福島駅東口の街なかには彫刻が11体設置してある。 これは福島市が市制80年の記念行事のなかで “うるおいのある まちづくり” として22体の彫刻を設置したなかの一部である。 11体の彫刻は街なかのストリートに分散して置かれているので歩き回らないと全部を見る事は出来ない。
彫刻それぞれにはプレートがあり制作者名とそのコンセプトの解説が書かれています 彫刻のマップ ↑
ストリートに置かれた彫刻は見る方向によって目に入ってくる街の景色も変わってくるので 作品の印象も微妙に変わってくるのがストリート彫刻のおもしろいところであると思う。 当時、設置にあたってのコンセプトであった “うるおいのある まちずくり” は 彫刻と背景にある街の景色との見え方にあったのではないだろうか。(勿論 急ぎ足で歩いている場合には無理ですが) 東京にいた頃 企業が入居するテナントビルを建築していたある不動産会社が同じように建物のエントランスに彫刻を設置していた。 建物の数だけさまざまな彫刻があったのだが そのコンセプトは建物を訪ねて来た人に対して同じような配慮 “うるおい” だったのではと今にして思うとそのようにも感じる。 さあ、彫刻のマップを貰って “彫刻オリエンテーリング” を楽しみましょう。
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