名鉄西蒲線の存続可否問題について、このほど西尾市は市議会にて、初めて上下経営分離方式に移行の可能性について言及したそうです。
現段階では西尾〜蒲郡は沿線自治体の資金支援の下で2026年3月末までの存続が決まっていますが、それ以降は未定。そのため恒久存続に向けた提案を出しましたね。
駅や線路、電車、駅施設は沿線自治体が分担して所有し、名鉄は運転業務だけを行うとしています。
電車については、老朽化した今の6000系を廃して、代わりに6800系金魚鉢型を数編成か譲渡して貰うことになろう。今の6000系でのレトロカラーをこれらに引き継がせても良いと思いますよ。
もし決まれば、広見線末端部の動向にも大きな影響を与えるだろうし、マナカ等の簡易対応化にも弾みがつく？
取り急ぎ報告まで。
なお、一部の議員からは、取り敢えず赤字幅が大きい吉良吉田〜蒲郡だけを移行すべきだとの声も出ています。
…………こうして鉄道線として残すにしても、経費節減のためにはさらなるスリム化が必須だ。6800系内装の全面リニューアルとか、架線のき電釣架化、老朽化した駅舎やホームの修繕も大切。また経営方式移行後、名古屋方面からの急行直通運転の在り方も改めて問われよう。