益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

ナラ枯れ森林の再生

2010年05月27日 | エトセトラ(丸秘情報ガアルカモ?)
カシノナガキクイムシによるナラ・カシ類の枯損(通称:ナラ枯れ)が心配されますが、益田事務所管内では平成21年度にナラ枯れ対策事業を活用して合計42haを伐採し、材は製紙用チップに利用しながら、早期の更新(天然更新)を図りました。

現場はいくつかある中で益田市内で平成21年中に伐採された現地です。

伐採後一冬を超え、丁度今頃新芽、新葉が出る頃と山へ行ってみると、前面が緑というわけではありませんが、多くの切り株からは新芽が発生し、萌芽更新していました。



これはコナラの切り株




次に隣接した伐採跡地(ナラ枯れ事業は実施していません)ですが、ここもナラ枯れ被害があった森林です。


この山は、平成21年3月に「うみと森の植樹祭」として、地元漁師さん、益田東高の生徒さん、地域住民の皆さんなどで「県民参加の森づくり」を行ったたところです。

スギ、ヒノキ、広葉樹などを植えましたが、溝口知事が植えたケヤキ(益田市の木)もしっかり根付いて順調に生育していました。









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