E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

せっかくなので

2024-01-31 12:50:10 | アート・文化
佐賀県立美術館でおほしんたろう展を観たあと、隣の県立博物館で「親の心、子知らず」佐賀先人たちの手紙展を観て来ました。
 

 

 
佐賀は良いですねぇ。(^^;
 
何がいいって、駐車料金が無料!
 
ほんと助かる。(^^;
 
確か空港も駐車料金無料じゃなかったかな?
 
という訳で、時間を気にせず観てまわれます。
 
このテーマ展は、佐賀に縁のある先人の、親子に限らず、友達や奥さんに宛てた手紙を展示されていました。
 
佐賀のお殿様から娘への手紙。
 

 
佐賀藩10代藩主、鍋島直正が川越の松平家へ嫁いだ娘へ190通を超える手紙を出していたそう。
 
これが、なかなかの親バカぶりで・・・・・(^^;
 
江藤新平が友人へ送った手紙は、外国に息子を一緒に連れて行くので、祖母と(江藤の)嫁の面倒を見てもらえないか。というような内容。
 

 
豊臣秀吉は、肥前名護屋城から北政所へ手紙を書いています。
 

 
子供をつくらなかった「おね」(北政所)へ優しい心遣いをしています。
 
他にも、鍋島直正の側近として使えた古川松根の妻へ宛てた遺書等。
 
全て、達筆で読めませんが、解説と訳文でフムフム、なるほど・・・と。
 
しかし、鍋島のお殿様の手紙は、キレイですよ。
 
まず紙が違います。(^^;
 
紅葉や松葉の画だったり、魚が泳ぐ画だったりがプリント・・・・なわけないですね。
 
描いてあって、すごくステキです。
 
さすがお殿様。(^^;
 
で、何となく書状の規格みたいなものがあったみたいですね。
 
高さ5寸、6寸位のものがほとんどでした。
 
しかし、すごいですね、160年位前の書状が残っているって。
 
そして、そういうものが無料で観ることができるって。
 
佐賀、サイコー!(^^;
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4 コメント

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佐賀の和紙? (ORION)
2024-02-01 10:26:09
佐賀はヨメが仕事で一週間ほど滞在してファンになっていました。
人が良かったのと、佐賀市も寂れているのではなく
空気が静かな街だと言っていました。

手紙、おもしろそうですね。
鍋島というと猫騒動しか思い出せませんでしたが
江崎グリコも森永製菓も創業者は佐賀出身でしたね。
あとどなたかいらっしゃったと思うのですが
思い出せません、、、トシだから(笑

160年前だと和紙に墨でしょうから残るのですが
現代は酸性紙が多く、100年もしたらボロボロでしょうね。
返信する
さすがに・・・・ (hotchocolate)
2024-02-01 12:49:31
>江崎グリコも森永製菓も創業者は佐賀出身でしたね。

脅迫状は展示してなかった・・・・ですね。(笑)

お城を中心に、いい街なんですよ、佐賀。
B&Bの島田洋七さんも住まわれたりして。
有名処では大隈重信も佐賀藩出身ですな。

しかし、今後、少子高齢化が進み、今でも博物館や美術館の維持が大変なのに・・・
紙やインクは、どうにかなっても保管する施設がない・・・と言うことも出てくるでしょうね。
ORIONさん、ありがとうございます。
返信する
ちなみに・・・・ (hotchocolate)
2024-02-01 12:56:38
佐賀にも手すき和紙の歴史があったようです。
https://naowashi.com/
返信する
情報ありがとうございます。 (ORION)
2024-02-02 13:51:21
名尾手すき和紙、見てきました。
巫女さんの髪留めにもなっているんですね。

私は本の補修とキャンプ道具入れに使っています。
古い本の擦れて切れそうになった表紙を直したり
道具入れは軽量化のためと触ったときに冷たく感じず耐久性も予想外に良いので使い勝手がいいです。

あと京都の老舗旅館 俵やに行ったとき壁が砂ずりと和紙でした。
仕事絡みでの宿泊でしたがバックヤードなども見せていただけて
動線や収納の工夫やメンテナンスなど、学ぶことが多く、
また生活環境に自然に近いモノを使うことの優位性が確認でき楽しかったです。

たびたび失礼いたしました。
返信する

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