今日は雲が多いながらも晴れ。今朝は上空に雲が重なり合うように浮かんでいたが、雲と雲の合間から青空も見えていて、日が射している。朝の気温は６℃で弱い北風が吹いていて、空気がヒンヤリと感じられた。
昨日、帰宅して少し手酌をしながら家呑みをして寝た。今日は休みなので、ゆっくりと朝を過ごすつもりでいたのだが、鼻づまりで目が覚めてしまうと、そのまま起きてしまった。自分が寝ている部屋の壁の隅には通気口があり、外気が入ってくる。そのため、外気に花粉が乗って室内に入り込んでくるようだ。自宅は機械換気なので、ファンを止めることもできない。辛い季節になってきた。
午前中は日が昇るに従って、次第に日射しの強さも強くなってきた。上空の青空の領域が次第に増えてきたようである。昼過ぎから暖かい空気を伴った南風が吹いてきて昼間の最高気温は16℃まで上昇した。しかし、日が傾き始めると再び北よりの風に代わり、気温も次第に下がってきた。
午後になって、買い物ついでに外出する。メガネを新調する予定でいたこともあり、新宿に出て、眼鏡屋に下見に行く。しかし、店内には客が多く、花粉の影響で眼も痒く、適当に切り上げて店を出た。少し歩き疲れて、お茶をすることにする。新宿駅西口広場まで来ると階段を降りて地下駐車場のフロア階にあるカフェ「ドトールコーヒーショップ 小田急新宿西口店」に入店した。
店に入り、通路側のカウンター席を確保すると、レジ脇のショーケースを眺めながらレジ前に並んだ。ドトールコーヒーでは３月１日から新商品が発売になった。今日はその新商品のケーキ「桜のパリパリチョコミルクレープ」を注文することにする。ドリンクも同じく新商品の「桜香る ホワイトショコラ・ラテ」のＳサイズを注文することにした。
ケーキとドリンクの載ったトレーに冷水を注いだコップを載せ、確保したカウンター席に戻る。席に着くと、紙おしぼりで手を拭いて、まずはお冷やを少し口に含んで、カラカラになった喉を潤した。
落ち着いたところで、まずドリンクを飲むことにする。「桜香る ホワイトショコラ・ラテ」はクーベルチュールホワイトチョコレートを使用したホワイトショコラをベースにミルクと桜の花エキス、桜葉シラップを使用し、桜の風味がほんのり香る春めくラテに仕上げている。表面にはホイップクリームを浮かべ、淡いピンク色をした桜ソースをトッピングし、抹茶パウダーをのせて香りと彩りをプラスしている。
まずはそのままドリンクを飲んでみる。桜餅を思わせる味わいのラテはホワイトショコラのコクのある味わいに、やさしい甘味のミルクがあわさって優しい甘さである。国産の桜の花を使用した桜花ペーストと北海道産の小豆を使用した桜ソースは深みのあるテイストで味わいにアクセントを与えている。
これだけでも十分甘いのだが、更に甘さを求めてスティックシュガーを入れて、かき混ぜた。表面にはうっすらと赤くなったホワイトラテの表面に浮かぶ抹茶の緑が桜の葉を思わせた。ドリンクをカップの半分くらいまで飲んだところで、ケーキを食べることにする。
「桜のパリパリチョコミルクレープ」はホイップクリームをクレープ生地でサンドして何層にも重ねた中に桜風味のチョコをサンドし、その上にいちごジャムをはさんだミルクレープで、表面には桜が香るピンク色のナパージュで飾り、桜のクランチをトッピングして、見た目も華やかに仕上げている。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。舌触り滑らかなホイップクリームはミルキーな甘さだが、サンドされたいちどジャムの甘酸っぱさにパリパリ食感の桜風味のチョコが味わいと食感のアクセントになっている。桜の香りとほのかな塩味が桜餅を思わせる風味で、桜と苺の味わいを楽しめた。
ケーキを食べながら再び、「桜香る ホワイトショコラ・ラテ」を飲む。甘さに酸味が加わって、甘酸っぱさを感じながら、一方で桜餅の風味を感じる。決して嫌いではないが、春の訪れを待ちわびるような心境にさせるような組み合わせである。
ケーキを食べてしまうとドリンクを飲みながら読み物を読むことにした。デイパックの中から読み物を取り出すと、しばらくの間、記事に目を通す。しばらく記事を読んでいたが、やがて「桜香る ホワイトショコラ・ラテ」も空になってしまったので、お冷やを飲みながら更に記事を読み進めた。
しばらく記事を読んでいたが、時計をふと見ると、入店から小一時間が経ったことに気付いた。お冷やのコップもとっくの昔に空になっている。帰り支度をすると、食器を返却して店を出た。
日が暮れると、気温もぐっと下がってきた。電車で東中野に出ると、買い物をして帰宅する。風も冷たくなって、手先がかじかむようである。
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