包装紙を丸めただけの脆い、筒状の階段の手すりを強く握り締めながら階段を昇り、中学時代の同級生の家へと上がるのだけれども、壁と屋根だけの建物に平面積がそれよりもひとまわり小さい、蓋のない菓子箱のような形状の部屋をセカンドフロアあたりに収めている部屋は、@床面、対角線上ではなく、(床面に)内接する円に於ける中心点と、壁に接する辺の中心部の二点を結んだ、地平面と平行に渡された細い円柱状の棒の上に部屋をのっけたような造りとなっていて(と云う認識があって)、不安定なカクカク部屋。業者にリフォームしてもらえよ?と、オレは家主である中学の同級生に進言する。ま、ユングだったら如何分析するか知らんが、ディス・ストーリー・ベースド・オン・マイ“スウィート”ドリーム。
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