の大きさから巻きつける高さ、締め付け具合から聴診器の当て方までかなり細かいんです。
「教えてもいいけどぉ……高いわよ!!まっっ コロトコフの一音目を聞き分けられるかしらねぇ……」
「……師匠……よろしくっス!!」
ってな感じでいつもの関係が逆転してしまい、聞く相手を間違えたと反省!!
で…結局
自動血圧計を買いなさい!!
ということで話はまとまりました。
20年来この仕事に従事されてるわけですから、当たりまえっちゃ当たり前だけど、やっぱり第1相の音を聞き分けるのは年季がいりそうです。
とりあえず練習しますが……
これを読んでる患者のみなさん
練習台になってもらうかもしれませんが、快く引き受けてね!!
血圧は上腕動脈の血流量を完全に止めて始めます。そして最初に聞こえる小さな音をスワン(またはコロトコフ)の1点と呼ビます。これが最高血圧です。
でもって音の消失する点をスワン(またはコロトコフ)の5点と呼びます。ココが最低血圧です。
追伸:来週の出張やっぱり心配です!!
昔、うちの母(養母だけど)から疳の虫の話を聞いたとき、
何だかホントにムシがいるようなこと言ってたよ?!
で、本人の背中にはたっくさんのでっかいお灸の痕が残ってる。昔は豪快だったんだよねぇ。でも、それで命を落とさなくて済むんだったらやるよね。。
明治生まれは辛抱強いよ。。。
で……私の腕にも豪快な灸痕が残っています。
中学生だか高校生の時、自分で自分に灸をすえてました。
自分でやってるとドンドン大きくなるんだよね。
快感に変わってくるんですねぇ。
不思議です。
皆に「根性焼き??」って聞かれるけど、そうじゃぁありませんから、念のため……。
逆子治療で家で灸をすえてもらうとき、ドンドン大きくしちゃう人がいるから、注意が必要ね。