J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日のラーメン(白ちゃんぽん@じげもんちゃんぽん グランデュオ立川店)

2021年11月05日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は上空に藍色の澄んだ空が広がっていて、日の出前の東の地平線付近はほのかに赤く染まっていた。今朝の気温は8℃で、西よりの風が吹いている。暗い空を見上げると、北の空に淡いひとひらの雲が浮かんでいた。風が冷たく、空気がヒンヤリと感じられて、眠気が吹き飛ぶような陽気である。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。駅までの道のりを歩いていると、草むらから虫の音が聞こえる。日野駅から電車に乗って新宿に向かった。車窓を眺めていると、次第に空が明るくなってきた。

日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。柔らかな秋の日射しが燦々と降り注いで、爽やかな空模様である。昼間の最高気温は20℃で湿度が低く、乾いた北よりの風が吹いている。街路樹の木々は赤く色づいていて、葉が風に舞って静かに落ちてくる。日射しがポカポカと熱いくらいだが、風が涼しくて心地よい陽気である。
午後になって、西の方から雲が広がってきた。日が傾いてくると、雲の合間から夕日が射し込んできて西新宿の高層ビル群をオレンジ色に染め上げている。やがて、日が沈むと、雲と山々の稜線の間が赤く染まっていて、東の方から濃藍色の空が広がってきた。暗くなった西の空には星が輝いているのが見える。

今日はすっかり遅くなってしまった。仕事を終えてスマホを見ると、LINEに「LINEで応募 お知らせ」というLINE公式アカウントが出来ていて、TOKYOワクションアプリの「本人確認書類の登録が完了しました」「接種記録等の確認が完了しました」という通知が来ていることに気が付いた。打刻を見ると本人確認書類は16時15分、接種記録は同じく17時50分に通知が来ている。
さっそくLINEからTOKYOワクションアプリを開き、マイページにログインしてみた。「レ登録済み」という赤いアイコンの下に、IDが発行されているのがわかる。その下のアイコンには「ワクチン接種後、14日以上経過済み」と記載されていた。特典には「COMING SOON!」と書かれている。

今日は夕食を食べて帰ることにしている。緊急事態宣言が解除されていることに加えて、金曜日ということもあり、ちょっと飲んで帰るつもりでいた。しかし、西新宿一丁目商店街の居酒屋はどこも混んでいて、しかも顎マスクの店員が客引きをしている。こんな状況で飲んで行くのはちょっと危険な感じがする。
結局、新宿駅から中央線快速電車に乗って立川に行くことにした。通勤快速電車の1本前の快速電車は空いていて、新宿駅から座ることができた。席に座ると1日の疲れがどっと押し寄せてきて、瞼が重くなってくる。眠気に身を委ねてウトウトとしていると、電車は立川駅に到着するところだった。そもそも電車は立川行きだったので、いずれにしろ電車を降りるしか無い。

コンコースからグランデュオ口を抜けてグランデュオ立川に入った。エレベーターで7階に昇り、レストランフロア「ごちそうダイニング」に到着する。ここなら、客引きもいないし、各店の店内もほどよく空いている。安心して夕食を食べることができる。もっとも閉店時間まであと1時間余りしかないので、飲むのは止めて、普通に夕食を食べることにした。
入店したのはちゃんぽん専門店「じげもんちゃんぽん グランデュオ立川店」である。この店の場所は以前ラーメン屋「ど・みそ グランデュオ立川店」があった場所だが、同店が閉店して新しく、ちゃんぽん専門店「じげもんちゃんぽん グランデュオ立川店」が9月6日にオープンした。今日はこの店に入ることにする。


店内の席の配置は前の店とあまり変わらず、入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が12席L字形に配されている他、厨房を囲むようにして4人掛けのテーブル席が2卓と3人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が1卓、1人掛けのテーブル席が2卓配されている。
店に入ると奥のカウンター席に腰を下ろした。カウンターの上にはコップが重ねられていて、1つコップを手に取った。コップの隣には箸入れが置かれていて、その上に醤油、酢、粗挽きコショウ、にんにく辣油、秘伝のかえし(たれ)、「長崎生まれの金蝶ソース」と書かれたウスターソース、小袋に入った洋カラシといった各種調味料や薬味が置かれている。ちなみに秘伝のかえし(たれ)には「ちゃんぽんの味が薄く感じたら少量ご使用下さい」と書かれてある。箸入れの脇には冷水のポットが置かれていて、冷水のポットから冷水をコップに注いだ。

カウンターテーブルの上には紙ナプキンと紙エプロンが置かれていてメニューが広げられている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。


左側のメニューの裏側には各種セットメニューや単品メニュー、ドリンク類、甘味が掲載されている。


店員を呼んで、料理を注文する。注文したのは「ちゃんぽん」に「焼き餃子5個」が付いたCセットである。これに「あご玉メシセット」を追加で注文することにした。Cセットのちゃんぽんは「白ちゃんぽん」「紅ちゃんぽん」「黒ちゃんぽん」「皿ちゃんぽん」の4種類から選べる。ここは看板メニューの「白ちゃんぽん」を注文することにした。また、麺の量、野菜の量を変えることができる他、トッピングなども付けることが出来るが、デフォルトのままで注文する。
注文を終えると、お冷を飲んで料理ができるのを待つ。しばらくして、料理が運ばれてきた。


一応、紙エプロンを身に付けると、箸を取って、食べることにする。


最初に餃子の皿に餃子のタレを入れることにした。餃子は四角い器に5個並べられている。


器の隅に窪みがある。ここに醤油を垂らし、更ににんにく辣油を適量入れた。


最初に「白ちゃんぽん」を食べることにした。「白ちゃんぽん」の麺は太い手もみ麺で、純白のスープに浸かっている。


麺の上にはモヤシとニンジン、キクラゲ、タマネギ、キャベツ、カマボコ、焼き蒲鉾、豚バラ肉を炒めた物が載せられている。


レンゲを取って、「白ちゃんぽん」のスープを掬って飲んでみる。スープは厳選豚骨を超高火力で長時間炊き込んで旨味やコラーゲンを余さず抽出したスープにあご出汁特製かえしを加えているとのこと。クリームスープのような味わいで、まろやかで甘みのある味わいの中に厳選調味料を秘伝の配合で合わせた醤油ベースのあご出汁特製かえしがスープにコクを加えている。
続いて箸を取った。「白ちゃんぽん」の表面は野菜炒めで覆われている。まずは野菜を食べる。高火力で一気に炒められた野菜はシャキシャキとした食感が美味しい。スープが野菜をコーティングするように包み込んでいて、スープの旨味と野菜の旨味が一体となって口の中に入ってくる。焼き蒲鉾やカマボコの食感がアクセントになっている。

野菜をある程度食べていると麺が見えてきた。自家製の麺は野菜と一緒に口に入れた時の食べ易さを考えて短い19cmの長さで製麺しているとのこと。もちもちとした弾力のある歯応えで、つるつるとした喉越しが美味しい。麺にもたっぷりのスープと野菜が絡んで口の中に入ってきた。
麺を食べながら餃子を食べる。一口大の餃子の白い皮の表面にはこんがりとしたキツネ色の焼き色がついている。


餃子を自分で作ったタレにたっぷりと浸して、口に運んだ。


もっちりとした食感の厚めの皮の中には豚挽肉に刻んだキャベツとニラ、ネギを練り込んで作った餡が閉じ込められている。豚肉の旨味にタレのニンニク辣油のコクが加わり、ジューシーな食感が美味しい。
餃子を食べながら麺を食べる。麺があらかた無くなり、餃子の皿が空になったところで、いよいよ「あご玉メシ」の登場である。「あご玉メシ」はお碗に盛られたご飯の上にあごの出汁粉と刻みネギを散らし、卵黄を載せている。


この上からレンゲで「白ちゃんぽん」の白いスープを注ぎ入れた。


ご飯がヒタヒタにスープに浸かったところで、卵黄を適当に崩す。見るからに美味そうである。


これをレンゲで掬うようにして口に運ぶ。スープの旨味をまとった米粒に濃厚な卵黄の甘みが加わってなかなか食べ応えがある。あごの出汁粉の風味と食感がアクセントになっている。サラサラと食べていると、あっという間にお碗の中が空になってしまった。
最後にちゃんぽんの丼を傾けてスープを飲み干す。スープを味わっていると、じんわりと体が熱くなってきた。カバンからタオルを取り出して汗を拭う。最後の一滴まで飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。

コップに残ったお冷やを飲み干し、体をクールダウンさせると、紙エプロンを外し、身支度を調えて席を立つ。卓上に置かれた伝票を持って店の入口脇のレジに進んだ。ここで会計を済ませて店を出る。
既にグランデュオ立川の館内は7階のレストランフロアを除いて、全て営業を終了している。エレベーターで1階に降り、一旦、駅のコンコースに出てから立川駅の改札に入った。立川駅から電車に乗って隣の日野駅に向かう。

日野駅に着いて、改札を抜けると外に出た。上空には暗く澄んだ空が広がっていて、西の空に星が輝いているのが見えた。スッキリとした冷たい空気が熱くなった体に心地よい。夜風に吹かれながら、家路を急いだ。


コメント    この記事についてブログを書く
« 携帯電話買い替え(料金プラ... | トップ | 里山散歩@小野路町 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。