来年からこの雪国で野球の独立リーグが始まります。新潟、富山、石川と長野という雪深い地域での開催に感慨をいだきます。四国に続き二つ目のリーグですが、これ以外にも首都圏や九州でも同様の計画があるそうです。
息子の先輩も今回のトライアウトを受験し最終選考まで残っています。明後日結果発表の予定です。目下の我が家の最大の話題はこの選考の結果にあります。
独立リーグ北信越BC、雪国から新風2006年12月19日(火) 10時0分 日刊スポーツ |
来春新たに発足する独立リーグ、「北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグ」4球団による合同記者会見が18日、都内のホテルで行われた。席上では、同リーグの初代王者が、四国独立リーグの優勝チーム戦う独立リーグ版“日本シリーズ”や夏場に選抜チーム同士で戦う“オールスター”などさまざまなプランが飛び出した。今日19日の最終トライアウトで初代メンバー100人(4球団)が決定する。欽ちゃん率いる「茨城ゴールデンゴールズ」に負けず劣らず、来季は北信越の独立リーグが熱くなりそうだ。 記者会見に臨んだ同リーグの村山哲二社長は、感激の面持ちで切り出した。「今回のトライアウトに合計516人もの真剣に野球をやりたい若者が受験してくれました。1人1人の真剣な表情を見て、このリーグは必ず成功すると確信しています」。今年5月にリーグ設立構想を発表してから約7カ月。4球団の監督、コーチ編成も完了し、来年4月後半に開幕を迎える準備を整えた。 今秋のドラフトでは“先輩”にあたる四国独立リーグから指名選手が誕生した。同リーグも一番の目的はプロに進む選手を育成すること。そのために全4球団すべにプロ野球OBの監督が就任した。初代王者に輝けば、来年10月末に四国独立リーグ覇者との独立リーグ版“日本シリーズ”を行う構想もある。村山社長は「まだ正式には決まっていませんが、石毛先輩(四国独立リーグ代表)に気持ちは伝えている」と意欲を語った。 さらに設立構想時から支えた新潟県出身のアドバイザー、漫画家・水島新司氏が夢のプランを披露した。この日、応援キャラクターに「ドカベン」を起用することを発表。その上で「野球に対する熱い思いが、40年間野球漫画を書き続けた支えだった。まだ連載を持っている現役ですから、作品の中で北信越リーグと主人公を交流させたい」と話した。活躍次第で、漫画デビューも夢ではないのだ。 今日19日のトライアウトで最終メンバー100人に絞られ、選手たちはその後に行われるドラフトで4球団に振り分けられる。生活面の不安はフルキャストが「キャリアサポーター制度」を提案。オフや引退後も地元を中心とした仕事をあっせんするシステムを整えた。夢を追う若者たちのために、野球が決して盛んとは言えなかった雪国北信越から、球界に新たな風を吹き込むことになる。【前田祐輔】 |