アカホシカニダマシの摂餌行動の時の動きが、何かの動きと似ていると思って、ずっと気になっていた。
因みに、アカホシカニダマシはヤドカリの仲間です。カニの形をしたヤドカリ類とカニ類との見分け方は、
カニはハサミ脚を入れて左右あわせて10本の脚があるのに対して、カニダマシは8本の脚しかありません。
エビもカニもヤドカリも甲殻網エビ目に属して、一般的には、長尾亜目(エビ)、異尾亜目(ヤドカリ)、短尾亜目(カニ)に分類されます。
めちゃめちゃ、ざっくり言うと、尻尾が長ければエビ、曲がってたらヤドカリ、短いのはカニ・・・・です・・・・・、いいのかなぁ~、こんなにざっくり言っちゃって・・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏
・・・・で、もって、胸脚の最後の一対が退化して短くなっているカニダマシも異尾亜目となる訳です。
アカホシカニダマシはプランクトン食なのですが、4組8本の脚のうち1組2本のハサミ脚は敵を威嚇・攻撃する為のもの、残りの3組6本は移動用で、これらの脚は捕食の際にはほとんど使われません。
厳密に言うと、上記したように4組8本の脚の後ろに折り畳んである5組目の小さな胸脚(他の8脚と同じ部分から生えている)があるのですが、これは形状・使用の違いもあり歩脚とは数えられてません。
捕食の際には顎脚と呼ばれる口のそばにある手のような器官(羽根のような羽状突起のある2本の触角のようなもの)を伸ばして、そこに生えている羽状の毛を広げてプランクトンを採集し、それを口に運びます。
顎脚を大きく広げて懸命にプランクトンを捕まえている姿はとてもユニークなのですが、この時の動きに何か似てて、ずっと気になっていました。
・・・・っで、今、写真を見てたら思い出しました。
琉球舞踊のカチャーシーの女性の動きに似ているのです・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・(注)男性は握り拳なので・・・。
窓の開け閉めを繰り返すように、手首から指先までを、ペンキを塗るハケ(やわらかい毛が生えたハケ)だと思って線を描くように左右の手を動かす、
あの沖縄の宴会や伝統芸能である盆踊り的なエイサーの最後にアップテンポの三味線や太鼓の音楽に合わせて踊るあの踊りの手の動きなのです・・・・。
あぁ~、すっきりした~!!
上の面倒くさい説明はいらなかったような気もするけど・・・・・。
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