おもしろい は 気儘に

おもしろい を見つけた!!

今だけ公開 薮なかアート

2016-02-27 13:46:21 | 日記

 

    2月だからこそ見ることが出来るものがある。  それは雪深い森の中にあった。

         

          雪面を走り回る “犬”                        羽を休める “トキ”

         

                ストレッチをする “人”                       不思議な “ループ” 

         

         雪原の “マシュマロ”                        “うさぎ” は足跡を残す

         

         見上げなくてもよくなった “樹木”                 藪なかの丘から “今だけの景色”

   パウダースノーに憧れるのはスキーヤーやスノーボーダーだけではない。 スノーシュー(西洋かんじき)を履いて森の中に分け入る時もこの雪質はたまらなく魅力的である。                                                                  スノーシューが雪面に沈み込んだ瞬間に伝わってくる “ふわっ ふわっ” とした感覚は まるでマシュマロの上を歩いているかのような錯覚を覚える。(これがおもしろくて病みつきになってしまう。) そしてこの軽い雪質はラッセルの際には脚への負担も軽くしてくれるので助かる。                                                                                      夏には藪が広がってとても入り込む事が出来ないエリアでも 自由に歩きまわることが出来る。 藪のなかの小高い丘に登り今しか見ることが出来ない景色と遭遇出来るのも大きな感動である。 そもそも足もとの積雪分だけ視線が高くなっているので 普段より高い位置から葉を落として見通しが良くなっている森を見ていることになるのだが、そこには根っこがなくなり 突然幹から生えているように見える木々の不思議な光景が広がっていた。 それだけではない。 雪と藪のコラボレーションで 藪のなかにアート作品を造り出していた。 これを探しながら歩くのも楽しみの一つだ。                                                                            裏磐梯の森は冬にはまた特別な魅力があった。


風光明媚は日溜りから 

2016-02-13 16:58:24 | 日記

              

                  溶岩流と海とが出会った所                    この崖は4千年前に出来た

              

           柱状節理を見せてくれる                     城ヶ崎海岸  

               

  

       

        リアス式海岸に沿って付く自然研究路       松の落葉のクッション        崖に掛る吊り橋

   4千年前のある日 轟音と地響きを伴って突然その山は噴火をした。 噴煙は多くの噴石を空高く舞いあげ 稲光も絶える事がなかった ・・・   と言うような状況だったのだろうか。 その山とは 今は草原の山となり伊豆高原のランドマーク的な存在となっている大室山である。                                                             この噴火では大量のマグマを排出し 特に南東方向に流れ下った溶岩流は当時の海岸線を2キロ近くも前進させるほど相模湾に流れ込んだそうだ。 その先端に当たるのが城ヶ崎海岸である。 この海岸は溶岩と海とが作り上げたリアス式海岸となって美しい造形美を見せてくれていた。                                                     海岸には “自然研究路” と名前が付いた道がつけられていて 柱状節理となって海に突き出して様々な形となった海岸美を見ながら歩く事が出来る。 噴火が起きる以前だったら 今歩いている所は 間違いなく海の上になるんだ と言うイメージを持ちながらアップダウンが続く道を歩いていると 火山が持つエネルギーの凄さが伝わって来た。                                                                                                        今の季節 伊豆半島では西風が吹くので東海岸になるこの周辺は 余り風もなく日差しがあるとポカポカ陽気だ。 まさに日溜りである。 そして 道の上には松の針葉が沢山落葉し道を覆い隠していたので クッションの上を歩いているような感覚が足の裏から伝わって来るのもおもしろかった。                                                                                          自然が作り出した造形を堪能する事が出来た城ヶ崎海岸であった。


さあ 始まった

2016-02-06 11:30:16 | 日記

     梅の花が咲いているのを見ると春が近づいて来たなと思うのと同時に 今年一年が始まったと言う感覚を持ってしまう。

               

           梅の花が春を呼ぶ                          花と春を語らう   

                

           小川の上はまだまだ寒い                      満開の白梅・紅梅

                 

           梅の背後に春の色                         あたみ桜も満開

   今はまだ暖かさを感じることが出来ないので 梅のような小粒な花はこの時期らしくていい。                                                     全国で一番早く梅の花が咲くのは熱海だそうだ。 ここの梅園で咲く梅の花が開花したのは なんと昨年の11月下旬だそうである。  なんとも気の早いこと。                                         この冬は暖冬傾向と言うことだったので1月が丁度終わる日に尋ねることにした。  かなりの本数の梅の木が満開の花をつけていた。 後で聞いたら梅園全体の8割程が見ごろになっていると言う話であった。 例年であれば2月中旬に見ごろを迎えるそうだが2週間程早くなっているようだ。  ここでは3月6日まで梅まつりが開かれているので 花達の頑張りを期待したい。                                                                      梅の後には桜が咲いていよいよ春本番となるが 熱海には “あたみ桜” と言う早咲きの品種があった。  これはインドが原産の寒桜だそうで花が大きく濃いピンク色していて市内のいたるところで見ることができる。  この桜も暖冬の影響で既に満開を迎えていた。 まだ十分寒さを感じるこの時期にである。                                               花達が持っている季節を感じるセンサーの仕組みはどうなっているのだろう。 さぞかし複雑なのだろうかそれとも意外とシンプルなのかも知れない。                                                    今年は早々と桜まで見てしまったので1年が少し長く感じられる年になりそうである。