益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

平成20年用国土緑化運動・育樹運動標語の募集について

2007年08月09日 | エトセトラ(丸秘情報ガアルカモ?)
 (社)国土緑化推進機構による
 国土緑化運動・育樹運動の標語募集が行われています。
 入賞した作品(標語)は、緑化に関するポスター等に使用されます。
 

 応募にあたり、島根県緑化推進委員会が、
 事前に優秀作品を(10点以内)選出することとされています。

 島根県内にお住まいの方は、
 応募作品に氏名、職業(又は学校名、学年)を添えて、
 次の応募先まで応募して下さい。

    応募先 (社)島根県緑化推進委員会
    〒690-0886 松江市母衣町55
    TEL(0852)21-8049
    FAX(0852)21-8231

 応募締切は、10月12日(金)です。

 応募の詳細は、次の「標語募集要領」をお読み下さい。


(標語募集要領)




 また、過去の標語は次の一覧表のとおりです。

(過去の標語一覧表)





 ここで、ちょっと標語を年代を追って見てみたいと思います。
 
 昭和26年の国土緑化運動ポスター標語
 「緑の山から 平和の光」
 「緑の大地に 伸びゆく日本」
 戦争により荒廃した山に、緑を取り戻し、
 平和な日本をつくっていこうという前向きな気持ちが表れています。
 
 同じく、昭和36年
 「植林で 示せわれらの 郷土愛」
 国民の気概が、ひしひしと伝わってくるようで良いですね。

 同じく、昭和38年
 「まず緑 九千万の合いことば」
 この当時は、日本の人口が9千万人だったんでしょうか。

 同じく、昭和47年、48年、51年
 「しあわせも きれいな国土も緑から」
 「よごれゆく 国土に緑を 愛の手を」
 「とりもどそう 緑の風と青い空」
 公害が、深刻な問題となっていた時期でしょうか。


 さて、近年の標語の傾向ですが、「未来」が多用されています。
 現代を悲観し、未来に希望を寄せているのか、
 地球温暖化等の深刻な環境問題を念頭に、地球の未来を心配しているのか、

 いずれにしても、
 平成19年の標語「つなげよう 輝く未来へ 緑のバトン」のとおり、
 緑のバトンを未来へつなげていければ、良いなぁと思います。
 
 奇しくも、新しまね森林・林業活性化プラン後期施策のスローガンは、
 ~しまねの「緑豊かな森」を未来に引き継ぐため~となっています。

投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ 主任林業普及員 大場寛文


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