2学期が始まってすぐの8月29日(火)、熊本大学フィルハーモニーオーケストラの方々が来校されての演奏会が開催されました。
本校は、児童数わずか3人の小さな学校ですが、「1人でもそこに子供がいれば生の演奏を聴いてもらいたい」という熊大フィルのみなさんの想いで実施されたこの演奏会でした。
まずはオープニング曲として、ビゼー作曲「『アルルの女』第2組曲より ファランドール」が演奏されました。それぞれの楽器の音色にすっかり聴き入っていました。
オープニング曲を聴いた後、楽器の紹介がありました。オーケストラでは、弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器の大きく4つの楽器に分かれます。それぞれの楽器を一つずつ紹介し、楽器ごとの曲を演奏されました。
弦楽器は、モーツァルト作曲「アイネクライネナハトムジーク」
木管楽器は、千と千尋の神隠しより「いつも何度でも」
金管楽器は、猫の恩返しより「風になる」
最後にすべての楽器で、打楽器が印象に残る、アンダーソン作曲「シンコペイティッド・クロック」でした。
その後、楽器当てクイズがあり、見事正解した子供たちは指揮をさせてもらいました。はじめ緊張した様子の子供たちでしたが、自分の指揮で演奏してもらえたことがとても嬉しかったようでした。
途中、それぞれの楽器に直接触れ、団員のみなさんに優しく教えてもらいながら弾くことができ、とても満足した子供たちでした。
最後に、となりのトトロより「さんぽ」とアンコールで「ホールニューワールド」の演奏があり、楽しかった演奏会が終了しました。
初め少し緊張した様子で聴いていた子供たちも、オーケストラの素晴らしい演奏と優しく接してくださった団員のみなさんのおかげで、心から楽しめた演奏会になりました。
日頃、生の演奏を聴く機会のない子供たちのためにと、遠いところ泉第八小学校まで来てくださった熊大フィルハーモニーオーケストラのみなさん、本当にありがとうございました!