益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

緑の少年団指導者講習会に出席しました。

2008年07月03日 | 森林教室
 6/27(金)、出雲市大津町にある出雲合同庁舎において、
 平成20年度島根県緑の少年団連盟総会及び
 指導者講習会が開催されました(写真1)。


 写真1 総会の様子


 後半の指導者講習会の講師は、
 ここ益田市にある益田東中学校のO先生です(写真2)。


 写真2 講演されるO先生


 御自身が、行っていらっしゃる
「益田市を拠点に野外での親と子の体験活動を行っている
“ネイチャーキッズ寺子屋”」の活動を紹介されながら、
 子どもの自然体験の必要性や、
 野外での体験活動を企画する指導者の心構え等を
 熱く語っていただきました。

「“自然豊かな島根県”にあぐらをかいてはダメ。
 今の子ども達は、自然体験、野外体験が不足している。」
 
「野外での体験活動は、ある程度危険を伴うが、
 ヘルメット等、ちゃんと必要なものを手当てすれば、
 リスクは減らせるし、そうすべき。」

「プロをうまく利用する。
 行政や地域の方は喜んで協力してくれる。」

「やらない、できない理由は考えない。
 やる方法だけ考える。」

「“子どものため”だけでは、長続きしない。
 受け入れ先も、指導者も楽しくなる工夫を!」

「Win-Winの発想で!
 受け入れ先や協力者がどうしたら喜ぶかを考える。
 自分たちの都合ばっかり主張しない。」

「活動には“物語”が必要。」等々、

 大変印象に残るお話がありました。

 
 最後に、O先生のお仲間が運営されている
 ブログ「真砂のイチロー&トウフマン」を紹介します。
 私もよく拝見させていただいておりますが、
 今回の講演で出てきたエピソード
 ネイチャーキッズ寺子屋の活動等についても
 触れられていますので、参考にして下さい。 

 
 投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ 
     主任林業普及員 大場寛文

 ~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~ 
  なつかしの国石見(いわみ)

 
 


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