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今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ空が広がっていて、次第に明るくなってきた。朝の気温は-3℃で北風が吹いていて、屋根に残った雪で更に空気が冷やされるのか、凍えるような冷たさの風が吹き付けてくる。まるで冷凍庫の中にいるような底冷えのする朝である。
朝、出勤しようとすると中央線が止まっていた。線路内に人が立ち入ったとのことで、運転再開はまもなくとのことだったが、電車はかなり混んでいることが想定された。幸い大久保駅は山手線新大久保駅から400m程度離れているだけなので、駅員に告げて駅を出ると、山手線新大久保駅に向かった。山手線はそれほど混んでいなかったので、1駅乗って新宿駅に到着した。
日中もよく晴れて、上空には青空が広がった。昼間の最高気温は5℃で昨日よりは気温が上がった、とはいっても1℃程度では暖かくなったという実感は無い。更に北風が強く吹いているので、上着を着ていても凍えるように寒かった。
今日のお昼は外で食べることにした。職場のあるビルを出て都庁第一庁舎と第二庁舎の間を新宿西口に至るふれあい通りを新宿駅方面に歩いていく。やがて西新宿一丁目商店街の中央通りに入り、ヨドバシカメラ新宿西口店時計総合館のところで右手に折れて三番街通りに入る。角から4軒目のビルの1階に肉あんかけチャーハン専門店「炒王 新宿西口店」がある。今日はこの店に入店することにした。
店に入る。狭い入口を入ると左右両側に券売機があってここで食券を購入する。購入した食券を手に店内の奥に進んだ。
店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が16席配されている他、左手道路側に4人掛けのテーブル席が2卓、右手奥に2人掛けテーブル席が2卓配されている。店員にカウンター席に座るように案内されて、入口に近いカウンター席に腰を下ろした。
卓上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「カレー肉あんかけチャーハン」「メガ盛り」である。更に、先日、店の前で配布していた揚げ餃子無料クーポンを渡して、「揚げ餃子(3個)」を注文することにした。
料理を注文して卓上に重ねられているコップからコップを1つ手に取り、同じく卓上に置かれている冷水のポットから冷水をコップに注いだ。お冷やを飲みながら料理ができるのを待つ。卓上にはその他にお酢と食べるラー油、箸とレンゲ、スプーン、楊枝、メニュー、紙ナプキン、台ふきんが置かれている。
料理を注文してまもなく、スープが出された。スープは玉子の中華スープで、コショウが振られている。スープはお替わり自由とのことである。
続いて揚げ餃子が出された。揚げ餃子は小さな餃子を揚げて、唐辛子の入った特製ピリ辛タレが欠けられている。
最後に「カレー肉あんかけチャーハン」が運ばれてきた。黒い皿に盛られたチャーハンは鹿児島県産黒豚の細切りをたっぷりと使用したカレー味の肉餡を玉子チャーハンの上にたっぷりとかけて、その脇に福神漬けを添えている。
「メガ盛り」にしたので、ライスの量は600gあるはずなのだが、見た目それほどの量には思えない。これもCoco壱番屋で500gのライスの量のカレーに慣れてしまったからなのか。先日新宿百人町店で食べた「肉あんかけチャーハン」よりも少なく思えるのは気のせいなのだろうか。
気を取り直して、さっそく食べることにする。あらためてお冷やを飲んで喉を潤すと、スープを飲む。スープはトロリとした中華スープで玉子の甘みに黒コショウのピリッとした辛味がアクセントになっていて美味しい。スープを飲み干して、スープをお替わりした。
続いてチャーハンを食べる。スプーンでチャーハンを掬いながら口に運んだ。「カレー肉あんかけチャーハン」といってもやはり基本はチャーハンである。カレー肉あんはカレーの味はせず、カレーの風味は感じられるが、食べてみるとカレーよりもチャーハンの塩が強めな感じである。
チャーハンを食べながら「揚げ餃子」を食べる。「揚げ餃子」はカリカリとした食感で香ばしいが、餃子の中の餡の存在感があまり感じられないのは残念である。
「揚げ餃子」を食べてしまうと、再びチャーハンを食べる。福神漬けもチャーハンに混ぜて、あっという間に食べてしまった。
最後にスープを飲み干して完食。食べ終えてみれば、それなりに食べた気分になった。コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
先週まで2週連続で土曜日も仕事に行っていたが、さすがに今週は疲れた。来週末は室内の清掃点検の立ち会いで日曜日に出勤することにしている。今週末は自宅でゆっくりと過ごしたいところである。そこで、今日はできる限りのことをして帰ることにした。おかげで帰宅したのはだいぶ遅い時間になってしまっていた。
職場の外に出ると、急いで電車に乗って帰宅の途につく。既に気温は氷点下になっていて、風が身を切るように冷たい。指先がかじかんで、皮膚の感覚が無くなっているように感じた。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、半月よりも少し膨らんだ月が明るい光を放っていた。