
今日は晴れ時々曇り。今朝は上空に雲が広がっていて、朝日が雲に隠れていて、薄明るい朝となった。ドアポストから朝刊を取り出すと、新聞がビニル袋に入っていて、未明に雨が降ったのかと思ったが、路面は濡れていない。にわか雨でも降ったのだろうか。
朝の気温は26℃で、3夜連続の熱帯夜となった。湿度が高いものの、日射しが無いので、比較的涼しく感じられた。しかし、電車に乗って新宿に到着すると、都心は青空が広がっていて、強い日射しが降り注いでいる。弱い南風が吹いていて、かなり蒸し暑い。駅から職場までの道を歩いていると蝉の鳴く音がかまびすしかった。
今日から職場で取り組んでいる時差Bizに協力する形で、1週間の間、暫定的に勤務時間を30分早くシフトすることになった。いつも職場には早く着いているので、特別負担がかかるわけでもなく、朝の通勤には変化は無い。むしろ、就業時間が30分早まるので、定時が午後5時前になる。調子が良いようであれば、むしろ、来月からこの勤務時間に変更しようかと思うくらいである。
昼前から南風の強さが増してくると同時に気温もうなぎ登りに上昇してきた。昼間の最高気温は35℃を下回るくらいで、猛暑日にはならなかったが、体感的には体温以上に気温が上がったように感じる厳しい暑さとなった。上空には雲が浮かんでいるものの、強い日射しが燦々と降り注いで、タオル無しには外を歩けなかった。
それでも今日は気分転換にお昼を外で食べることにした。昼になると、職場のあるビルを出て、ビルの東側を南北に伸びる東通りを南に歩いて甲州街道に出た。甲州街道を渡り、昨年「千吉カレーうどん」を食べたカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」と都営新宿線新宿駅6番出口との間の道を南に進むと、左手に昨年「ぶっかけうどん」を食べたうどん屋「つるまる饂飩 新宿南店」が見えてくる。この角を左に曲がり、新宿駅方面に歩いていくと左手に居酒屋「紅とん 南新宿店」が見えてきた。今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は奥行きがあって、右手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が5席と6人掛けのテーブル席が1卓、4人掛けのテーブル席が8卓、2人掛けのテーブル席が4卓、1人掛けのテーブル席が1卓配されている。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、カウンター席に座った。カウンターの上には醤油と塩、中濃ソース、七味唐辛子といった調味料や箸と楊枝、串入れの金属製のコップが置かれている。卓上にはメニューとお冷やのポット、紙おしぼりが置かれていた。
席に座ると店員がお冷やを運んできた。お冷やを飲みながら卓上に置かれたメニューを眺める。ランチメニューは「カキフライ定食」「厚切りカツカレー定食」「唐揚げカレー定食」「とんかつ定食」「豚ロース生姜焼き定食」「豚ロース黒辛炒め定食」「鶏の唐揚げ定食」「コンビ定食」で構成されている。なお、ご飯は大盛り無料となっている。
注文したのは「厚切りカツカレー定食」である。ライス大盛りで注文した。
お冷やを飲んで料理ができるのを待つ。店内は冷房が効いているのだが、どうもそれでも暑い。汗拭き用のタオルが手放せなかった。
しばらくして料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。「厚切りカツカレー」は大きな楕円形の金属製の皿に盛られている。皿の3分の1くらいにライスが盛られ、その上に6切れにカットされたトンカツが載せられている。皿の右半分には濃茶褐色のカレーが湛えられていて、ライスとトンカツにかかるように濃茶褐色のカレーがかけられている。ライスの左脇にはキャベツの千切りが載せられて、キュウリの漬物が添えられている。
カレーには味噌汁が添えられた。味噌汁はワカメと刻みネギが入っている。
カウンターの上から箸を取ると、紙おしぼりで手を拭き、まずは味噌汁を飲む。外は暑いだけに、味噌汁の塩分が胃袋に染み渡る。味噌汁の中のワカメはほんの少量しか入っておらず、刻みネギのシャキシャキとした食感だけが感じられた。
味噌汁を半分くらいまで飲んだところで、「厚切りカツカレー」を食べる。カレーに載せられているカツは「とんかつ定食」に使っているカツと同等の大きさとのことである。2センチくらいの厚さのカツは赤身と脂身のバランスが良い。
ライスの山を崩してカレールーと混ぜ、カツをほおばりながらカレーライスを口に運んだ。
サクサクとした食感の衣の中に閉じこめられた豚のロース肉は適度な歯応えと豚肉の旨みが感じられる。カレールーは豚ひき肉の入った紅とん特製スパイシーカレーということであるが、それほど辛くは無い。むしろ、豚肉の旨みとほどよいスパイシーさが食欲をそそった。
カレーをひたすら食べたところで、箸休めにキャベツの千切りを食べる。千切りには中濃ソースをかけて口に運んだ。シャキシャキとした食感のキャベツは少々ぱさつき気味だが、ソースで口の中に押し込むようにして食べてしまった。キャベツの千切りを食べてしまうと、キュウリの漬物も片付けてしまった。
キャベツの千切りとキュウリの漬物を片付けてしまうと、皿の上に残ったトンカツを食べ、カレーとライスを軽くかき混ぜるようにして、全て食べてしまった。
最後に、味噌汁を飲み干して完食。とりあえず、お腹いっぱいである。
コップに残った冷水を飲み干すと、勘定を済ませて店を出た。外はクラクラするような強い日射しが降り注いでいる。日陰の下を歩くようにしながら、職場に戻った。
午後は定時まで仕事をする。今日は急ぎの仕事もないので、定時に帰ることにした。午後5時前に職場を出ると、新宿駅から帰りの電車に乗る。この時間に電車に乗ると、中央線快速電車であれば、座れたりするのだが、果たして今日は、新宿駅から座ることができた。おかげで日野駅まで寝ていくことができた。
早く帰ることができれば、夜も少し余裕ができる。しばらく勤務時間をシフトしてみるのも良いかもしれない。