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星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

帰路へ

2010年06月12日 15時02分36秒 | 思うこと
今は、現地時間、土曜日朝の11時
金曜日ですべての仕事は終わり。100点満点とは行かなかったけれど
次に繋がる区切りはつけられたと確信できたので、OKとしよう。
近いうちに、もう一度足を運ばないといけないだろう。
でも、それは、これからのためにもっと若いスタッフに行って貰おう。

もうそろそろ、僕が最前線に立って陣頭指揮を執るのもどうかと思う。
一歩下がって、周りを見渡しながら、仕事に取り組みたい。

それはともかく。。
今はインドの首都、デリーまで移動してきました。
昨晩遅く、デリーに到着。
ホテルに入ったときには、ほぼ日付が変わっていました。
少し興奮していたみたいで、なかなか寝付けず、バスタブに
お湯を張って、ゆっくり身体を沈めていた。
昨日から南アフリカでのワールドカップが開催したようで、
こちらのテレビでもあちこちのチャンネルでそれを流していた。

街やこの国の空気を感じないようにするには、こういうテレビを観て
気を紛らわすのが一番いい。
サッカーが終われば、そのまま部屋を真っ暗にして眠った。
午前2時過ぎていた。

何故か、6時半に目が覚めた。
変な夢を見ていた。誰かに助けを求めている夢だった。

僕は、自衛官か警察官になっていて、同僚が助けを求めているのを
助けているところだった。
自分だけでは手に負えず、他のスタッフの助けを求めていて
もがいているところで目が覚めた。

外はもうすでに明るかった。カーテンを開けっぱなしで寝ていたので、
強い日差しが差し込んでいた。街の喧騒はなく、静かなインドの朝だった。


それ以降は珍しく目覚めがよく、というか、これ以上寝付けなかった。
テレビをつけるとワールドカップのフランス戦のVTRが流れていた。
それを聴きながら、持ってきた文庫本を読んでいた。
気がつくと、10時過ぎていた。
慌てて、レストランで朝食を取る。トーストとハムとゆで卵を取ると
オムライスを作ってくれるというので、シェフにお願いした。

ビュッフェへ行くと、オレンジジュースが美味しそう。
いつもホテルに泊まりに行くときの朝は、一番最初にオレンジジュースを
飲むのが日課。
後でお腹を壊してしまうときもあるんだけれど、余裕のあるときには
いつもそうしてる。
でも、インドということもあって、今日は飲まなかった。

出てきたオムライスにも、スイカとオレンジのフルーツが盛られていた。
食べたかったけれど、それにも手をつけかなった。
日本に戻ってから、生ものは食べよう。

今日の夜遅い便でインドを発つ。
23時過ぎ発だ。早朝に香港に到着し、名古屋行きに乗り換える。
フライトまで時間が有るから、ホテルでレイトチェックアウトを
お願いし、ホテルの部屋で過ごすことにした。

街へ出て行ってもいいけれど、今は少し、この街、国と離れていたい。
自分自身が受け止められるようになるまでは。。

今では、人の歓声、車のクラクション、都会の喧騒が伝わってくる。
今は、それからさえも、自分自身をシャットダウンしたい気持ちだ。

少し横になって、目を閉じていよう。