おもしろい は 気儘に

おもしろい を見つけた!!

信夫山で公開された 絵馬

2015-05-27 18:05:13 | 日記

                        

                 黒沼神社で開催された 絵馬展                    拝殿内天井には格天井絵も

        

  奉納された絵馬・1817年      奉納された絵馬・1783年      奉納された絵馬・1837年

   信夫山の楽しみ方の一つに 山自体が街の中にあるので歴史を語る物が残っていてそれを訪ねて歩けるということがある。                                                 5月の中旬黒沼神社で奉納された 絵馬 を公開していた。 信夫山を歩く際 メインとなる道沿いに黒沼神社はあるので もう何回もその前を通っていたが、中に入るのは初めてだった。 入ってすぐ目に止まったのは格天井に嵌め込まれた絵だ。また壁上部にも城下町の町民から奉納されたと言う 額の絵 もあった。 描かれた年代はわからなかったが当時地元の狩野派絵師によって描かれたと言う説明があった。 地域文化の水準の一端がわかるのがおもしろかった。                                                                 展示されていた 絵馬 は全部で7枚。 いずれも およそ170年に渡って福島藩を治めた板倉氏の歴代の藩主によって奉納された。 この展示以外にもあと20枚あるそうだ。是非見てみたいものだ。 今回の展示は2日間と短くこの先の予定はないそうである。  この地域の歴史を語る物でもあるので 地元の人には勿論であるが 市外や県外の多くの人にも見てもらえるようになれば街の活性化にも繋がっていくのではと思うのだが。                                                                 信夫山は他にも歴史や伝説がいろいろ詰まっているが、独立峰なのでいくつもある見晴らし台から見る展望が素晴らしい。 また登山に行く前のウォーミングアップであるとかランニングをしている人もいて様々な楽しみ方ができる里山である。


路面電車が蘇った

2015-05-21 19:06:53 | 日記

                                             

                                復活した路面電車の車両

           

             運転席から見る車内                  地元ではチンチン電車と呼ばれていた

               

          フロントには排障器と救助網が取り付く          座席は片側のみで奥行きが狭め

  福島市内で1971年まで走っていた路面電車の車輛一両が先月当時の姿で蘇った。 場所は阿武隈急行に乗り福島から20分程の保原にある保原中央交流館である。                                                            路面電車は市電(東京では都電)と呼ばれて日本全国でその市内の交通を担っていたが、今でもわずかに残されていて旅をする際の楽しみの一つにもなっている。 ここ福島市でも走っていたが他とは少し様子が異なっていたようだ。                                                                                              開業は1908年と古い。 当時は軽便鉄道と言われ小型のSLが走っていた。そして隣接する市も含めたこの地域の拠点間を結び客車だけでなく貨物車も引いていたそうである。 最盛期には総延長57キロにも及んでいたらしい。                                                        この路線が電化されたのは1926年(昭和元年)だそうでこの時から線路の幅がJR(例えば東北本線)と同じ寸法に広げられたそうだ。 しかし蘇った車両を見るとその本体はスリムに見える。 実際に東京で走っていた都電と比べてみると奥行きが50センチ狭くなっていた。 その為か座席が片側にしかついていない。 このような車両は日本全体で見ても希少な車両なのではないだろうか。                                                               車両の復活は地元保原のロータリークラブが 当時養蚕の中心的な地域だったと言う歴史のシンボルとして蘇らせたと言うことであった。 地域の人にとっては歴史を再認識するきっかけになるでしょうが 私のような外からの人間には地域の歴史を知るよいきっかけにもなったのがよかった。                                            ところで 電車が好きな方にもこの車両は是非見てほしいです。  おもしろいですよ!!

 

 

 


信夫山でランニングレース

2015-05-17 19:32:26 | 日記

    

  県内外から500名のランナーが参加             信夫山の護国神社鳥居からスタート!!

          

     10キロコースは信夫山全体を駆巡る             信夫山パークランニングレースの小冊子

 朝から快晴。気温は21度で風もあるので気持ちがよい。 今福島市の信夫山にある護国神社鳥居の前にいる。今年で3年目になる “信夫山パークランニングレース” がこれからスタートを切る。 信夫山は街の真ん中にポツンとある小さな丘のような山だが、中に入ってみると結構なアップダウンが多くあるので驚く。 レースのタイトルが “パークランニング” になっているのは街の中を走る “シティランニング” と山の中を走る “トレイルランニング” の2つの要素がこのコースにはあると言う事で新しいコンセプトのレースとして “パークランニング” としたとレースの小冊子に書いてあった。                                        スタート時間の10時が近づいてきたら選手の周囲からカウントダウンが始まってきた。今回は500名程の参加者がありレース自体は7つのコースに分かれ其々時間差でスタートを切って行った。 ちなみに昨年の10キロコースでのトップは43分を切るタイムだったそうだ。                                                               信夫山にはこの護国神社の隣にある黒沼神社に皇室伝説がある。聖徳太子よりも前の時代になるそうだ。 信夫山を一周する周回道路は7キロ程あるので皇居一周よりは少し長いが この地に皇太子を追いかけて来られた皇后が祀られている神社のある信夫山でも皇居ランナーのような “信夫山ランナー” が増えてくると楽しい。