感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

少し寂しく、そして嬉しく

2010-04-28 22:27:30 | 日記
今日は最後の出勤日。

朝礼の時に全員の前で退職の挨拶をした後は、普通に毎日の仕事をこなしてデータや私物の整理を済ませて、最後のお茶を入れて・・・・。

さぁ、ほんとに最後の時間。
パソコンも落とし、帰り仕度をした後で最後の挨拶をしようと思ったら・・・・。

社長を始め社員全員が集まって来た。

「今までお世話になりました。」
と挨拶すると、

「これ受け取って下さい。」
と、差し出された花束。

花束なんて、夫にも貰ったことがないのに。

それに感激していたら、今度は『社員一同』と書いた餞別の封筒が!

全くの想定外だった。

更に社長夫人からも退職金代わりの包みを頂き、会社を出る最後までみんなが見送ってくれた。

こんなにして頂いて、まるで寿退社か定年退職みたい。

「ホントに惜しいです。こんなに仕事ができる人は中々いないんですよ。」
とお世辞でも嬉しい言葉も頂いた。

実は、これが一番嬉しかったかな。
今まで自分に全く自信がなかったから、もしこれが本当ならもっと早く聞きたかったかも。

もう出勤しないでいいなんて、毎朝出社するのが憂鬱だったけど、やっぱり少し寂しくもある。
その反面、ホッとしている自分もいるんだけれど。


それから、もう一つ、とても嬉しいことが!

ボトルアートのこと。

ボトルアートを置いてあるお店に、ある院展の日本画の審査員の方がいらして、私のボトルアートをとても褒めて下さったと言うのだ。

その方のお名前は聞いていないけれど、これは絶対お金を貰うべきだし、世間に発表すべきだと言って下さったそうだ。

私は、ボトルアートの注文を受けても代金は請求せず、お客様の気持ちに任せている。
何万円も下さる方も中にはいらっしゃるが、タダでもらって行く人もいる。

それは、今までは私個人の趣味にしかすぎず、そんなに価値があるものとは認識していなかったからだ。

それが、今回の評価を受けて自分ならが驚いてしまった。

だって、天下の院展の審査員だよ!
しかも、もし私がこのボトルアートを何かの形で発表するようなことがあったら、その先生が紹介文を一筆書いてもいいと言って下さったそうだ!

へえ~~~!
ビックリ~~~!!
何だか胸がドキドキして仕方ないっ。

いつも皆さんには褒めて頂いているけれど、それは社交辞令のようなもので、それで自分がいい気になってはいけないと思っていた。

でも、やっぱり本当なのかな?
どうなのかな?
・・・やっぱり半信半疑・・・・・。

何だか舞い上がってしまって、その先生の名前を聞くの忘れてた!
それを聞かないことには信じられないよね。

今日は色んな気持ちが混雑した1日だった。