今日の話は患者さんに話をしていただく、ということ。
これはとっても大切なことで、その中から見えてくることが多々あります。
限られた時間のなか気持ちよく喋ってもらうにはどうすればいいでしょう。
気持ちよく話をしてもらうには、いちばん関心がある事をお話してもらうことが一番いい。
つまりは患者さん自身のことですね。
それは今の現状のことかもしれないし、考えていることかもしれません。
人って誰かと話すとき、相手の話にじっくりと耳を傾けるよりも自分自身のことを話したいし、聞いてもらいたいと思うものですから。
美容院で根掘り葉掘り聞かれて疲れちゃった…なんて話、よく聞きます。
前に高級ホテルでマッサージのバイトをしていた事があるのですが、その時の事前研修で最初に言われた事が、相手が話をふらない限りこちらからは話しかけない…ということ。
これは勉強になりました。
今思えばとても当たり前のことなのですが、当時は自分から話をふらないといけないとか、沈黙は良くないとか思っていましたから。
それに実際のところ、話をしてもらうまで待つというのは、意外と難しいですから。
話を聴く。
それを真摯に行えば、相手にとって好ましい話し相手となり、よい人間関係が築けるのではないでしょうか。
お仕事での人間関係も円滑になる事と思います。
とにかく相手に話をしてもらう。
もちろん、日常生活でも相手の話に耳を傾けることからしないとね。
でも…家庭だと非常に難しいです。
もう一度原点に立ち返り、本日も治療がんばります!
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