電信柱と看板の、到底人間が通り抜けられないであろう隙間から、中学時代の友人が川に転落したのを水中から奪還し、実際よりも仲良くなった時点で既に夢中であることをオレは気づいていた。そして、山本伝斎やチェンマーギンについて話が盛り上がる。(…ってぇか、そいつら誰だよ?)昨日も来た記憶がある、@大学のある通り。駅前から可成の距離をみんなでぞろぞろ歩いて来たつもりなのに、こんなところとは。そら、駅からのバス代高い訳だわ、また、田舎であることを痛感する。「30 ROCK知らない?」と、川に落ちたとこを助けたのとはまた別の(中学時代の)同級生(← “別の”は“同級生”を修飾している)に話し掛けるもしかとシカトされた。と、云う、ここまでは自らが在籍した大学についての回想的な色合いが強いのだけれども、以下はその次元を超える。暗闇の中に佇むゴシック建築を彷彿とさせる荘厳な雰囲気の建造物、自動ドアをくぐり抜けるとそこは市民ホールのようであり、しかし、クリーム色を基調とし、壮麗な、日本には到底存在し得ないようなゴージャス感あふれた内装(← 大学にしてはの枕詞附随)であり、ホールを過ぎると階段教室。ジンガイさんバッカで、トイレを探したが見つからなく、教室に戻ると仲間たちがいて、オレの(座るべき)席は既に用意されていた。キャンディガールのシンガーがジャパニーズの文化をプロジェクターでプレゼンしている。エグザイルとかのプロモが流されているのだけれども、オレの傍らにはそのモノホンメンバーいるし、異国の地にいることにより郷愁すら漂い、本国では忌み嫌っていたのだけれども、同胞の志を踏み躙ることは出来ないと半ば哀れみにも似た感情の混入した親しみをエグい猿に抱く。また、この時点で、飛行機に乗った記憶はないのだけれども、ニューヨークの大学に自分が入学したことを認識する。英語も喋れないのによく合格出来たな?と思う一方、よくよく考え直してみると、そー言えば統一模試で英語の成績が良かったなと云うことを思い出す。そして、オレの両隣、オレを含めた三人組は、偶然にも高三でおんなじクラスだった三人組で、そのことを二人に告げたら、「いいこと教えてくれた!」と大よろこぶのだけれどもしかし、これが四月時点ならば時系列的にはつい先月まで一緒だった筈だが…。(浪人組?)ニューヨークなんて夜は物騒だろうし、今夜、ちゃんと寝れっか?も心配で、また、新学期に於ける期待と不安の入り混じった複雑な感情を抱きながら夢中入学式、するも、パスポートを取得していないことに気づき、犯罪者の仲間入りだと焦りだしたところで覚醒。ま、ユングだったらこの夢如何分析するか知らんが、、、ディスストーリー・ベースドオン・マイ・“スウィート”・ドリーム。
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