goo blog サービス終了のお知らせ 

会長が行く!!!

才能は心に宿る。
想いが強ければ
きっと届くはずです。
感じたこと、海の不思議を中心に綴っていきます。

最後の贈り物・・・・・・。

2013-02-14 23:46:14 | 冬の風物詩




今日の素敵な出逢いの数々は、もしかすると、彼女が僕にくれた最後のバレンタイン・プレゼントかもしれない・・・・。


だって、彼女の大好きなものだったから・・・。








Possibly an encounter with today's humpback whale may be the last Valentine present from my dead wife three weeks ago.

Because it was the thing which she loved very much ....










ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!

I yearn for humpback whales.

2013-02-08 10:43:05 | 冬の風物詩



One day, four of the male humpback whales had scrambled for and fought for a female one.

It was a battle while continuing vomiting blows frequently underwater and repeating intimidation each other.

One of the male whales reversed his body and swished his caudal fin to me approaching too much.

I felt their forcibleness anew, receiving the stream.



ある日、四頭のザトウクジラのの雄が、一頭の雌を奪い合ってヒートランしていた。

ブローを水中で頻繁に吐き続け、それぞれで威嚇を繰り返しながらのバトルだった。

その中の一頭の雄が、近づきすぎた僕に身体を反転させ、尾びれをしならせた。

水流を受けながら、彼らの力強さを改めて感じた。




ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!


クジラを想う・・・・。

2013-01-06 11:57:46 | 冬の風物詩





ザトウクジラのブローは、実はその時の状況で全く違う。

落ち着いている時のブローは、水面に頭を出したと同時に勢い良くワンブローをして入水し、それを繰り返す。

写真は、雌の奪い合いなどで起こるヒートラン・いわゆるバトル中のブローです。

水中で潜っている時から、他のクジラへの威嚇の為にブローを続けているので、水面に上がる前からブローラインが続いていく。

実は、写真左下の泡や波のない波紋のような水面も、バトル中の他のザトウクジラが出した泡や起こした水流で出来たものです。


ブローの在り方は、僕らがその時の水中でのザトウクジラの状況を推し量る重要なポイントの一つなのです。







ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!

荘厳なる巨人たち・・・。

2012-12-17 14:55:19 | 冬の風物詩



フリーで潜ってた日に、久しぶりにトンバラポイントの沖に出た。

沖に出て、ハンマーヘッドの群れを探している時にザトウクジラの鳴音が聞こえた。


冬にザトウクジラと付き合うようになって、二十年以上が経つが、最初の頃は試行錯誤の連続で手探り状態だった。

今でこそ、鳴音の距離感の事でも「あぁ、トンバラのこの位置のこの水深で、このくらいの音量で聞こえば、あの辺りだな」とか解るようになったけど、当初はホエール・ホンを入れては探しを繰り返し、

近くなったらスキンダイビングで入って泳いで探したものだった。



そして、十五年以上、一日コースを開催しながらも、ここ数年は特に諸々の事象が繋がって色んな事が新たに解ってきたように思う。



クジラも人間と同じで一日の生活の流れがあり、出会いがあり、ドラマがある。



今の僕なら、多分、8年前までクジラ船をずっと一緒に出てた僕と同じぐらいザトウクジラが大好きな前スタッフの達也のその当時答えられなかった質問にも応えられ、「今はこういう状態だから気長に待とう」とか、

「今は、こんな状況だから、こういうアプローチで待ち、次の動きに対応しよう」とか、いろいろと新たに教えられるような気がする。


当初は「ガイドダイバーたる者、ホエールウォッチング」などにうつつを抜かしていいのか?その時の海の知識をもっともっと蓄えて、その時期のガイドダイビングのクオリティーを更に高めるべきでは?!」

・・・・・っと、悩んだものだが、それこそ朝から晩までではないが、どうせやるならザトウクジラと本気で付き合おうという想いに至り「海洋生物ガイド」っという視点に立った時に、

そういう考え方からも解き放たれたような気がする。



まだまだ、不思議に思う事や解らない事もいろいろとある。解らないと気付かない事さえも沢山あるだろう。



同じ星に生まれた者として、彼らに魅了された者として、また、彼らを見つめよう。



・・・・・きっと、彼らも僕らを見つめているから・・・・。








ダイブ・エスティバン

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!

ガイド会・世界の海ブログ!!

決定的瞬間!?

2012-04-02 15:15:09 | 冬の風物詩
明日から東京出発なので、1週間ほどブログをお休みします・・・・・・って、よく休んでるけど

・・・・・・まあ、細かい事は気にせずに行きましょう


以前の話ですが、ザトウクジラの一日コースのカメラマンの方々と乗船している時の事でした。

その日は、沢山のザトやんの出現に満足しながら、撮影を続けていました。

撮影中、ふと、ボート下の海面を見てみると、サメの背鰭が見えました。

「ハンマーの背鰭かな~!?」(ザトウクジラシーズンはハンマーヘッドシャークのシーズンと重なっているので、水面で、ハンマーをよく見るのです)・・・・っと、

思っていると模様が違う!?

「ヨゴレだ!!」「ヨゴレだ!!」「ヨゴレだ!!ヨゴレザメだ!!」皆の声が飛び交う!!

キャビンの上にいた僕は、急いで皆の所に行き、「行く?」「行く?」「行く?」っと、聞きまわる!!

「行かないの?」「行かないの?」「行かないの?」「俺は行くけど!!・・・・サイズ小さいし!!」っと、言葉を残し、ザブーンっと、スキンダイビング!!

水中を覗くと、ヨゴレの向こうにザトウクジラのペアーが!!!

時折、向かって来るヨゴレザメを15mmレンズの付いたニコノスⅤで応戦しながら、何とかザトやんと一緒に撮ろうと、

バックは見せないようにヨゴレと一緒にザトウクジラの元へ泳ごうとするが、なかなか・・・・・・





「上がって!」「上がって!!」「上がって!!!」っと、言う皆の声にしぶしぶエキジット。


ボートに上がって来た途端に、

「おしい・・・・・!?」っと、口ぐちに言う冗談の皆の声!?

どうやら、皆は違った意味合いの決定的瞬間、つまり僕がヨゴレザメに襲われる決定的瞬間を狙っていたらしい・・・・・・・・





その時の写真がこれですが、奥にうっすらっと見えるザトウクジラが解りますか!?

忠告です!!  僕は、1.2mほどのまだ小さいサイズだったから入りましたが、普通は絶対止めましょう!!僕も次回からは入りません!!


写真家の北川暢男さん、このブログを見ても怒らないで下さいね

もう、絶対しませんから





今年、映画を撮映中のオーストラリアとハワイと日本のカメラマン3人が一日コースに1週間程乗船された。

クジラを食べる側と食べない側の両方の要素を取り入れた中立的な立場に立ったドキュメント作品を作っているらしく、その内容の一環にホエールウォッチングも入るらしい。

宗教、常識、認識、考え方、その他諸々の違う人間の食生活の複雑な問題を取り上げた映画なので、内容の詳細はここでは明かせないが、ぜひ、偏った作品にならずに、

良い作品を作って欲しいものです。







オーストラリア人カメラマンのマルコム。僕は密かに「プレデターマルコム」っと呼んでいた




第3回ガイド会ライブ

日時: 2012年4月8日(日)17:30開場 18:00~20:00

場所: サンシャイン60展望フロアー(地下1階の専用エレベーター利用)

定員: 150名

会費: 8,400円


バイキングスタイルのフリードリンク、フリーフード(立食形式)

*椅子は30脚ほどご用意いたします。


メーカーさんからの協賛品やガイド会メンバーのお店のグッズをチャリティオークションいたします。

〈現在のリスト〉順不同
•TUSA
•Mares
•フィッシュアイ アクアショット
•Sea&Sea
•INON
•アクアパッツア コンデジハウジング
•月刊ダイバー年間購読

*オークションで集まったお金は全額、NPO三陸ボランティアダイバーズへ寄付いたします。尚、オークションは入札形式で、一番高値の札を入れた人が落札します。入金は後日振込みでも構いません。


お申込みは、連絡先の住所、電話、メールアドレス、お名前、人数を明記のうえ、iron@if-n.ne.jp(三保/アイアン)とinfo@nana-dive.com(葉山/NANA)の両方へメールを下さい。

確認でき次第、整理番号を明記した返信メールをお送りいたしますので、指定口座へ会費のお振込をお願いいたします。

お振込確認後、参加登録ナンバーを送信いたします。当日はこの内容をプリントアウトないし、携帯に転送したものを確認して受付をさせていただきます。


ガイド会からの参加メンバー(予定): 川本剛志、鉄多加志、小川理志、ガルーダ五十嵐、秋野大、八木かつのり、佐々木要、 大村健、番田武六、西村直樹、佐藤輝、福田航平、上田直史、中村奈苗、カオリータ、堅田純平



次世代ガイドの写真展

ガイド会に所属する若手ガイド陣が、愛する自分のフィールドを水中案内人の目線で、撮影したものを出展します。

2012年4月6日(金)・7日(土)・8日(日)

池袋 サンシャイン水族館 ゲストルーム特設展示場