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Blender トイレットペーパーの回転アニメーション

2025-02-08 | 日記

Blender  トイレットペーパーの回転アニメーション

今回はトイレットペーパーの回転アニメーションの作成である。トイレットペーパーの引きちぎるところの長さが長かった。回転させたとき、わざとガタガタさせる工夫はしたが、この長さが少し気になった。

制作過程

まず円柱を挿入し横に寝かせる。編集モードにして2点を選択。マウスカーソルを円柱の上あたりに置いてVキーを押しながら下へ引っ張る。すると面ができる。

     

円柱には空洞が開いてしまったので、Fで面を貼った。次に四角の面を選んで、角度を変える。その面にループカットで辺を増やした。さらに、もう一つ面を作る。これで垂れている紙部分ができた。

     

次は真ん中の穴を作る。側面の面(2つ)を選択してiキーで面を差し込む。真ん中あたりまで差し込んだら「辺」から「辺ループをブリッジ」とすれば穴が開く。オブジェクトモードに戻って自動スムーズシェードをかける。

     

つぎは、トイレットフォルダーの芯部分を作る。これも円柱で作る。大きさを決めたら、穴の上部に合わせる。これでモデリングは一段落。

 次はアニメーションに入るが、その前に準備をするところがある。トイレットペーパーの巻いてある部分だけを回転させたい。そこまずその部分だけを選ぶのには、編集モード・面選択にして、垂れている3つの面を選ぶ。「Ctrl+i」で選択を反転させよう。すると大きな巻いてある部分だけが選択された。

 そうしたら、緑色のオブジェクトプロパティから頂点グループの「+」を押す。新たにグループが作成できた。すぐ下の「割り当て」を押す。

 ここからいよいよアニメーションを付けていく。オブジェクトモードにする。トイレットペーパーが選ばれている。モディファイア追加からサブディビジョンサーフェスを選ぶ。「シンプル」を選択し、ビュー1,レンダー1にする。

Ctrl+Aから「回転」を押し回転の値をリセットする。

     

そうすると回転はx=0, y=0, z=0となった。キーフレームを0にして、上の状態のままiキー「位置・回転」を打つ。次に25フレーム目に移す。ここでトイレットペーパーをRX360で回転させる。この状態でiキー「回転」を打つ。位置はそのままなのでここでは「回転」だけでよい。これで再生すると、1周回転した。

 ここからさらに細かい動きを付けた。25フレームに持ってきて、トイレットペーパー本体をGZで下に下げ、真の下部分にくっつけた。そこでiキー「位置」を打つ。次に1フレーム目のキーフレームを複製して50フレームに持ってくる。すると50フレーム目に1フレーム目と同じ値が付いたことになるが、ここで回転Xの値を720に直す必要がある。直さないで再生すると分かるのだが、途中で逆回転になることがわかる。したがって2回転分の720とした。そうしてiキー「回転」を打つ。    

再生すると、2周して位置も戻っている状態になった。この後、動き方にわざとがたつきを付ける。このためにはグラフエディターを出して、微調整が要る。この部分は難しかったので、参考資料を見ながらゆっくりとやっていった。ここの記録は省こう。

 次、タイムラインに戻る。0にする。トイレットペーパーを選んだまま、物理演算の「クロス」で、「シェイプ」を選ぶ。固定グループで、前の方でつくっておいた「Group」を指定する。この意味は固定グループとして指定した「Group」、つまりトイレットペーパーの巻いてある部分だけに物理演算のクロスが設定できるというもの。さらに物理演算でセルフコリジョンにもチェックを入れる。これで物理演算は終わる。再生して確かめた。動きはOKであった。パソコンが重くなったので、キャッシュから「全物理演算をベイク」した。

 ここから先のレンダー設定・カメラ設定・出力設定、背景を入れる・・・ことはいつも通り」なので省く。最終はこんな画面になる。

     

     

これをアニメーションレンダリングしたのが次の動画である。 

Blender トイレットペーパーの回転アニメーション


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