おもしろい は 気儘に

おもしろい を見つけた!!

3月の 梨

2015-12-26 16:27:23 | 日記

   

   『3月に美味しく食べられる“梨”がありますよ』 と 言われてもすぐには信じられなかった。  そもそも“梨”は秋のフルーツである。

                

                                    新しい品種の “王秋”(和梨)

           

       配布されたチラシには“桜の時期まで食べられる” と              収穫が11月だと貯蔵がきく     

                     

            福島駅前通りに残された一本の梨の木       萱場梨の原木と言われ今も実をつける

   こちらに移ってきた際に購入した地図本には福島市の名産として “もも・なし” と書いてあった。郊外には フルーツ街道とネーミングされた果樹園が続く道路もあり 自他共に認めるフルーツ王国である。                                                地元で観光に携わっている人から聞いたからと言っても中々「そうですか」と頷くことが出来なかったので                                                        それならば・・ 「試食会があるので来ませんか」と心が読まれていたかのような誘いがあった。                                                               12月下旬、会場には50名程が集まっていた。配られた資料によると JAは勿論、観光関係やマスコミ等各方面から出席されているようで 力の入れようが伝わって来た。                              目の前に置いてある“梨”は大玉だった。早速皮を剥くと果汁が滴り落ちて来た。少し大きめにカットし口の中に入れてみた。 印象はと言うと甘みと酸味のバランスがほどよい感じがして更に果汁がたっぷりと言うところが気に入った。 そしてなによりも一番気になっていた事に対しては「貯蔵性が良い品種なので日持ちがして3月でも今日と変わらなく楽しめます」と言う説明であった。                                                                           洋梨も含めればほぼ半年の間 “梨” を楽しむ事が出来ると言う事になる。   福島市には“萱場梨”というブランドがあるがそこに新たな品種が仲間入りすることになるので果樹農家の方々も活気づいているのではと この会場内で感じる取る事が出来た。


ねこたちが出世した

2015-12-14 17:26:46 | 日記

        

             出世稲荷神社                         祠の中にいた ねこたち

               

           この石段を上がると 出世稲荷                   信夫山にある ねこ稲荷

        

          沢山の ねこたち の写真が                                    ねこ稲荷の祠

   福島駅の東口に降り 東に向って阿武隈川方面に歩くと “出世稲荷” と言う神社がある。  福島城があった時代 北東の鬼門を守る為に建てられたそうだが 方角を逆に辿って行くと城の位置が阿武隈川の中になってしまう と言うのは地元の歴史研究家であった。 なんとも興味を誘う話であるが そもそも川の流れは当時洪水があるたびに変わっていたので 城があった時代 (と言っても城は何度か建て替えられていて位置も変わっているので “出世稲荷”が建てられた時代) の流れは現在とは違っていたと言う事になる。 そしてその時代の後に起きた洪水で土地が削られてしまい今の形になった とその人は話していた。  自然の脅威が歴史に顔を出す瞬間である。                                                                      また この神社は “ねこ稲荷” とも言われている。 江戸から明治にかけてこの地域は養蚕が盛んだった為 カイコの天敵であるネズミを取ってくれるネコは大切にされていた。そしてこの神社に祭られたそうだ。                                                                                      そう言えば近くの信夫山にも“ねこ稲荷”があった。 最近リニューアルされたが謂われによると やんちゃだったキツネが尻尾を失った事で改心をし ネズミを取り人々の役に立ったと言う むかしばなし から来ているのだそうだが 行ってみると飼い主が持ちこんだ じまんのねこたち の写真が沢山祀られていた。                                                     昔はネズミを退治し今は飼い主をいやしてくれる。   時代は移れど人間にとってねこの存在感は変わっていない。

   


河童!?だったのかも・・・

2015-12-02 21:58:57 | 日記

    

                  伏流水が流れる “ 蓼(たで)川”                     屈指の透明度を誇る                            

    

          木々の間に何かの気配が・・・                   絵のような川の流れ

    

          兎に角広い“わさび田”                         まだまだ 黄葉も・・・  

    “この川の水は全て伏流水なんですよ・・” と聞いて驚いてしまった。 背後には北アルプスの山々が聳えているがここまでの距離を考えると山に降った雨は川となって流れて来ているものだと思っていた。 それが全て湧水だったとは!!                                                                                       確かに川の水をじっくり見ていると透明度がかなり高いのがわかる。 もし水の中に潜れるのであればその存在に気がつかないくらい透明であるに違いない。 ここ安曇野は川が多いと言う認識はあったが豊富な伏流水にも恵まれていたのだ。                                                                                              この湧水が流れる “蓼(たで)川” には水車小屋がある。 清流と水車の取り合わせは周りの風景とも相俟って中々風情があっていいものだ。 聞こえてくるのは清流の音だけと言う静けさの中で 暫くの間時が経つのを忘れて眺めていたが、目の前の木々の間で何かが動いたように思えたのは気のせいだったのだろうか・・・                                                         近くに“わさび田”があった。 “大王わさび農場”と言いスケールでは日本最大級の “わさび田” だそうだ。 わさびと言うと静岡 と反射的に出て来てしまうがここもすごい規模の農場であった。                                                           さあ、この後“わさび”を買って帰ることにしよう。 夕食が楽しみだ。