治療が成功するためには患者さんのメンタリティーが変わることも大切です。
これで治った……と患者さん自身が思った瞬間から、体は改善されていきます。
それも自然に……。
鍼灸師の皆さん、治療の成功は患者さんと真剣に喜び合いたいですね。
たとえ謙遜でも、自分のおこなった治療の効果を否定するような言葉や、「ダメだ、ダメだ……」「私なんて……」といった、自分を卑下する言葉を使うと、その言葉に支配されることになります。
日本には言霊信仰いまだに根強く残っていますが、言霊って……怖いですよ……。
機嫌の悪い言葉ばかり並べていると自然と悪い方へ向かってしまうから不思議です。
機嫌よく生活するには、機嫌の良い言葉を選ぶと良いみたいです。
少し良くなったぐらいでも、大袈裟に喜び合うことはとても大切だと思います。
鰯の頭も信心から
この言葉はよい意味ばかりではありませんが、何事もやるからには信じきることができないと、うまく行かないと思います。
だけどやみ雲に信じてはダメですよ。本物を選んで信じないと……。
昨日も書きましたが、日本は電車の吊り広告で世論が作られていく社会です。
読んでくれそうな記事を面白おかしく書くことで社会が成り立っているわけですから、嘘っぽくなるのも当然です。
こんな社会ですから本物を見極めるのは容易なことではありません。
だからこそ見極める力が必要だと思うのです。
よく言われていることですが、どんなに頑張っても水脈が無ければ井戸が掘り当てられないように、最初のリサーチがうまく行けば自然に簡単に、井戸を掘り当てることができます。
ですから 最初の段取りはとても大切 ですね。
これは治療だけではなく、すべてのことに言えることでしょうね。
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