名古屋市交通局は一昨日頃から新年度予算編成に伴う一般利用者や市民などから意見を募っています。
私自身も早速、投書しておきました。
市バスの後方幕についての表記改良(路線系統ごとの固有経由地の追記もしくは系統記号の表示)を要望。
また、LED方向幕の白文字化については、昼間でも読みやすくなったと謝意を伝えておきました。
・追伸(11/21)………ワイルドフラワーガーデン一時休止に伴い、停留所は恐らく“九号地”に戻されるのでは?
また、新瑞14、金山19のワイルドフラワーガーデン行きは船見寮前にカットか、あるいは潮見町に延長だろうと思うのだが。うん。
また、今回、名古屋市交通局側に出した要望ですが、叶えば御の字。仮にそうでなくても、きちんとした理由が分かれば、それに納得せざるを得まい。
・追伸(11/23)………“まるはち交通センター”によりますと、野並営業所にNF-550が就役。NH-98は廃車になりましたね。
まず、「名古屋市営交通の100年」の248~249ページもしくは「市営交通70年のあゆみ」巻末の1992年7月現在の系統図をよく見て下さい。この時点で「ワイルドフラワーガーデン」が九号地であるのは先述のとおりですが、この時点ではさらに七号地から十二号地まであり、時期は不詳ですが、○号地というバス停はすべて名称変更され、現在はありません。
具体的にどのように変更されたかですが、七号地は昭和町南、八号地は船見町西、九号地はワイルドフラワーガーデンで、ここまでは金山19と新瑞14関連になります。
続いて幹築地1関連ですが、少し複雑な変更になりました。まず、(旧)潮凪町が潮凪橋東に、十号地が(新)潮凪町に変更、(旧)汐止町が野跡駅に、十二号地が(新)汐止町に、十一号地が空見町北になり、○号地もしくは○○号地の名称はすべてなくなりました。なので、「ワイルドフラワーガーデン」を再度「九号地」に戻すとは考えにくいと思います。
金山19路線図 名古屋市交通局
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/routemap_line.html?keito=%E9%87%91%E5%B1%B119
新瑞14路線図 名古屋市交通局
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/routemap_line.html?keito=%E6%96%B0%E7%91%9E14
幹築地1路線図 名古屋市交通局
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/bus/routemap_line.html?keito=%E5%B9%B9%E7%AF%89%E5%9C%B01
>新瑞14、金山19のワイルドフラワーガーデン行きは船見寮前にカットか、あるいは潮見町に延長だろうと思うのだが。うん。
この2系統については現在と同様に「ワイルドフラワーガーデン」が起終点のまま続くと思われます。というのは、過去に「38」「108」「135」が船見寮前で、「38」の一部が潮見町を起終点としていましたが、船見寮前の転回場用地ははすでに民間企業に売却済、潮見町は広い道幅を利用した路上転回でしたが、現在は船見寮前、潮見町ともに中央分離帯が整備されてUターンによる転回はできなくなっており、どうしてもするのであれば中央分離帯の一部を撤去しなければなりません。しかも現在ワイルドフラワーガーデンに集約している転回場機能を再び船見寮前と潮見町の2ヵ所に分割するという非合理的なことを交通局が今さらするとは思えません。
ここまで自分なりに転回場機能を現在のワイルドフラワーガーデンのまま据え置く理由を述べてきましたが、ブルーボネットの事業主体である中部電力がこのバス停および転回場の敷地を何らかの事情で交通局に返還を求めた場合この限りではありません。
名古屋市交通局は特定の商業施設の固有名詞をバス停名に使わないので「ブルーボネット」というバス停名にはしなかったし、(※イオンモール名古屋茶屋は「南陽交通広場」・コストコ守山は「志段味交通広場」、商業施設ではない大学正門前ですら「愛知淑徳大学」をバス停名に使用せず「猪高緑地」)、リニューアル工事で2025年から新施設名が「Megrass Garden Nagoya(メグラスガーデン ナゴヤ)」になっても、バス停名は「ワイルドフラワーガーデン」のままでしょう。