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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のラーメン(煮干背脂ラーメン@響)

2019年09月20日 | ラーメン(多摩)


令和になって最初の彼岸の入りの今日は曇り時々晴れ一時雨。今朝は上空に厚い雲が広がっているものの、東の空の雲の切れ間から朝日が射し込んでいる。朝の気温は19℃で冷たい北よりの風が吹いていて、空気がシメシメと感じられる涼しい朝となった。
今日は1日休みを取って、散髪がてら藤沢の実家に顔を出すことにした。いつもよりも少し遅い時間に起きると、モーニングコーヒーを淹れて、コーヒーの香りを楽しみながら、朝刊を読む。それから、ノートパソコンを起動してメールの確認をしたり、少し机上の整理をしたりして、午前中を過ごした。

午前中は日が昇るにつれて、次第に青空が広がってきた。日射しも次第に強くなってきて、日なたに出ると汗ばむような暑さとなった。ただ、日影に入ると空気が冷たくて、涼しく感じられる。昼間の最高気温は27℃で2日連続の夏日となり、暑さ寒さも彼岸までというわりには暑くなったが、北よりの風が吹いていて風が心地よく感じられた。
今日のお昼は外で食べることにした。今日は雑誌「ラーメンWalker 東京2019」に掲載されているラーメン屋に行くことにした。この雑誌に掲載されているクーポン券の有効期限は9月末までとなっている。クーポン券を使うラーメン屋に行くのは、今日で終わりということになりそうだ。

中央線に乗って八王子駅に出た。改札を抜けて駅北口に出ると、西放射線ユーロードを歩いて甲州街道に出た。信号を渡り、甲州街道沿いに西に歩き、八幡町交差点を右に曲がって国道16号線に入った。国道を北に歩き、大横町交差点で左折し、北大通りを西に向かう。交差点から100mほど西に歩いていったところの左手にラーメン屋「響」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「背脂煮干ラーメン」「ラーメン」「シビカラ醤油ラーメン」の3種類のラーメンを基本に今週の限定「あっさり生姜煮干しラーメン」の4種類のラーメンに加えて、「味玉」「チャーシュー増し(3枚)」「特製トッピング」「メンマ増し」「タマネギ増し」「のり増し」「背脂増し(背脂煮干しのみ)」「自家製辣油増し(シビカラのみ)」「チャーシュー増し(1枚)」「麺 大盛り」「麺 特盛(つけ麺のみ)」といった各種トッピング、「ご飯」「チーズご飯」「チャーシューチーズご飯」「おつまみメンマ」といったサイドメニュー、「ビール」「ノンアルコールビール」「ビール+おつまみ(メンマor味玉)」等で構成されている。
「背脂煮干ラーメン」「ラーメン」「シビカラ醤油ラーメン」の3種類のラーメンについてはそれぞれ「特製」「味玉」「チャーシュー増し」ラーメンがあらかじめ用意されていた。ちなみに「特製」はチャーシュー(3枚増し)、メンマが増えて、味玉が入るとのこと。

店内は入口から見て右手奥に厨房があり、厨房に面するようにして逆L字形にカウンター席が6席配されている。店内は既に満席だったので、入口に近い丸椅子に座って待っていると、女将さんが出てきて食券を受け取っていった。注文したのは「背脂煮干ラーメン」と「チャーシューチーズご飯」である。更に雑誌に付いていたクーポン券を渡す。このクーポンでは「麺大盛り・味玉・メンマ・ご飯いずれか1つ無料」となっていたので、味玉をトッピングしてもらうことにした。
やがて席が空いたので、奥の席に座ると、カウンターの上にお冷やが置かれた。カウンターの上には冷水のポットの他に台ふきんが置かれている。卓上には酢と一味唐辛子、コショウといった調味料と塗り箸と竹箸の2種類の箸、楊枝が置かれている。お冷やを飲んで、料理ができるのを待った。

しばらくして「味玉背脂煮干ラーメン」と「チャーシューチーズご飯」がカウンターの中から出された。
「味玉背脂煮干ラーメン」の麺は太麺で、背脂が一面に浮かんだ濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上にはトッピングの味玉が1個とチャーシューが1枚、メンマ、刻みタマネギが載せられていて、丼の縁に海苔が1枚添えられている。「味玉背脂煮干ラーメン」にはレンゲが添えられた。


「チャーシューチーズご飯」は小さいお碗にご飯が盛られて、その上に小さく刻んだチャーシューが載せられ、その上からチーズを載せて、オーブンで温められている。チーズや刻みチャーシューには焦げ目が付いていて、チーズはとろけていた。女将さんにお碗が熱いので、高台を持ってお碗を持ち上げるように言われて、カウンターの上から卓上に置いた。


あらためて、お冷やで喉を潤すと、「味玉背脂煮干ラーメン」に添えられたレンゲでスープを掬って飲んだ。表面に背脂が浮かんだスープは煮干しがガツンと効いた醤油スープで、豚骨ベースの清湯に、煮干し、昆布、スルメをバランス良く合わせ、ダシの旨みが濃く出ている。背脂が浮かんでいるにも関わらず、あっさりとした味わいで、背脂の甘みが後を引く味わいのスープである。


麺を食べる。麺はラーメン屋「五ノ神製作所」の直営製麺所に依頼しているという低加水麺で、豊かな小麦の風味が感じられる。つるつるとした喉越しともちもちとした食感で美味しい。麺のボリューム感に加えて、並盛で180gあるので、なかなか食べ応えがある。麺を食べていると、メンマや刻みネギが麺に絡んで口の中に入ってきた。刻みタマネギのシャキシャキとした食感と辛味がアクセントになっていて、なかなか変化に富んでいて美味しい。
麺を食べながらチャーシューを食べる。細長いチャーシューは厚くてボリュームがある。赤身は柔らかく、香ばしくて美味しい。脂は甘く、舌の上でとろけそうな味わいである。海苔はスープを吸って、ふんわりとした食感で、ジューシーで美味しい。味玉は良く味が染み込んでいて、中の黄身がとろけるような味わいで、甘くて美味しかった。

麺をあらかた食べ終えたところで、今度は「チャーシューチーズご飯」を食べる。カウンターの所に貼られている紙には「チーズご飯、チャーシューチーズご飯はスープをかけてお召し上がりください」とあるが、まずはそのままで食べてみることにした。ご飯をそのままチーズや刻みチャーシューと一緒に口に運ぶ。チーズの甘みとチャーシューが香ばしくて美味しいのだが、何かが欠けている気がする。
ここでレンゲでラーメンのスープを掬って、「チャーシューチーズご飯」に注ぎ、雑炊風にして食べる。すると、チーズが熱いスープにとろけて、味が一変した。醤油とダシの濃い旨みのスープを吸ったご飯にチーズの甘みが加わって、食べ応えのある味わいである。背脂の甘みと刻みチャーシューの食感がアクセントになっている。サラサラとかき込むようにして、食べてしまった。

最後に丼に残ったスープを飲み干す。丼の底には魚粉が溜まっていたが、スープとよくかき混ぜて、残らず飲み干してしまった。コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
席を立って店を出る。店から駅までは歩いて30分弱ある。クーポンが無ければ、歩いてまで来ようとは思えないラーメン店だが、今日は意を決して来てみてよかった。

一旦、家に帰り、あらためて、実家に行くために家を出た。電車に乗って藤沢に着くと、風が心地よく感じられる。やっぱり、湘南は気持ちがいい。
実家に寄った後、近くのなじみの理容店で散髪する。だいぶ涼しくなったが、まだまだ残暑が続きそうである。髪を少し短めに切ってもらって、頭がスッキリとした。

夜になって、日野の自宅に帰宅する。駅に到着すると、雨がパラパラと降り出して来た。

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今日のラーメン(濃厚魚介つけ麺@川喜屋)

2019年09月02日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は東の空に薄い雲がかかっているものの、青空が広がって、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は22℃で、朝晩めっきりと涼しくなってきたことを感じる。風はほとんど無く、湿度が高くて、空気がシメシメと感じられた。
週明けの朝の通勤電車は混んでいたが、電車の冷房が心なしか強く感じられる。新宿駅に到着して電車の外に出ると、暖かい外気が全身を包み込んで、冷え切った体を温めてくれる。上空はスッキリと晴れていて、気持ちの良いくらいに青い空が広がっていた。

日中は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がった。昼頃から強い南風が吹いてきて、昼間の最高気温は32℃まで上昇し、3日連続の真夏日となった。強い日射しが降り注いでいる上に湿度が高く、お昼に外に出ると、もわっとした空気が全身を包んだ。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。仕事を終えて職場を出ると、新宿駅から中央線快速電車に乗って武蔵境駅で下車した。先日、「とき卵チャーシューメン」を食べたラーメン屋「大山家 本店」に行った時に、見かけたラーメン屋に行くことにする。

改札を出ると駅南口に出た。目の前に見えるイトーヨーカドー武蔵境店西館の右に回って、かえで通りの1本西側の通りを南に歩いていく。境南通りとの交差点を越えて3分ほど歩いていくと、右手にラーメン屋「らーめん 川喜屋」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は中央と奥に厨房があり、中央の厨房の周囲を囲むようにカウンター席が8席L字形に配されている他、左手手前の壁に面してカウンター席が3席配されている。とりあえず、壁に面したカウンター席に座った。
卓上には一味唐辛子と酢、コショウといった調味料の他に箸と楊枝、メニューが置かれている。また、中央の厨房を囲むように設けられたカウンターの上にはティッシュボックスが置かれていた。

メニューは「濃厚魚介つけ麺」「煮干しらーめん」の2種類の麺類と「チャーシュー」「メンマ」「味付け玉子」の3種類のトッピング、「半ライス」で構成されている。「濃厚魚介つけ麺」は並(200g)と中(300g)が同価で、大(400g)が100円増しになっている。
注文したのは「濃厚魚介つけ麺」「大」と「半ライス」である。女将さんから「つけ麺は温かいの?冷たいの?」と聞かれて「冷たいつけ麺」を注文した。

料理を注文すると、席を立って、入口右手に置かれた給水器の前に行く。給水器の上に並べられたコップを1つ手に取ると、給水器で冷水を注いで、まずはゴクゴクとお冷やを飲み干してしまった。再び、給水器で冷水をコップに注ぐと、コップを持って席に戻る。ちなみに給水器の隣には新聞がいくつか置かれていた。
10分ほどして、つけ麺が運ばれてきた。続いて、半ライスも運ばれてきた。

麺は太麺でレンゲが添えられている。


焦げ茶色のスープの表面には膜が張っている。スープの中には小さいチャーシューが7枚とメンマ、刻みネギ、柚子皮、カイワレが入っている他、海苔が1枚浮かべられていて、その上に魚粉が盛られていた。


半ライスは小さめのお碗にご飯が盛られている。


さっそく箸をとって食べることにした。まずはレンゲでスープを少し掬って口に運ぶ。とろみがかったスープはドロリとしていて、濃厚な魚介ダシで美味しい。スープに入った刻みネギに柚子皮が食感のアクセントになっていて、鼻腔にほんのりとした柚子皮の清涼感が広がった。
まずはスープに入っている各種具材でご飯を食べることにした。最初に海苔をスープに浸して、ライスを巻いて食べる。少し塩が利いたスープをたっぷりと含んだ海苔で巻いたライスは、それだけで結構美味しい。もう少し海苔が欲しいくらいである。

海苔の次はチャーシューをライスの上に載せた。薄くて小さいチャーシューは赤身と脂身の割合がは2:1くらいで、口に入れると、ハムのような食感である。スープをたっぷりと吸ったチャーシューは、かなり美味しい。チャーシューを食べながら、ライスをかき込んだ。チャーシューを食べてしまうと、更にメンマでライスを食べる。メンマは味が良く染み込んでいて美味しかった。
最後にレンゲ1杯分のスープをライスに注ぎ、サラサラと残ったライスをかき込んだ。

いよいよつけ麺を食べる。麺をスープにたっぷりと浸けて口に運ぶ。麺はコシがあって1本1本がボリューミーである。コシがあり、つるつるとした喉越しで美味しい。麺を食べていると、スープが麺にたっぷりと絡んで口の中に入ってくる。弾力のある歯応えで美味しかった。
麺を食べていると、どんどんスープが減っていく。スープのお替わりができるのかどうかは分からないが、スープを大事に温存しながら、麺を食べた。あらかた麺を食べ終える頃にはスープもお碗の底に少しだけ溜まっているだけである。

ここでスープ割りをもらう。スープ割は「だし割り」と書かれたポットで提供された。このスープ割は、かなり濃厚で旨みが濃くて美味しい。これをライスにかけたら、ダシ茶漬けみたいで美味しかったかもしれない。このスープ割りをお碗に少し注いで、箸でかき混ぜて飲み干す。お腹もいっぱいである。
コップに残った冷水を飲み干すと、席を立って代金を払い、店を出た。

店の前の道を北に歩いて、武蔵境駅に向かう。夜になって、再び北よりの弱い風が吹いてきて、気温も若干下がったようだが、空気もシメシメと感じられて、蒸し暑く感じられる。駅に着く頃には汗が額に浮かび、タオルで汗を拭った。
武蔵境駅から再び中央線に乗って帰宅の途につく。家に着くと、インナーのシャツがぐっしょりと汗で濡れていた。さっそく風呂に入って、汗を流した。ようやくスッキリとした気分である。

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今日のラーメン(鶏チャーシューそば@鶏料理 葉やま )

2019年08月16日 | ラーメン(多摩)


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、霧雨のような細かい雨粒の雨が降っている。今朝の気温は27℃で、昨夜も熱帯夜となった。未明にまとまった雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていて、水分をたっぷりと含んだ空気が重く感じられる。台風の影響で強い南風が吹いていて、ムシムシとした陽気である。
今日は1日休みを取った。昨日、休みを取れなかった代わりの有休である。特に出かける予定もなく、外は天気も悪いので、今日は家でゴロゴロしながら過ごすことにした。モーニングコーヒーを淹れて、朝刊を見る。その後、自宅のパソコンを起動して、写真の整理などをしていたが、昼近くになったところで、お昼を食べに出かけることにした。

家を出ると、電車に乗って隣駅の立川駅で下車した。今日も春に買った雑誌「ラーメンWalker 東京2019」に掲載されているラーメン屋に行くことにして、改札を出ると、駅北口に出た。駅前から北に延びる北口大通りを歩いて行くと、曙町二丁目交差点で立川通りと南北道路に分岐する。ここで右手の立川通りを進んだ。交差点から7~8分ほど歩いたところの左手に居酒屋「鶏料理 葉やま」がある。この店は夜は居酒屋として営業しているが、昼間のランチタイムは鶏そばや鶏丼、からあげランチなどが味わえる。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、右奥に厨房があり、その前にカウンター席が6席直線上に配されている他、左手には4人掛けのテーブル席が6卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。女将さんに「お好きな席にどうぞ」と案内されて、カウンター席に腰を下ろした。席に座ると冷たい麦茶の入ったコップと冷たいおしぼりが出された。
卓上には醤油と七味唐辛子、ミル付きの瓶に入った黒胡椒といった薬味や調味料の他、箸と楊枝が置かれていて、ラミネートされたランチメニューの紙が置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺める。

ランチメニューは「鶏そば」「鶏レモンそば」「ピリ辛鶏そば」「胡麻葱鶏そば」「鶏チャーシューそば」「温玉のせ鶏そば」といった各種麺類と「鶏丼」「からあげランチ」「温玉のせ鶏丼」といった各種ランチ、からあげ単品、ミニサラダ、ごはん、各種トッピング、飲み物等で構成されている。「胡麻葱鶏そば」を除く各種麺類には「柚子ごはん」の付いたAセット、「ミニ鶏丼」の付いたBセット、「玉子かけごはん」の付いたCセットがある。「胡麻葱鶏そば」にもBセット、Cセットがあるが、Aセットのみ「きざみ生姜のせごはん」となっている。また、「鶏丼」「温玉のせ鶏丼」にはスープとおしんこが付く他、「からあげランチ」にはごはん、スープ、サラダ、おしんこが付いている。
注文したのは「鶏チャーシューそば」のBセットである。セットの「ミニ鶏丼」のごはんは大盛りにしてもらうことにした。更に雑誌に付いていたクーポンを渡す。このクーポンでは「煮玉子または温泉玉子1個無料」となっているが、煮玉子はうずらの煮玉子ということだったので、温泉玉子を「鶏チャーシューそば」の方に載せてもらうことにした。

料理を注文すると、再び冷麦茶を飲んで、料理ができるのを待った。
しばらくして「鶏チャーシューそば」と「ミニ鶏丼」が運ばれてきた。

「鶏チャーシューそば」の麺は細麺で、白濁した塩スープに浸かっている。麺の上には鶏チャーシューが5枚と刻んだ青ネギ、白髭ネギが載せられ、中央にトッピングの温玉が落としてある。「鶏チャーシューそば」には木のレンゲが添えられた。


「ミニ鶏丼」は少し深めのお碗にご飯が盛られ、白ごまが散らされた上に刻んだ白菜を載せ、鶏肉を揚げた物を5切れほどと長ネギを煮たものが載せられて、刻み海苔が散らしてある。「ミニ鶏丼」には木のスプーンが添えられた。


まずはおしぼりで顔を手を拭くと、あらためて冷麦茶で喉を潤し、「鶏チャーシューそば」に添えられたレンゲでスープを掬って飲んだ。表面に鶏脂が浮かんだスープは銘柄鶏「大山どり」のガラで取っていて、マイルドな塩味の中に「大山鶏」の深い風味や上品な旨み、コクが感じられる。あっさりとしていて、ほんのりと甘みが感じられるスープである。


続いて箸を取って麺を食べる。菅野製麺製の細いストレート麺で、歯切れが良く、もちもちとしていて喉越しがよい。麺を食べていると、白髭ネギや刻みネギが麺に絡まって口の中に入ってきた。
麺を食べながら鶏チャーシューにかぶりつく。丼の表面を覆う鶏チャーシューは大山鶏の鶏ムネ肉で、分厚くてボリュームがある。脂身の無い鶏チャーシューは、口に入れると柔らかく、口の中に淡泊な旨みが感じられる。食べ応えのある鶏チャーシューである。麺を食べていると、温玉が崩れて黄身がスープに広がり、麺にも絡む。黄身の甘みがスープに絡まって、また異なったおいしさである。

麺をあらかた食べ終えたところで、今度はミニ鶏丼を食べることにした。丼に載せられた鶏肉は醤油ダレをまとっている。鶏肉を食べながらご飯をかき込む。鶏の旨みに甘辛い醤油ダレが合わさって、ジューシーで美味しい。ネギもジューシーな味わいで、ネギの甘さが感じられる。白菜がシャキシャキとした食感で、丼にアクセントを与えている。


鶏肉が無くなったところで、ラーメン丼に入っているスープを適量ご飯にレンゲで注ぎ、雑炊風にして食べる。鶏の旨みがご飯1粒1粒に絡まって、とにかく美味しい。サラサラと食べてしまった。
最後に丼に残ったスープを飲み干して完食。美味かった。満足である。

コップに残ったお冷やを飲み干すと、伝票を持って店の中央付近にあるレジで代金を精算して、店を出た。冷房の効いた店を出ると、湿り気を帯びた強い南風が吹いてきて、風が生温かく感じられた。
午後になって雲と雲の合間から青空が顔を出すと、急速に青空の領域が広がってきた。昼間の最高気温は34℃で、強い南風に多少の涼気を感じるものの、湿度が高く、かなり蒸し暑い陽気である。日射しの当たるところは厳しい暑さなので、日陰を探して歩いた。

お昼を食べた後は、近くにあるIKEA立川にふらりと寄って、先日から検討をしている収納ケースを探す。良さげな物があったにはあったが、一応、家で再度、寸法を取り直して出直すことにした。IKEA立川を出ると、一旦、家に帰宅した。
夕方、再び買い物に出かけたものの、買い物を済ませると、さっさと帰ってきた。買い物に行くだけで汗だくになってしまった。

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今日のラーメン(ワハハ煮干しそば@ムタヒロ 本店)

2019年08月14日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り時々雨または晴れ。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっているが、雲と雲の合間から青空が顔を覗かせていた。朝の気温は26℃で、昨夜は4日ぶりに熱帯夜となった。未明に大雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていて、所々に水たまりが出来ている。湿度が高く、朝からかなり蒸し暑い陽気である。
出勤のために電車に乗っていると、国分寺駅を通過するあたりで、強い雨脚の雨が降っていた。しかし、電車が新宿駅に到着すると、上空には青空が見えていて、強い日射しが降り注いでいる。強い南よりの風が吹いていて、熱気のような空気が周囲を包み込んでいた。朝から汗を垂らしながら、職場に向かった。

日中は上空に雲が多いものの、雲と雲の合間から青空も見えている。しかし、ときどき雨も降っていて、不安定な空模様となった。昼間の最高気温は31℃で猛暑日からは解放されたものの、湿度が高くてかなり蒸し暑い。日射しが無いのが救いだが、それでも湯を張った浴室の中を歩いているような陽気である。
今日は夜、前の職場の歓送迎会が西新宿の居酒屋であり、これに出席する。歓送迎会が終わると、そのまま流れ解散となった。居酒屋のあるビルを出ると、1人新宿駅に向かい、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。

帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。今日は国分寺駅で途中下車すると、改札を抜けて駅南口に出た。駅から国立方面に延びる多喜窪通りを50mほど進み、最初の角を左に折れた。少し歩いていくと、右手にラーメン屋「ムタヒロ 本店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手に厨房があり、その前にカウンター席が8席直線状に並んでいる。一番手前の席の手前右手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューはワハハ煮干そば(醤油)、ナハハ塩煮干そば(塩)、アハハ煮干つけ麺(つけ麺)の3種の麺類を基本に「特製そば(味玉付、トッピング全部増し)」「味玉そば」「肉そば」の組み合わせで構成されている他、各種トッピング、「ざる中華」「限定麺」(今月は「牡蠣の冷やし塩蕎麦」)「餃子」「チャーシュー丼」「ごはん」「缶ルービー」「レモンサワー」、各種ソフトドリンク等で構成されている。
食券を購入すると、店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて空いているカウンター席に座った。カウンターの上に食券を置いて、ラーメンを注文する。注文したのは「ワハハ煮干しそば」である。これに雑誌に付いていた「100円以下のトッピング1品無料」のクーポンを渡して、味玉のトッピングを付けてもらうことにした。

店員に麺の硬さ(かため、ふつう、やわらかめ)、味の濃さ(うすめ、ふつう、こいめ)、背脂の量(少なめ、ふつう、多め)が選べると言われたが、よくわからないので、全部ふつうで注文した。
カウンターの上には冷水のポットが置かれ、重ねられたコップが並んでいる。コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注ぐと、まずはゴクゴクと1杯飲んでしまった。再びコップに冷水を注ぎ、卓上に置く。卓上には一味唐辛子とミル付き黒胡椒、にぼ酢といった調味料の他、箸、楊枝、台ふきん、紙ナプキンが置かれている。

しばらくしてラーメンが運ばれてきた。白い平皿に載せられたラーメン丼の側面は黄色である。この色はメニューによって異なっているようである。


「ワハハ煮干しそば」の麺は極太の手もみ麺で、背脂とタマネギのダイスカットがたっぷりと浮かんだ、濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上には鶏の胸肉チャーシューと豚チャーシューが1枚ずつ載せられている他、1本の穂先メンマ、12センチ大の一反木綿のようなワンタン、岩海苔、ナルト、みつばが載せられ、トッピングの味玉が添えられている。
まずはレンゲを取って、スープを掬って飲んだ。香川産伊吹イリコなど3種類の煮干しのダシと鶏ガラスープのブレンドしたスープは、背脂のきめ細かな甘味が加わり、マイルドな仕上がりで、飽きの来ない絶品スープである。仕上油に煮干油を使用していて、あっさりながらもコクのある旨みに、シャキシャキとしたタマネギのダイスカットが食感のアクセントを与えている。

麺を食べる。麺は新宿だるま製麺製で、麺の量は200gある。もちもちとした食感の手もみ麺でコシがあって、もちもちつるつるとした食感が美味しい。背脂の浮かんだスープがたっぷりと麺に絡んで口の中に入ってくる。麺を食べながら、麺の上に載せられた具を食べる。
最初に豚-チャーシューを食べる。小ぶりでありながら厚みがある豚チャーシューは赤身と脂身の割合が2:1くらいで、柔らかくて美味しい。赤身はジューシーで味が濃く、脂身はトロリとした食感で、あまくて美味しかった。鶏の胸肉チャーシューは豚チャーシューよりも更に厚みがあって、存在感がある。脂身の無い肉質系で淡泊な味わいながら、旨みが濃くて美味しい。

岩海苔はスープに浸かって、ジューシーで美味しい。ワンタンはつるんとした食感でラーメンにアクセントを与えている。味が良く染みこんだ味玉の中の黄身はトロリとしていて、美味かった。
更に麺を食べていると、麺に絡んでミツバとナルトが口の中に入ってきた。タマネギのダイスカットも入ってきて、口の中は実に楽しい食感が渾然一体となっている。麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲む。丼の底に溜まった魚粉をスープとともに飲み干して完食。

美味かった。満足である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。

夜、日野駅に到着すると、南の空に丸い月がおぼろな光を放っているのに気づいた。月は薄い雲を通して光を降り注いでいて、上空の雲はすごい早さで南から北に流れているのがわかる。
雨は降っていなかったが、湿度が高くて、かなりムシムシとする陽気である。タオルで汗を拭いながら家路を急いだ。草むらからは夏の虫が盛大に鳴いていて、うるさいほどである。

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今日のラーメン(とき卵チャーシューメン@大山家 本店)

2019年08月06日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は上空にウロコ雲が広がっていて、朝日が射し込んでいる。秋の気配も少し感じられる空模様だが、今朝の気温は25℃を若干下回るくらいで風はほとんど無く、湿度が高くて蒸し暑い。電車に乗って新宿まで来ると、街路樹からはセミが鳴く音が盛大に聞こえる。まだまだ秋の足音は当分聞けそうにない。
都心は南よりの風が強く吹いていて、気温も高く、午前8時には30℃を越えた。上空には薄い雲がところどころに浮かんでいるものの、青空が広がって、真夏の太陽が照りつけている。日中の最高気温は35℃で猛暑日となり、湿度も高くて、猛烈な暑さとなった。

一日の仕事を終えて、夕方、職場を後にする。今日は夕食を食べて帰ることにしており、先日購入した雑誌に掲載されているラーメン屋に行くことにして、新宿から中央線快速電車に乗った。下車したのは武蔵境駅である。
改札を出ると駅南口に出た。目の前に見えるイトーヨーカドー武蔵境店の東館と西館の間を南に延びるかえで通りを、歩いていく。途中、連雀通りと交差する井口郵便局前交差点を右折した。交差点から歩いて10分ほど行ったところの右手に目的のラーメン屋「大山家 本店」がある。今日はこの店で夕食を食べることにした。


店に入ると、左手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「ラーメン」「塩ラーメン」「つけ麺」「油そば」「とき卵ラーメン」「赤いとき卵ラーメン」「とき卵塩ラーメン」「とき卵つけ麺」を基本に各種キャベツ入りラーメン、チャーシューメンといった麺類と期間限定の「海老辛油そば」、各種トッピング、ライス、ネギめし、へた飯、缶ビール等で構成されている。
食券を購入すると、空いているカウンター席に座った。店内は中央に厨房があり、厨房の前にはカウンター席が9席直線上に配されている他、横には4人掛けのテーブル席が2卓配されている。

カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「とき卵チャーシューメン」と「ライス(お替り無料)」である。これに雑誌に付いていた「100円のトッピング一品無料」のクーポンを渡して、味玉のトッピングを付けてもらうことにした。ちなみにラーメンは麺の硬さ(かため、ふつう、やわらかめ)、味の濃さ(こいめ、ふつう、うすめ)、油の量(多め、ふつう、少なめ、抜き)が選べる。店員にお好みを聞かれて、全てふつうで注文した。またライスは大、中、小と盛りが選べるので、ライス大で注文する。
お冷やはセルフになっている。料理を注文すると、一度席を立って、券売機の背後に回った。券売機の後ろには給水器が置かれていて、その隣にコップが重ねられている。コップを1つ手に取ると、給水器で冷水を注ぎ、まずはその場で1杯冷水を飲み干すと、再び冷水をコップに満たして席に戻った。

卓上には酢と豆板醤、胡椒、おろしにんにく、しょうがといった調味料や薬味と、箸と楊枝が置かれている。カウンターテーブルの下にはティッシュボックスが置かれている。
しばらくしてラーメンが運ばれてきた。黒い丼に入った「とき卵チャーシューメン」の麺は太麺で薄い土色の醤油豚骨スープに使っている。麺の上にはチャーシューが5枚とほうれん草、海苔が3枚載せられて、その上にトッピングの味玉が載せられている。チャーシューの下にはスープに溶き卵が浮かんでいた。


ライス大は大きめの器に盛られている。


まずはレンゲを取って、スープを掬って飲んだ。160kg以上の豚骨を12時間かけて煮込んだスープの表面には膜が張っている。鶏油を仕上油に使ったスープはドロリとしていて、こってりとした濃厚な味わいで、クリーミーな食感である。


ラーメンを食べる前にまずはライスを食べることにした。家系ラーメンの具はライスのおかずであって、ラーメンの具ではない。まずは海苔をスープによく浸し、ライスに巻いて口に入れる。濃厚なスープを吸った海苔はジューシーで美味しい。ライスともよく合う。瞬く間に3枚の海苔を食べてしまった。
続いてほうれん草である。やはりスープを吸ったほうれん草はジューシーな味わいである。ほうれん草の食感を楽しみながらごはんをかき込んだ。白身がぷりぷりとした味玉の中には濃厚な黄身が詰まっている。味玉にかぶりつきながらライスを食べる。

次はチャーシューである。チャーシューにかぶりつきながら、ライスをかき込む。脂身の少ないチャーシューは大きくて厚みがあり、脂身は甘くてとろけるように美味しい。赤身はほろほろとした歯応えながら味が良く染み込んでいる。
チャーシュー1枚でライスがなくなったので、ライスをお替わり。二杯目のライスは中盛で注文した。ライス中のお碗はライス大のお碗よりもやや小さかったが、ご飯の盛りが良い。


ライスが運ばれてきたところで、今度はラーメンを食べる。山正食品の太麺はストレート麺で、もっちりとしてコシがある。並盛で170gあるという麺の1本1本はボリューミーで、食べ応えがある。
麺にはたっぷりのスープと、ふわふわのとき卵が絡んで口の中に入ってくる。ガツンとパンチの合る豚骨醤油のスープに卵の甘みと優しさが感じられる。これは病みつきなりそうな旨さである。スープに浮かんだチャーシューにかぶりつきながら麺を食べた。

麺をあらかた食べ終えると、今度はライスにスープを注ぎ、雑炊風にしてライスを食べる。まだスープにはチャーシューが2枚残っている。少々、チャーシューを大事にしすぎたようである。このチャーシューを食べながらライスをかき込んだ。スープを吸ったライスは豚骨醤油の旨みにとき卵の甘みが加わって、とにかく美味い。スープを吸ったチャーシューも格別の旨さで、とにかく美味しい。あっという間にライスの入ったお碗は空になってしまった。

最後にラーメン丼を傾けて、丼に残ったスープを飲み干して完食。美味かった。満腹で満足である。コップに残ったお冷やも飲み干すと、丼とお碗、コップをカウンターの上に上げ、台ふきんでカウンターテーブルの上を拭いて、店を出た。
夜になって、昼間に比べるとだいぶ気温が下がってきた。風も弱くなってきているが、湿度が高い。ラーメンを食べたこともあって汗が額や首筋に浮かび、汗拭き用のタオルが手放せなかった。

武蔵境駅までもと来た道を歩いて戻ると、中央線に乗って帰宅の途につく。日野駅で下車すると、改札を出て、家路を急いだ。
夜になって西の空に少し欠けた半月が明るい光を放っていた。

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