生花事業などを営む株式会社「みつわ」が2012年に制定。
花を贈る日ですから。
日付は9月30日を「0930」として「お(0)く(9)さ(3)ま(0)」(奥様)と読む語呂合わせから。
同社のある長野県は女性の就業率が全国的にも高く、中でも川上村・南牧村は長野県内1、2を争うほど農業に従事する「働く奥様」が多いことから、働く奥様に日頃の感謝の気持ちを込めて花を贈る日としたもの。
9月30日の出来事「 国風文化の創造へ 」
894年:菅原道眞の建白により遣唐使の廃止が決定。
唐の混乱や日本文化の発達を理由とした道真の建議により停止となった。
ただし大使の任は解かれず。この後、907年に唐が滅亡したため、遣唐使は廃止となる。
遣唐使 630~894年(飛鳥ー平安時代)の日本から、先進文化の導入と外交関係の維持などを目的に唐に派遣された外交使節。十数年おきに15回ほど派遣されたとされ、4隻の船団を組む姿から「四つの船」とも呼ばれた。船の大きさは推定長さ約30メートル、幅約8~10メートルで、1隻の乗組員は使節や留学生、僧侶、水夫ら推定百数十人。竹を編んだ「網代帆(あじろほ)」で風を受けて進み、3~4日から数週間をかけて東シナ海を渡った。往復の成功率は6~7割程度だったとされる。
唐の先進的な技術や政治制度や文化、ならびに仏教の経典等の収集が目的とされた。白村江の戦いで日本が大敗した後は、交渉が任務となった。
遣唐使は日本からは原材料の朝貢品を献上し、唐皇帝から質量の高い返礼品の工芸品や絹織物などが回賜として下賜されるうまみのある公貿易で、物品は正倉院にも残る。
それだけでは需要に不足し、私貿易は許可が必要で市場出入りも制限されていたが、遣唐使一行は調達の努力をしていた。
旧唐書倭国伝には、日本の吉備真備と推察される留学生が、唐朝から受けた留学手当は全て書物に費やし、帰国していったと言う話が残されている。
9月30日生まれの「 ふたり 」
1932年:五木寛之(小説家)
1966年下期直木賞
1967年『青年は荒野をめざす』
20歳になったばかりの若者のヨーロッパでのジャズ音楽と女と酒の自分発見の旅
中坊の頃、勉強やりたくないがために読書に逃げていた時の記憶に残っている。ハハ
1969年『青春の門』
1932年:石原慎太郎(小説家、衆議院議員、東京都知事、参議院議員)
1955年下期芥川賞
石原慎太郎の弟・石原裕次郎が、ある仲間の噂話として慎太郎に聞かせた話が題材になっている『太陽の季節』は発表当時、新しい風俗として話題作となり、賛否両論で文壇を賑わせた「すべて満たされている、ゆえに変化のない日常の息苦しさに耐えられず、世界破壊を夢見る若者たちが現れる。」というような言われよう。
石川達三:「欠点は沢山ある。気負ったところ、稚さの剥き出しになったところなど、非難を受けなくてはなるまい」、「倫理性について〈美的節度〉について、問題は残っている。しかし如何にも新人らしい新人である。危険を感じながら、しかし私は推薦していいと思った」とし、「この作者は今後いろいろな駄作を書くかも知れない。私はむしろ大胆に駄作を書くことをすすめたい。傑作を書こうとする意識はこの人の折角の面白い才能を萎縮させるかも知れない」
井上靖:「その力倆と新鮮なみずみずしさに於て抜群だと思った」とし、「問題になるものを沢山含みながら、やはりその達者さと新鮮さには眼を瞑ることはできないといった作品であった」、「戦後の若い男女の生態を描いた風俗小説ではあるが、ともかく一人の―こんな青年が現代沢山いるに違いない―青年を理窟なしに無造作に投げ出してみせた作品は他にないであろう」
井上靖:「その力倆と新鮮なみずみずしさに於て抜群だと思った」とし、「問題になるものを沢山含みながら、やはりその達者さと新鮮さには眼を瞑ることはできないといった作品であった」、「戦後の若い男女の生態を描いた風俗小説ではあるが、ともかく一人の―こんな青年が現代沢山いるに違いない―青年を理窟なしに無造作に投げ出してみせた作品は他にないであろう」
9月30日の誕生花:「 アンゼリカ:インスピレーション 」
和名:トウキ、シシウド、ヨロイグサ
別名: セイヨウトウキ(西洋当帰)
別名: セイヨウトウキ(西洋当帰)
英名:Garden Angelica
学名: Angelica archangelica
学名: Angelica archangelica
アンゼリカという名前はラテン語で天使を表す「Angelicus」が語源。
種小名の「archangelica」は「大天使の」という意味。
ヨーロッパでは古くから、アンゼリカの強い香りが魔除けになり、病気を治すと信じられてきた。
ヨーロッパ諸国では、「天使のハーブ」「精霊の宿る根」とも呼ばれている。
また、「魔女の霊薬」というのも、アンゼリカの別名のひとつ。
では f-o-q