ウデジカ＝ハナウド＝山里の恵み

　益田には、ウデジカという山菜があります（写真１）。


　写真１　種を付けたウデジカ（＝ハナウド）


　正式には、ハナウドと言い、人気のある山菜です。
　春、新芽や若葉を茹でて、ゴマ和え等で食べます。

　芽出しが、シカの腕に似ているから、腕ジカ？と
　勝手に想像したりしていますが、
　名前の由来は、知りません。

　益田管内では、道路端等でよく見かけ珍しくないのですが、
　益田に赴任するまで、 ウデジカのことは全く知りませんでした。

　大変おいしい山菜で、初めて食べた時から、
　香りが強く、シャッキリした歯触りに
　大ファンになってしまいました。

　しかしながら、他人の敷地に生えているのを、
　勝手に採ることは出来ません。
　何とか手軽に食べられないかと考え、
「種を採って撒けばいい。」と思い至りました（写真２）。


　写真２　ウデジカの種子


　後日、プランターに播いてみようと思います。　


　県外又は県東部の方々、ウデジカは道の駅等でも売っています。
　早春、益田にお越しの場合は、是非、ウデジカをお試し下さい。


　投稿者　島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ　
　　　　　主任林業普及員　大場寛文

　～清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み～　
　　なつかしの国石見（いわみ）