Bo-Bo-Rock

このページは、時間が前後しますが f-o-q の 備忘録 です。
昨日のことより、云十年前の方が鮮明だったりします。

昭和のあの日 華麗ならぬレース

2012-04-30 08:30:00 | とほほ体験

今を去ること、30年ほど前の春のこと。

 

シーナさんにかぶれた友人が「東より全が凄いに決まってる!」

と、勝手に始めた『全日本何でもケトばす会』での企画のひとつ

「ヒッチハイクレース」

 

貧乏学生がやることなので実に他愛のないことを真剣に、

就職した後じゃできんようなことを悔いの残らんようにやっとこう!

という悪戯掛かった会の趣旨そのものの思いつきで行われた。

 

深夜0時過ぎ青春18切符で京都まで行きその日は市内をぶらり、

夜はユースで鋭気をたっぷり養って

翌日午前中はユースで女の子たちに声かけて仲良く観光する!

正午に五条大橋をヒッチハイクにてスタートし、

ただで下宿まで帰という壮大な計画であった。

ってただの貧乏旅行か。

 

この企画を聞いてるうちに一人抜け二人抜け、そして三人が残った。

...and then there were three...

 

普段大口のメンバー達も随分と怖気づいたものだ。

 

さてとりあえず翌朝女の子たちと行ったのは金閣ですよ。

ってホントに行ってくれる物好きの子達がいたんですよ。

でも実際のところ不安に支配されつつあった f-o-q はうわの空で

まったく覚えていないというていたらくであった。

 

記憶にしか残ってなかったけど、今の世にはストリートビューがある。

ちょっと再現してみよーと、相変わらずの思いつき。

 

さて泥臭い 華麗ならぬレース は、テオトリアウこともなく

正午五条大橋からスタート。

 

たった10分で乗せてもらって消えたのは全ケト会長ドゥーリー。

あんたうまいよ、うますぎだよ。

 

こっちは 静岡・東京 の札もって一時間近く、市内方向を凝視。

通行人にはジロジロ見られるだけだわ、車は止まってくれんわで

泣きたくなってたとき、救いの神が・・・ホントそう見えた。

「亀山まで行くけど乗ってく?」

行きます行きます行きますとも。

さらば京都よ。

無賃乗車なのでサービスのつもりでしゃべりまくる。記憶ないけど。

 

で、降ろしてくれたのが亀山の東名阪入口。

トボトボと中に入っていって路上で札を出したが

車はものすごいスピードで通り過ぎるだけ。なんか変。

実は何も調べてなかったが高速じゃねーか。

ホント知らなかったんだよ~。

知らねぇんじゃ済まされないんだよねホントは。

で、唯一止まってくれたのは、下のような人たち、怖かったよ。

ものすごい説教されて、入口に戻りました。

随分落ち込んでたんですが、そこで救いの神2号

豊田まで行くトラックだよ。OKOK。

 

1号線上で、降ろしてもらったのは安城のニッスイ前だったような。

ここまでくると、場慣れというか開き直りというか、抵抗なく

立ってる姿も...おそらく様になってたはずですよ。

 

で、第3の人(この人は神じゃなかった)は、バンのおじさん。

気軽に乗せてくれたと思ったら大変な説教魔だった。

今の学生は甘えてる、なっとらん、とガミガミ、ガミガミ。えらいことに。

しかも降ろされたのが岡崎市役所前。

いってみりゃ矢作川渡っただけじゃん。それであの説教かい。

で、暗くなっちゃったので、近くの中華料理屋で夕食をば。

そしたらずーっと店員に監視されてるようで辟易。

食い逃げ犯かい!まぁ汚い格好してたのは事実だけど。

その視線を今でも強烈に記憶している。その店は今はもう無い。

岡崎付近では説教やら犯罪人扱いやら、堪えたですよ。

で、暗い中東名高速岡崎IC入口前で立つこと数十分。

東京行きのトラックのおじさんに拾ってもらう。

この第4の人は・・・神であった。

 

眠気覚ましにいいそうで、大歓迎みたいな感じで乗せてくれました。

でもこの神様。この時代ゆえに?というか。今だったらアウトというか

いきなり本線上路側帯にストップしたかと思ったらいきなり

ドア開けて屋根に上って助手席側上空で放水開始。

すげぇよ。

 

そこから浜松・静岡を過ぎ、さてこれからどうしようかと考えてたら

なんと途中で高速降りて下宿まで送ってくれるとのこと

なんてやさしい人だ。神でしたよ。ホント。今でも元気かなぁ。

そんなこんなで、約11時間で帰宅。

 

結果、

優勝は会長のドゥーリー約6時間、高速乗りっぱなしであっという間の

ご帰還だったという。

2位は f-o-q 11時間。

3位はタツヤ君。2日掛かりで25時間オール下道ですと。

そりゃいやだなぁ。

彼が一番堪えたのが雨降りの時に降ろされて、

ひとんちの軒先で一夜を過ごした。ということなんだけど、

そういえば降ってたかな?

その頃 f-o-q は暖かい布団で寝てたよ。御免。

賞品などは無く、名誉(なんじゃそれ!)だけが男たちの胸に刻まれた。

バカだねぇ~ってやつ。

 

二人はきっと分別のきく、いい大人になってることでしょう。

 

これ打ってていろいろ思い出したですよ。

いやぁ、備忘録って本当にいいもんですね。さよなら、さよなら、さよなら

f-o-q


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

f-o-q [2012年12月9日 1:44]
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 ドゥーリーは高校教師
 タツヤ君はY社エンジン設計プロジェクトチーフ
 f-o-q は・・・ (;´д`)トホホ… なにやってんだか。

花より ・・・ in 鶴舞

2012-04-14 02:30:00 | とほほ体験

ナ・ゴ・ヤはええよ!やっとかめ~。名古屋とくれば鶴舞公園。

 

鶴舞公園とくれば オリンピック と決まっとる! (← んなわけないでしょうが)

 

しかも絶好の行楽日和。とくりゃ花見ですよ。

でも

人大杉。 そこらかしこで無法地帯の様相

 

なにやら楽(怪)しげなパフォーマーも多いし。

 

こりゃプレイヤーの方が面白そうだなぁ。

 

池の鶴の噴水に何やら・・・?

小鳥君も今日はいい飲みっぷりですねぇ。

でも鳥に疎くて名前わからないし、おまけに写りも悪くて?だよ申し訳ない小鳥君。

良いカメラが欲しくなるばかり。

 

今日は思いつくまま、屋台のジャンクフードを

がっつり食べに来たんだと割り切ってよしとしたです。

で、子供ともぐもぐ。

 

にしてもこれだけいるんだから花見てる人だっていたよね?きっと。多分。

 

f-o-q


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

dj-chako [2012年4月19日 20:09]
うわ~い、公会堂でるですでんね。

なんかコンサートでもあるのかと思ったら花見の季節でしたね。もう30年近く花見をしていないのでやり方を忘れました。
うちはまだ硬いつぼみですのでジンギスカン花見もできますぜ!
f-o-q [2012年4月21日 0:37]
花見まだまだですよねぇ。ドンチャンできたら単純にうれしい f-o-q です。では歌はボヘミアンラプで。

広島のただのうみ

2012-04-12 02:30:00 | ドライブレコーダー

広島ドライブの最終日は、竹原経由で忠海(ただのうみ)へ、

 

エデンの海パーキングから忠海高校を望む。

前身となる忠海高等女学校は、

エデンの海を執筆した若杉慧氏が若かりし頃、教師として在職していた

学校であり、まさに小説の舞台であったようです。

氏は若かりし頃を振り返り、

「青春の海、エデンの海、私にとっては失楽の海・・・」

とも語っているのです。

かなり訳ありな感じですが、実際そうだったんでしょうね。

f-o-q にとっても少しばかり甘酸っぱい思い出があるんですが思い出すと冷や汗が。

 

この忠海高校の出身者には、池田勇人元首相の他、

画家平山郁夫氏、脚本家の高橋玄洋氏(代表作『三男三女婿一匹』

『さよなら三角またきて四角』など)で、このお二人は同級生。

など著名人多いですねぇ。

わが家族はといえば、車の中で全員お寝む状態。

この海を見てもらえないとは・・・。おい起きろ!だめか。

 

さて、そんなこんなで夕刻に近づく頃には、なぜか広島空港に。

デッキにて、離発着をしばし観覧。最後は飛行機かよ

 

 

で、空港で食事と最後のショッピングですな。

夕日が沈む時間まで目一杯、楽しんだ広島でした。

 

さてこの後、家族爆睡の中、ほとんど6時間一人旅ってな感じで帰宅。

 

充実のドライブでした。 

今回思い知ったことは我が淑女どのだったら確実に途中でギブアップしてるということっす。

奥様のお車(T社 ○ンテリジェントなんとかセダン)でこそという感じでした。

家族はほとんどお寝むだったし、

見知らぬ土地でETC・NAVI付いてなかったらどうにもならんかったですね。実際。

というわけで、そろそろ淑女どのにもNAVIつけるかなぁ。

でも電源が厳しいか・・・ハプニング狙いの旅ならNAVIなくてもいいかもしれないけど

 

f-o-q


広島じゃけぇ③

2012-04-06 02:30:00 | ドライブレコーダー

体験教室を探して、やってきましたバンブージョイハイランド

きっと広島県の方でも、知ってるのはごくわずか的な

はっきりいって穴場でしょう。

 

入館しようとした途端に受付のおじさんが、近づいてきて

頭ポリポリ、申しわけなさそうに「ここ見るものないよ」

っていわれてどうすればいいんでしょうか?

 

それでも気を取り直してレッツらゴー

 

さてあれをこーして、ここをあーして

クネクネとやってるうちに

 

あれま、それっぽい綺麗な感じに

 

紙を選んで配置して、くっつけると

 

ハイ、なかなかのいい仕上がり具合。

これに軸を通して棒につければかざぐるまの出来上がりです。

因みに軸も棒もぜんぶ竹

小僧君も気に入ったのか家に帰ってきた今でもブンブンまわしてます。

 

かざぐるまだって立派な車。車好きには堪えられません。

・・・たぶん。

 

その他、ここには竹々竹々もう竹だらけ

 

すげぇよ竹編み。

この「竹の館」の中では地元の方たちが黙々と竹にむかって

なにかしらの作業をされていました。

 

が、f-o-q にはそこまでの根気はございません。無理です。

 

畏るべしバンブージョイハイランド

 

えー余談ですが筍は置いてませんでしたのであしからず。

 

この施設よりさらに奥の小吹地区の「竹の里」に行くと

小吹たけのこ狩りが今まさにシーズンインですよ。

5月連休のたけはら竹まつりでは1000円袋詰め放題?

 

「西の小京都」は竹原市からのリポートでした。

 

f-o-q


広島じゃけぇ②

2012-04-05 02:30:00 | ドライブレコーダー

続いては鯉城のお堀横の噴水を挟んで天守を望んでます。

 

ごみひとつない恐ろしいところですね。

「足跡でもつけようものなら拭いてこい!

ってなプレッシャーを感じるです。

 

でお次は、3950系 GreenLiner です。

市電の走る風景って絵になるなぁ。

 

記念公園慰霊碑からドーム方向を

最近我が家の小僧君が、図書館に行っては、はだしのゲンを

借りてきてたんで、40年ほど前のジャンプ連載以来久しぶりに

読み返したのが、今回の広島ドライブのきっかけのひとつに

なったような気がしてるんですよ。

 

資料館の混雑の中をかきわけゼーゼー歩いていたら突如目まいに襲われて、

大量鼻血ブーでえらいことになってしまったんですよ。で、外でクールダウン。

 

小僧君と二人でベンチでボーっとして見てると、

海外からの来訪者の多いこと多いこと、

「いったいどんな気持ちで見てんだろうな?」

って聞いたりしたんですよ。(時には、まじめな親子風の会話)

で、答えは ・・・ 「知らん」 

そりゃそうだ、みんなそれぞれ違うよな。

 

f-o-q