エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

怖い 夜の海

2005年10月24日 | 時事

 国が国家となるには他の国々から認知される必要があります。認められれば当然ですがお互いの国家としての主権を保障しなければなりません。基本的で子供でも分かる当たり前のことですね。しかし常識が通用しない国もあります。

 北朝鮮は他国の紙幣を偽造した経歴があります。他国の首脳を暗殺しようとしたこともあります。そして何より他国の市民を多数誘拐拉致した犯罪国家です。こんな国とまともに付き合うのは難しいことです。

 北陸地方の西には日本海が広がっていてその向こうには北朝鮮がいます。強引に拉致された人達にはこの沿岸地域に住む方が多くいました。曾我ひとみさんがお母さんと共に攫われたのは佐渡島でした。石川県の能登地方を拠点に活動していた工作員もいたそうです。

 私が以前勤めていた会社に石川県の七尾市出身の若者がいました。彼によると小学生の頃学校や親から日常的に言われた事は、「夜になって海岸に近づいてはいけない」でした。極普通の注意事項だったようです。海の近くの地域では北朝鮮の誘拐は既知の事実として扱われていました。

 富山県の氷見市はブリで有名です。そこに住む中年の女性のお話しです。子供の頃は海岸でよくゴミを燃やしたそうです。夜中に燃やしていると明るい炎に気をとられて夢中になっていました。フッと後の海を見ると明かりを消した黒い大きな船がいつのまにか陸地に近づいてたのに気付きました。大人から言われていた注意を思い出し慌てて家に逃げ帰ったそうです。

 富山県の黒部川の河口付近には一人で使用する潜水艇が捨てられていたのが発見されています。おそらくは多くの工作員が日常的にこれらの沿岸地域に上陸していたんでしょう。

 私たちには信じられないことですが国が指揮をして他国の住民を攫ってたんです。先日韓国の拉致家族の方がTVに出ていました。同国ではこの問題が大きくならないそうです。ともかくこれは立派な犯罪です。こんな国との付き合いはよくよく心してやらなければなりません。


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