腐った世の中は身を生じない



W44KII【TITLE】男は黙って角刈りVer.@第伍稿

石を投げればデリケートZONEに当たる、破れ被れ、織物被れ塗れの女ダラケ、手を伸ばせばスカートの裾に触れる密度の秘密の楽園花園学園@商業高校とかの、ハーレム幻想だとか、脆くも瓦解みたいだね?Welcome To G.L.O.W.M.A.N. CITY.闘争心剥き出し、決闘値かなり高め、ガナリ捲り、怒鳴り散らし、捲し立てる婦女子ズ言葉の暴動。我々の魂を蹂躙する言語による暴行は、最早、暴動である。傍若無人、否、暴虐無人に迷惑防止条例デストロイヤー。法の裁きを潜り抜け、グレイZ.O.N.E.の大海を華麗に泳ぎきるC.R.A.Z.Y.な無法愚者@バス車内で、感情の起伏が烈しい、向かうところ敵アリの喧しく姦しく囂しいギャルズが束の間の天下盗り、国破レズ、山河草木NOTHIN' 急募!ライク・処刑ライダー!I AM ... 腐った世の中に、囚われの身。腐った社会の、汚染調査員、兼、囮捜査員でありながらオレは、本当のところを言われるのが怖くて、社会から逃げまくるATTITUDEの持ち主。(→ 社会参加伏線)カモ狩り、世直し、維新者を気取ることしか出来ず、オレにはうかがい知れない憎悪が渦巻き、悪意がトグロを巻く世界を、心の闇でうかがい、現在の状況を、諦観しながら、只管、傍観していたオレは、その時、確かに悪党だった!【疑惑 / 江戸川乱歩】COOL過ぎるだろ?AZAYAKA過ぎるだろ?(Z.O.N.A.M.O.S.H.I!)@心内では、不如意の怒りセンサーが、暴、発。「…あ、あ、あの、すいません、“お引き取り、願えますか?”(ついでに、息もな?)」
いつもの陸上の世界ではカマトタイズされた姿しか見ておらず、何の感動も起きなかったのだけれども、ギャルどもが、呼吸し、発情し、お互いを愛撫し、或いは闘争し、不可解な言語を以って語らいをしてさえいるのを目の当たりにして、その余りの異様さに、オレの魂は消え失せてしまいそうだった。【パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩】うわべだけの会話ばかりが、絡み合い、縺れ合い、ジャレ合いながら、それらが、互いに歪(いが)み合ってい、到底、想像出来るような代物ではなかった。【パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩】****のように、腐り、爛れて、穴の開いた気味の悪い顔で、ヌメらかな皮膚を戦かせ、不恰好な手足で踠く、大蜘蛛のような女たちが、嵐の最中、森に於ける褐色の梢が縺れ合うようにバスの揺れに、そして、ガソリンの揺れに従い、戦いでいた。【パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩】そしてまた、強い絆によって結ばれ、渾然一体となった、ワールドクラスの強烈なマン臭を車内で無差別テロ、撒き散らし、マン臭事変@地獄変。ギャル服一枚剥がせば下は地獄。下半身が、果たして一体、どのような恐慌状態になっているのか?肉体に、どんな恐ろしい悪魔が宿っいるのか?また、その、正体は、果たして、何なのか?危険物取り扱い@非許諾の我々は、想像するだけでも、満場一致で戦慄するのである。
童貞諸君は、生きた女と言えば、精々、ガラス越しにしか見たことがないだろう。この比喩表現を余りに大袈裟だと思うだろう。しかし、これが、真実の姿なのである。あの、煮ても焼いても、毒にも薬にもならないような、おとなしげな女どもが、我々の地元では、そして、バスの車内では、このような異形(いぎょう)の進化を遂げているのである。奴らが、どのような形相をこの場所で示すのか?如何に不気味で異様な****運動をするのか?実際、我々の元に来てみなければ、決して確認出来ないだろう。もしも、恐怖に彩られた刹那、悪夢的な美しさが、その深みを増すとすれば、これほど、世にも美しい景色はない。【パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩】****をするように、オレは、@架空の情報網で、非暴力武装をしていたのだけれども、それをいいことに、車内に響き渡る喧騒は止む気配を一向に見せなかった。ここで、ハート熱い乗客一人一人が小声でも独り言で一斉に、「うるせぇな…!」と、呟けば、我々が、不本意(?)ながらも一丸となって、反社会的勢力クラッシャー、大きな反対勢力となって、この状況を打破出来るのではないか?と夢想していたら、その、現況突破願望を単独で具現化したのは、一人の老いたる聾唖者だった!
通路を挟んで、聾唖者同士の老夫婦二人、ハイテンションな聾老夫婦(HIGH & LOW)、座っていたのだけれども、オレは、最後部の席で@観覧席。爺ィの方が、iPadを持っていて、それを駆使して婆ァと通路を挟んで何かやりとり@電子筆談をしてい、聴こえないであろうとそれをいいことに、その間で吠え捲るアニマライズされたギャルズは愚劣な話に華を萎れさせ、人を喰ったような態度で、爺ィに顔を近づけ、「俺の鼓膜、お前らに分けてやろうか?wwwww」と、放言、若しくは、暴言を吐いたりするなどの粗相をしでかし、悪態を吐き、態度で示し、しかし、老夫婦らはそんな虚仮脅しをされても一切応じず、動じず、両の眼(MANAKO)を硬く(?)頑なに瞑り、修行僧のような無我の境地さを以って鬼のシカトをキメ込んでいた。人生に於ける僅かな時間を割いて、必死にニヤつくギャルズはやりたい放題。挙げ句の果てには、「…世界が終わるまで、待っててベイベェェェェェェーーーーー!!!!!」とまで叫び出す始末。言語情報に過剰反応するオレを、不安にさせるような発言は、なるべく控えてもらえないか?オレは、体の震えが止まらなかった…。
iPadに、何か書いては婆ァに見せ、何か書いては婆ァに見せ、婆ァはクスクス笑ったり、頷いたり、首を横に振ったりして反意を示したりしていたのだけれども、何か、こんな感じで、さながら、プチプチ大喜利大会の如く様相を呈していたイベントが、喧騒の最中、車内で絶賛開催されていて、iPadを見て一緒んなって、笑い出したのは、婆ァの後ろに座ってた、その夫婦とは何の関係もない(らしき)別の婆ァだったから、え、何?このドラマチックな展開!オレはiPadが見えなくて心底口惜しく、悔しかったのと同時に、ひどく疎外感を感じたのだけれども、そうしたら、爺ィの方が婆ァにアイコンタクトを取ったかともうと、大喜利大会それが急遽、中止され、立ち上がり、ギャルの前に、小柄でギャルの肩くらいまでしかない爺ィがiPadを持ったまま仁王立ちはだかり、ギャルが、「…あんだよ…?」と、言い終わるか?言い終わらないか?の刹那にiPadで、バチコーーーーーーーン!!!!!!!とやり、筆頭威嚇主のギャルのドタマカチ割り、@初めての共同作業。火花が舞い散り、(南無)へヴィメタリックな物凄い金属音と、プレパラートを割った時の100億倍はあろう音をバリバリと立てながら、我々を翻弄し、愚弄した社会問題は、今、ここに解決したのである。
NOW!ロマンティックに、阻害要因に対して、社会的制裁の鉄槌をブチカマし、勇者タイムに突入した爺ィは、天を仰ぎ、超 咆哮。「これが答えじゃァァァァァーーーーーー!!!!!!」かろうじて聴き取れる不鮮明さを擁し、言葉にならない言葉で、全人類の耳にすら届く勢いで、それは我々の鼓膜は元より窓ガラスまでを振るわせた。音声(おんじょう)としては、「おぅぇがぁおぁえじゃあぁあぁあぁあ!!!!!!」だったのだけれども、オレには、確かに、そう、聴こえた。「くきぃいぃいいいぃいぃ!!!!!!」と、奇声を発しながら、崩れ落ちるギャル。熱視線による厚遇に至る唖然キョトン、そして、Z.A.W.A.M.E.K.I.至るところで発生するメガテン。直後、巻き起こる、喝采拍手の嵐。Yeeeees!!!!!I See,I Saw,You are てんで善良な、STUPID 正直者 GUUUUUY!!!!!正に腐った世の中の刺客キラ→!SOUL ASSASIN@A.K.A.NATURAL BORN KILERRRRRR!!!!!!!!iPadの破片らしき機械片が周辺地域に飛び散り、ギャルの頭部からあふれ出た血ダマリと混ざり合い、有機物と無機物のコラボレーションによる@HOMEなコンテンポラリーアート作品が床面に拡がり、カオス!カオス!カオス!wwwwwあたりはアヴァンギャルドな雰囲気ダラケになり、ダラケきっていた我々の精神に喝ッ!Steeve(Hand)Jobsの、夢のドリームマシーンは、極東の地で砕け散った。原型を多少留めているiPadからは煙が上がり、それは、新世界の始まりを我々に告げる、狼煙のようであった。武装解除され、痴愚者たちが乱痴気騒ぎの後、過激なトライヴは傷痕だけを残し、あたりには、ネイティブジャパニーズのレゾンデートルが漂っていた。愛と憎しみと哀しみの拡再生産により成就された、流血を伴うIT革命。シルバーウルフ世代に於けるデジタルネガティヴの申し子が、情報化社会のデジタル****によって勝ち取った勝利の証、この、美しくも儚い、異様な光景によって、オレの心は浮世を逃れ、そして、あたかも、オレが、創造主から、「…まだまだ、私がお前に見せたいものはこれから先にあるのだ。私がありとあらゆる忠告に耳を貸そうともせずに、全**を擲ち、全精力を注ぎ込み、一生を棒に振ってまで始めた末の、これが偉大なる功績なのだ。私が拵えた芸術的作品が、どのように立派なものか?まだ完全に出来上がってはいないが、誰よりも先に、まず、お前に見せたかったのだ。そして、お前の批評が聴きたいのだ。多分、お前には、その価値が判ってもらえると思う。一寸、ここを覗いて御覧…、」とでも、言われているようだった。
いつしか、果て知れぬ、夢幻の境を彷徨い始めていたオレは、日常のことは、みな遠いことのようで、生活などはかすみのように、意識の外にぼやけてしまい、これが、真実の光景であろうとなかろうと、只、眼の前にあるひとつのあるがままの現実として捉えようと、身も心も完全に麻痺してしまい、オレの心を占領していた。【パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩】そして、この車輌だけが、たった一つの世界のように思われ、また、全世界のありとあらゆるものが跡形もなく消え失せてしまいそうだったが、【押し絵と旅する男 / 江戸川乱歩】何事もなかったかのように、ゆっくりとバスは進み、ゆったりと時は流れた。
帰り道が楽しみで仕方ない。
そして、荷物を纏めて席を立とうとするオレはノーパンだった...

【LOVELIKEDEATH@草稿】

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