出島の入り口にあった“出島絵” 出島のミニチュア(1/15)
復元中の出島の街並み 出島からも近い眼鏡橋
グラバー邸 当時の技術では限界だった薄いレンガ(コンニャクレンガ)
オルト邸とアジサイ 長崎港
“街あるき観光”と言う観光の形態が全国に浸透し それぞれの街の 新しい魅力の発見に繋がっているようだ。 旅行ガイドブックとは異なり 地元の人の視点で作られている観光ルートマップは 確かに外からの来訪者には新鮮である。 これは2006年に長崎で開催された 街あるき博覧会 がきっかけで始まった“長崎さるく”がその草分けと聞いた。 その“長崎さるく” ( “さるく”とは街をぶらぶらあるくという長崎の方言)のガイドツアーを楽しんできた。 沢山あるコースの中から選んだのは基本中の基本である オランダ坂 であった。 長崎は坂の街。その歴史を繋いできた坂を歩きながらどんな話が聞けるのかが楽しみだった。 いろいろ聞けた話の中で以外だった話があった。 それは 出島 についてである。 出島 と言えば扇形をした人工島が描かれた絵を誰しもが思い起こすと思いますが なんとその 出島 が二つあったと言うのだ。 オランダと交易をした出島。 そしてもう一つは 今は中華街となっているエリアで当時中国と交易をしていた 出島 だったという。 現在は埋め立てによって二つの 出島 とも陸地に取り込まれているが 歴史は地形を変えてしまうところも面白い。 ガイドの方と別れた後向かったのはもちろん 出島 だった。