タカラヅカとの出会いは幼稚園年長、祖母の知人からいただいたチケットで
母に連れて行ってもらったのに始まります。
5歳やそこらじゃお話の筋なんてわからないことも多くて眠かったような気もするけど、
ミラーボール回りはじめてからのレビューには釘付けになったのを今も思い出せる。
何度か譲っていただく機会に恵まれて、学校早退して連れてってもらっていたのは、
今となっても、そういうことしてくれる母でありがたかったと心底思う。
瀬戸内美八さんや松あきらさん、順みつきさんが大好きで、真央さま現役時代も拝見してました。
松さんの退団の時、人生で初めて出待ちというものをして。
子どもだからと最前列に周囲のみなさんが出してくれて、握手していただいたのがいい思い出です。
エリザベートをうっちーが演るときにタカラヅカ版で勉強したり、ベルばら観たり、
ゴスが曲提供したのを観に行ったりなんてことが合間にありつつ、久しぶりのタカラヅカ 。
なにしろ周囲が盛り上がっていて、ともに踊る気分で、乗っかってまいりました。
沼の波及度半端ない。
11月4日、カード会社の貸切公演に無欲の勝利。(当時)
聞くにつけ調べるにつけ、まあ様の太陽っぷりにいまさらながらほれぼれしたのに始まり
豪快なトップスターをとりまく宙組子のみなさんの健気さやひとつところに向かう力強さと端正さに
なんだかぐいぐい引き込まれてしまって、久々に検索しまくるあれこれ。
検索熱は、沼のはじまり。
そして、本公演での惜しい退団。
ドミトリーもユスポフもイリナも美しかったなあ。
お話の筋も破綻していなくて(失礼)いろんな人生に感情移入しながら観入りました。
革命の時代、それぞれの立場で命を落としていく切なさ。
見所満載、すでに何度目か観劇の友人に教えてもらっていたツボを追ってね。
銀橋からラスプーチンをねらうドミトリーの後ろ姿、真っ赤な大階段と皇后のドレスの長い裾、
なかなか死なない怪僧の演出が印象的でした。
レビューは言わずもがな、黒燕尾。
息をのむほど凛々しくて、清々しい。ざっと揃う圧巻。
次々にまあ様に別れを告げるように、寄り添っては離れていく組子さんたちにほろり。
愛されてるなあ、おたがいに。
次期トップの真風さんとのダンスデュエットもかっこよかった。
東京ではなかったけど、リフト360度回転はなくて正解だと思う。あぶないもの〜
終演後は一緒にみた4人で乾杯。
退団公演前に急激にまあ様に心酔したNちゃんの千秋楽後を心配しつつ、語り倒したのでした。
キラキラしたあたたかさのまあ様の優しさや芯の強さに触れて、
のびのびした組になり、それを継承していける風土ができたのではと思います。
まあ様の今後、充電した後にどこかでまたステージを観られたらうれしいです。
そして、私は真風さんを応援するよ!
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