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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のラーメン(魚介豚骨ラーメン@平右衛門)

2019年04月17日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り。今朝は上空一面に薄い雲が広がっていて、雲の向こうから朝日が弱い日射しを降り注いでいる。朝の気温は9℃で風はほとんどなく、空気がヒンヤリと感じられるが、昨日の暖かさが残っているのか、心地よい陽気である。
昨日は胃痛が辛く、1日にトイレに何度も行くような状態だったので、時間休を取って、医者に行った。医者の見立てでは細菌性の胃腸炎とのことで、薬をもらって帰宅した。薬を飲んだらだいぶ楽になって、今日は絶好調というわけではないが、調子は悪くない。ただ、あまり無理は出来なさそうである。

日中もどんよりとした雲が広がっていたが、昼前から強い南よりの風が吹いてきて、気温は上昇した。昼間の最高気温は20℃を下回るくらいの気温で、日射しは無いものの過ごしやすい陽気である。風は強かったが、爽やかに感じられて、心地よかった。
今日は夜、新宿で酒席があり、これに出席することにした。とはいえ、体調のこともあり、今日は万事控えめにすることにして、乾杯だけはビールに口を付けたが、あとはウーロン茶で済ます。幸い、立食のバイキングスタイルだったということもあり、料理も適度につまんで過ごした。

会も中締めとなり、会場を後にした。電車に乗って帰宅の途に着いたのだが、今日は控えめにしすぎたこともあって、途中で小腹が空くのを感じた。途中で〆のラーメンを食べて帰ることにして、東小金井駅で途中下車する。
改札を抜け、駅南口に出ると、駅前から南に延びる栗山通りの1本東よりの一方通行の道を南に歩いていく。駅前から100mほど歩いたところで、左手にラーメン屋「平右衛門」がある。今日はこの店に入店することにした。


店に入ると、左手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「生醤油ラーメン」「塩ラーメン」「魚介豚骨ラーメン」「生醤油つけ麺」「魚介豚骨つけ麺」に加えて季節限定の「鶏そば」といった6種類の麺類をベースとして、全てのトッピングを載せた各種「オールスター」と特盛、トッピング各種、白米、ちりめんご飯、一番搾り(瓶)、コーラ、オレンジジュースで構成されている。


なお、ラーメンは麺の大盛りが無料になっている。麺の量は通常150g、大盛210gとなっている他、特盛285gとなっている。またつけ麺は通常270gで、大盛400g、特盛540gとなっている。
食券を購入すると、店の奥に進んだ。間口の狭い店は奥行きがあって、入口から右手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が13席L字形に配されている。

カウンター席の一番奥に腰を下ろすと、食券を店員に渡してラーメンを注文する。注文したのは「魚介豚骨ラーメン」である。更に、先日購入した雑誌に付いていたクーポンを店員に渡して海苔5枚のトッピングを付けてもらうことにした。
店員に「麺の太さを太麺と細麺、どちらにしますか」と聞かれて「太麺」で注文することにした。更に「大盛り無料ですが、どうしますか」と聞かれて、ちょっと困った。〆のラーメンなので、並盛りでも良いように思ったのだが、今日の酒席での飲食は控えめにしたこともあり、ガツンと食べてもいいように思えた。ちょっと悩んだ結果、つい「大盛りで」と答えてしまった。

ラーメンを注文すると、卓上に重ねられているコップを1つ取り、冷水のポットから冷水を注ぎ、1杯飲んだ。空になったコップに再び冷水を注いで、卓上に置く。卓上にはコップと冷水のポットの他に酢と七味、コショウといった調味料の他に塗り箸と楊枝、紙ナプキン、髪留めゴムが置かれている。
しばらくしてラーメンがカウンターの中から出された。「魚介豚骨ラーメン」は白い丼に入っている。麺は太麺で、濃褐色のスープに浸かっていて、麺の上には2種類のチャーシューが1枚ずつとメンマ、刻みネギが盛られていて、丼の縁にトッピングの5枚の海苔が加わって6枚の海苔が添えられている。


まず、添えられたレンゲでスープを掬って飲んだ。トロリとした食感のスープは煮干し、サバ節、厚切りのソウダ節、昆布などを使用した魚介スープに豚骨スープをあわせた濃厚なスープで、魚介の凝縮された旨みに豚骨の甘みが加わって美味しい。
続いて箸を取って、麺を食べる。太いストレート麺はモチモチとした食感で、コシがあり、1本1本の麺はボリューミーである。麺を食べていると、スープやスープに載せられた具が麺に絡まって、一緒に口の中に入ってくる。

麺を食べながらチャーシューを食べる。2種類のチャーシューはいずれも厚みがある。片方のチャーシューは鶏チャーシューで、脂身のない肉質系のチャーシューである。柔らかい歯応えで、淡泊な旨みが味わえて美味しい。一方、豚バラ肉のチャーシューは、赤身と脂身のバランスが取れたハムのような食感のチャーシューである。脂身は甘く、赤身は醤油だれが良く染み込んでいて美味しい。
海苔はスープに浸して、麺と一緒に食べた。大盛りにしたこともあって、ちょっとお腹も苦しくなってきた。最後に丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。

コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。やっぱり〆のラーメンに大盛のラーメンはちょっと量が多かった。
店から、もと来た道を戻って東小金井駅に着くと、再び中央線電車に乗って帰宅の途につく。

夜になって、雲が幾分晴れてきたようである。雲と雲の合間から暗い空が顔を出していて、星が瞬いていた。

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今日のラーメン(濃厚煮干しそば@徳星)

2019年04月04日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲がたなびいていて、雲の向こうから朝日が陽光を降り注いでいる。朝の気温は1℃で弱い北風が吹いていて、冷たい空気が眠ぼったい頭をしゃんとさせてくれるようだ。電車に乗って新宿に到着すると、雲は一掃されて、上空には突き抜けるような青空が広がっていた。朝日が昇ってくるにしたがって、気温も次第に上昇してきた。
日中も晴れて上空には青空が広がった。昼前から南よりの風が吹いてきて、昼間の最高気温は16℃とようやくこの時期らしい陽気となった。湿度が低く、風が幾分冷たく感じられるが、燦々と降り注ぐ日射しが温かく感じられる。

今日は夜、職場の歓送迎会が西新宿の居酒屋であった。窓からは青く染まった都庁が間近に見えて、なかなか迫力がある。次第に空が暗くなってくると、青い光がいっそう濃くなるように思えた。
歓送迎会が中締めを迎えると、そのまま流れ解散となった。店を出て、新宿駅まで歩いていった後、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。立川駅まで来たところで途中下車した。

帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。改札を抜けて駅南口に出ると、ペデストリアンデッキを降りていろは通りに出た。通りを国立方面に歩いていき、2つめの右手に折れる角を入って細い道に入った。7年前に「紅つけ麺」を食べたラーメン屋「チキント」の並びにラーメン屋「徳星」がある。この店は高円寺の煮干しそば店「麺屋銀星」の姉妹店とのこと。今日はこの店に入店することにした。


店に入る。入口を入ると右手に券売機がありここで食券を購入する。メニューは「濃厚煮干しそば」「濃厚煮干し辛そば」「焦がしニンニク煮干しそば」「煮干し中華そば」「鬼煮干しそば」「超濃厚煮干しつけめん」「超濃厚煮干し辛つけめん」「煮干しまぜそば」の8種類の麺類と期間限定メニュー「ガッツリ濃厚煮干しそば」「ガッツリ濃厚煮干しまぜそば」をベースに各種トッピング、ご飯もの、アルコール飲料、おつまみ等で構成されている。
食券を購入すると店の奥に進んだ。クランクした店内は手前に2人掛けのテーブル席があり、奥に厨房、厨房の正面に5人掛けのカウンター席が直線上に並んでいて、その左手に2人掛けのテーブル席が2卓配されている。

店員に案内されてカウンター席に腰を下ろすと、食券を店員に渡してラーメンを注文する。注文したのはこの店一番人気の「濃厚煮干しそば」である。
お冷やはセルフになっていて、卓上には重ねられたコップと冷水のポットが置かれている。コップを1つ手に取り、ポットから冷水を注ぐと、一気に飲み干して、再びコップに冷水を注ぎ、卓上に置いた。

卓上にはコップのポットの他に自家製辛味と煮干し粉、果実酢、にんにく油といった薬味が並んでいる他、箸と楊枝、紙おしぼりが置かれている。自家製辛味は5種類の辛味をブレンドしたラー油ベースの自家製辛味、煮干し粉は煮干しを細かく粉末状に砕いたものである。果実酢はリンゴとレモンで漬け込んで作った自家製フルーツ酢、にんにく油は香ばしいにんにくのコクと旨みを抽出しているとのこと。この他、黒ごまと唐辛子、青のり、山椒など7種類の素材を使用した黒煎り七味やおろしにんにく、おろし生姜も用意しているとのことである。
お冷やを飲んでいると、しばらくして「濃厚煮干しそば」がテーブルに置かれた。小降りの丼に入った「濃厚煮干しそば」の麺は中細のストレート麺で白濁したスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚と穂先メンマ、青ネギ、生タマネギのダイスカットが載せられていて、海苔が2枚添えられている。


まず、添えられたレンゲでスープを掬って飲んだ。スープは京都の老舗問屋から季節ごとに厳選して取り寄せた片口煮干し、サバ、うるめ、鰹節をブレンドして炊いた極上煮干し出汁に、新鮮な鹿児島産と宮崎産の鶏を長時間煮込んだコラーゲンたっぷりの濃厚鶏白湯スープを合わせているとのこと。
「濃厚煮干しそば」のスープは鶏白湯スープを多めにブレンドした鶏白湯スープベースのスープで、その影響か、上品な動物系の淡泊な味わいが感じられるものの、あまり煮干しの旨みが感じられないのは残念である。

麺を食べる。中加水の特注の中細ストレート麺はもちもちとした食感で美味しい。麺を食べていると、ドロリとしたスープが麺に絡まって口の中に入ってくる。
麺の上に載せられたチャーシューは赤身と脂身が半々で、厚みがある。香ばしい赤身に脂身が甘くて美味しい。穂先メンマは特大で食べ応えもある。生タマネギの辛味がラーメン全体のアクセントになっている他、生タマネギと青ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。

海苔を食べて、ラーメンを食べる。麺をあらかた食べ終えた頃には、スープも残りわずかになっていた。最後に丼を傾けてスープを飲み干して完食。コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
立川駅に戻り、再び電車に乗って帰宅の途につく。

今日はまだ早い時間だが、それでも明日のことを考えると、遅いくらいである。電車が日野駅に到着すると、改札を出て家路を急いだ。上空には星が瞬いていた。

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今日のラーメン(オロチョンらーめん@味源 国分寺店)

2019年03月29日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。朝の気温は6℃で、弱い北風が吹いている。冷たい空気がヒンヤリと感じられた。今日は寒い1日になるとの予報だったが、今更、厚いコートを着る気にもなれずに、薄手のコートを羽織って出勤した。
日中も厚い雲が上空一面に広がっていて、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は8℃と、朝からほとんど気温が上がらず、真冬に逆戻したかのような陽気である。冷たい北風が吹いていて、肌寒く感じられた。

今日の午前中は後任との引継を行い、午後は4月から着任する職場で引継を行う。その後、一旦、職場に戻って各所へ挨拶を済ませた。
夜は新宿の居酒屋で慰労会があり、これに出席する。その後、新宿駅から中央線に乗って帰宅の途に着いた。新宿駅からは運良く、新宿始発の豊田行き電車に乗れたので、新宿駅から座って帰ることができた。寝過ごしてしまう可能性もあったが、豊田駅なら日野駅まで歩いて帰ることが出来る。そんな気もして、席に座った。

すぐに寝てしまったらしい。気が付くと、電車は武蔵小金井駅で止まっている。寝過ごさなくて良かったと、時計を見ると既に時計の針は日付変更線を越えていた。おかしいなと思って、車内のアナウンスを聞いていると、どうやら八王子駅~西八王子駅間の踏切内で人身事故が発生し、電車が止まっているとのこと。電車はその後、隣駅の国分寺駅まで進んだが、そこで再び、運転見合わせとなってしまった。
このまま運転再開まで車内で待っているかとも考えたが、急に小腹が空くのを感じた。飲み会の〆のラーメンを食べたくなり、電車を降りると、閑散とした改札を抜けて駅南口に出た。駅から国立方面に伸びる多喜窪通りを進むと、左手のビルの1階にラーメン屋「味源 国分寺店」が営業していた。そこで、この店に入ることにする。


店に入る。間口の狭い店内は奥行きがあって、左手奥に厨房がある。厨房を囲むようにカウンター席がいびつなコの字形に16席配されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、店の奥のカウンター席に腰を下ろした。
席に座ると、卓上に冷麦茶の入ったコップとメニューが置かれた。「おしぼりは要りますか?」と聞かれたので、おしぼりをもらうことにした。すると紙おしぼりが出された。

卓上には醤油とラー油、酢、ブラックペッパーグラウンド、七味、仁淀川山椒、おろしニンニク、「替玉用スタミナの源」といった調味料や薬味の他に箸と楊枝、重ねられたコップ、冷麦茶のポット、灰皿、ティッシュボックスが所狭しと置かれている。ちなみに「替玉用スタミナの源」は陶器製の小さな壷に入っている。中身はニラやニンニクの入った唐辛子である。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。メニューは「鰹だし中華そば」「丸豚豚骨味噌らーめん」「丸豚豚骨辛味噌らーめん」「丸豚豚骨醤油らーめん」「丸豚豚骨塩らーめん」「丸豚豚骨味噌つけ麺」「丸豚豚骨和風つけ麺」といった基本のラーメンと各種トッピング、サイドメニュー、一品料理、アルコールドリンク、ソフトドリンクで構成されている。

注文したのはこの店の代表的ならーめんの1つ「オロチョンらーめん」である。ラーメンを注文するとメニューは下げられた。
しばらくして「オロチョンらーめん」が目の前の卓上に置かれた。店員が「紙エプロンは必要ですか」と聞かれたが、不要と答えた。

「オロチョンらーめん」の麺は中太の多加水麺で、茶褐色の味噌スープに浸かっている。麺の上には刻みチャーシューとメンマ、モヤシ、ニラ、キクラゲが載せられていて、たっぷりの刻みネギがその上に盛られている。「オロチョンらーめん」にはレンゲが添えられた。


まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。スープは豚骨スープに丸鶏のまろやかさを加えたWスープとコクのある複数の味噌と辛味噌をブレンドして合わせているとのこと。旨みをじっくりと抽出したというスープをベースにした味噌スープはとろみがかった濃厚な味噌スープで、程良く辛い中に素材の旨みがあって美味しい。
麺を食べる。麺は縮れ麺でスープとよく絡んで口の中に入ってくる。つるつるとした食感で、麺にボリューム感が感じられる。麺を食べていると、さまざまな具が絡んで口の中に入ってきた。

麺の上に載せられた刻みチャーシューは肉質系で柔らかく、味が良く染み込んでいて美味しい。程良い大きさにカットされているので、食べ応えもある。
ラーメンには多くの野菜が載せられていて、ボリュームもあった。たっぷりと載せられた刻みネギがシャキシャキとした食感で、アクセントになっている。

麺と具をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲み干して完食。ラーメンを食べた後はすっかり体も熱くなった。コップに残った冷麦茶を飲み干すと、伝票を持って、席を立つ。
レジは店の中程にあり、ここで代金を払って店を出た。熱くなった体に冷たい夜風が気持ち良かった。

再び国分寺駅に戻ると、中央線下りホームに降りる。電車の運転が再開されていて、ホームに入ってきた高尾行きの電車に乗った。さすがに座って、寝ないという自信が無く、日野駅まで吊革に掴まって帰宅する。
家に着いたのは午前2時頃である。今日は草臥れた。

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今日のラーメン(ほうれん草ラーメン@せい家 武蔵境店)

2019年03月27日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝はドアポストに投函されている朝刊がビニル袋に入っていて、そのビニル袋がほんのりと濡れていた。雨が降ったのかと、カーテンを開けると、上空には雲ひとつ無い澄んだ空が広がっている。おそらく結露で新聞のビニル袋に水滴が付いたのだと思われる。
今日は暖かくなるとの予報だが、朝の気温が3℃で身震いするような寒さである。外に出ると吐く息も白く、コート無しに出勤するのは辛いように思われた。そこで、帰りに丸めてデイパックに放り込めばよいと、薄手のコートを着て出勤する。

日中も上空に薄い雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって日射しが気持ちよく感じられる空模様となった。昼前から南よりの風が吹いてくると、気温がぐんぐんと上がり、昼間の最高気温は20℃と暖かくなった。ただ、空気が乾燥していて、日影に入ると風がヒンヤリと冷たく感じられた。
今日は午後会議に出た後、夜に西新宿の中華料理屋で意見交換会があり、これに出席する。午後9時頃に中締めとなったが、その後、新宿駅南口の居酒屋で二次会があり、これにも行ってしまった。ようやくお開きになって、店を出たのは午後11時を過ぎた頃である。

新宿駅の改札を入って中央線のホームに降りると、来た電車に乗り、帰宅の途に着く。しかし、三鷹を過ぎたあたりで、小腹が空くのを感じた。武蔵境駅前に深夜まで営業しているラーメン屋があったことを思い出して、次の武蔵境駅で途中下車した。
改札を出て、駅北口に出た。駅前のロータリーから正面のすきっぷ通り商店街に入り、少し進むと左手にラーメン屋「せい家 武蔵境店」がある。今日はこの店に入店することにした。


店に入る。店内は入口から見て正面右手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が直線上に7席配されている他、手前に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
店の奥に進み、空いているカウンター席に腰を下ろした。卓上には醤油とラー油、酢、ブラックペッパー(グラインド)、おろしニンニク、トウバンジャン、ショウガといった調味料や薬味の他に箸と楊枝、ティッシュが置かれている。

メニューはカウンターの上の壁に掲げられている。注文したのは「ほうれん草ラーメン」である。ラーメンは麺を太麺か細麺のどちらかを選べるので、今回は太麺にする。醤油タレの濃さ(濃いめ、薄め)、鶏油(チー油)の量(多め、少なめ、油抜き)、麺の固さ(バリ固、固め、やわらかめ)が選べるので、麺の固さをやわらかめにしてもらった以外は全て普通とした。
お冷やはセルフになっており、カウンターテーブルの一番入口側に給水器が設置されていて、その上にコップが重ねられている。コップを1つ手に取り、給水器で冷水をコップに注いで席に戻った。お冷やを飲んで待っていると、しばらくしてカウンターの中からラーメンが出された。

太麺の麺は膜の張った白っぽい色のスープに浸かっていて、麺の上にはチャーシューが1枚とほうれん草が載せられ、ほうれん草に被せるように海苔が3枚載せられている。


まずはスープをレンゲで掬って飲んだ。ゲンコツ、背ガラ、鶏ガラを煮込んだスープに鶏油の香味油を浮かべた豚骨醤油スープは、ややトロンとしていて、こってりめのスープである。旨みはほどほどに感じられるのだが、どことなく薄っぺらく感じられる。
気を取り直して麺を食べる。麺は丸山製麺製のせい家オリジナル麺で、1杯160gの麺が入っている。柔らかめにした麺は、それでもコシがあり、もちもちとした食感でつるつるとした喉越しが美味しい。

麺を食べながらチャーシューを食べる。チャーシュータレに漬け込み味を染み込ませているチャーシューは豚肩ロースを使用している。薄いチャーシューは脂身のない肉質系で、口の中に入れるとやや固く感じられた。スープに浸けておけば、柔らかくなるだろうと考えて、一口食べただけで、麺の下に押し込む。
ほうれん草はたっぷりと麺の上に載せられている。麺を食べていると、スープを吸ったほうれん草が麺に絡んで口の中に入ってくる。ひたすら麺を食べていると、やがて、チャーシューが浮かんできたので、あらためてチャーシューを食べる。しかし、チャーシューにはスープがあまり染み込まず、ぼそぼそとした食感で固いままである。結局、チャーシューはそのまま食べてしまった。

麺をおおかた食べ終わると、スープを飲み干して完食。久しぶりのせい家のラーメンはちょっと不満気味に終わった。ただ、〆のラーメンとしては十分である。小腹も満たされた。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って、カウンターの入口側に回った。代金を精算し、店を出る。熱くなった体に外気が涼しい。ふと、空を見上げると、上空には星が瞬いていた。

武蔵境駅に戻ると、再び、電車に乗って帰宅の途につく。
久しぶりに日付変更線を越えての帰宅となった。しかし、明日も仕事である。

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今日のラーメン(みそラーメン@まるむらうめん)

2019年03月17日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れときどき曇り。今日も目覚まし時計のアラームはセットしていなかったが、9時くらいに目が覚めた。既に外は明るくなっていて、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっている。弱い北よりの風が吹いていて、空気が冷たかった。
ドアポストに投函されている朝刊はビニル袋に入っていた。先週初めから、雨が降っているわけでもないのに、毎日、朝刊がビニル袋に入っている。1日の寒暖の差が大きいことが関係しているのだろうか。

午前中は青空が広がっていたが、昼前から南よりの風が吹いてくると、次第に雲が広がってきた。昼間の最高気温は14℃で、空気はカラカラに乾燥している。ときおり、太陽が雲に隠れると日射しも弱くなり、風が冷たく感じられる。一方で、大気の状態が不安定になっていて、一時的にパラパラと小雨も降ったりした。
今日のお昼は外で食べることにした。自宅の裏手の急な坂を上ると、日野自動車本社工場の裏手に出る。ここから市道を歩いて行き、工場の正面の日野台三丁目交差点に回ると、交差点から豊田駅方面に延びる多摩平緑地通りを進んだ。2つ目の信号に差し掛かる手前の左手にラーメン屋「まるむらうめん」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が9席L字形に配されている他、右手には4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
カウンター席に座ると、目の前のカウンターの上にお冷やの入ったコップが置かれた。カウンターの上には冷水のポットと灰皿、ティッシュボックスが置かれている。卓上にはブラックペッパーグラインドと七味唐辛子、ごま、箸、楊枝が置かれている。

お冷やを飲みながら壁に貼られたメニューを眺める。メニューは「ラーメン」「塩ラーメン」「みそラーメン」「地獄ラーメン」を基本メニューとした各種ラーメンと「ネギ丼」「ライス」「半ライス」「ビール」「日本酒」等で構成されている他、各種ラーメンとご飯もののセットメニューで構成されている。
注文したのは「みそラーメン」と「ネギ丼」である。料理を注文した後に、壁に掛かっているメニューを何気なく見ていると、「ネギ丼セット」というメニューがあった。このセットは「ラーメン」または「塩ラーメン」と「ネギ丼」のセットで、値段も安い。もっとよくメニューを検討するべきだったと後悔したが、もう遅い。

しばらくして、「みそラーメン」と「ネギ丼」がカウンターの上に載せられたので、それを卓上に下ろした。箸を取って、さっそく食べることにする。
「みそラーメン」の麺は太めの多加水麺で、平打ちのような扁平の麺がやや赤い味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚と縦半分に切られた味玉が1個分、メンマ、刻みネギ、カイワレ大根、コーンが載せられ、海苔が1枚添えられている。「みそラーメン」にはレンゲが添えられた。


まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。唐辛子と白ゴマが浮いた赤いスープは表面だけで、その下には白味噌系の濃厚なスープとなっている。厳選された食材を添加物、保存料は一切使わず、10時間以上火にかけて作ったスープは長時間煮込んでいるため、コラーゲンが豊富に抽出されているとのことである。
麺を食べる。麺は縮れ麺で、スープとよく絡んで口の中に入ってくる。つるつるとした喉越しが美味しい。麺を食べていると、麺にさまざまな具が絡んで口の中に入ってきた。

麺の上に載せられたチャーシューは薄くて大きく、赤身と脂身のバランスが良い。スープを吸って柔らかくなったチャーシューはその形をとどめないくらいに崩れて、麺に絡んで口の中に入ってくる。脂が甘くて美味しい。味玉を食べながら麺を食べた。
麺をあらかた食べてしまうと、「ネギ丼」を食べることにした。「ネギ丼」はお碗に盛ったご飯の上に細かく砕いた海苔を散らし、チャーシューを1枚敷いて、白髭ネギに刻みチャーシューを絡めたものを載せ、醤油ダレをかけている。


白髭ネギを食べながらご飯をかき込む。味が良く染み込んだ白髭ネギはシャキシャキとした食感で美味しい。ネギに絡まるように中に混ぜられた刻みチャーシューは肉質系で、やはり味が良く染み込んでいて、存在感がある。一気に丼をかきこみ、最後に丼の底に残ったご飯は、ラーメンに添えられて、スープを吸った海苔で巻いて食べてしまった。
「ネギ丼」を食べてしまうと、「みそラーメン」の丼を傾けてスープを飲み干す。飲み口があっさりと感じられる白味噌系のスープの味噌のうまさの中に、こってりめの赤いスープのほんのりとした辛味が感じられる。スープを飲み干すと、額に汗がじんわりと浮かんだ。

手持ちの汗拭き用タオルで汗を拭い、コップに残ったお冷やを飲み干す。美味かった。満足である。
勘定を払って店を出る。熱くなった体に、冷たい外気が心地よかった。

店の前を通る多摩平緑地通りをそのまま豊田駅方面に進むと、イオンモール多摩平の森に着く。腹ごなしも兼ねて、通りを歩いていく。イオンモール多摩平までは歩いて20分ほどで到着した。
昨日イオンモールまでシャツを買いに行って、結局何も買わずに来てしまったが、やはり1枚は買っておく必要を感じた。柄はこれといって気に入ったものは無いものの、XLのサイズのシャツが残り少なくなっている。あまり選り好みもできない。

結局、1枚シャツを買うことにした。また、そのうち、店を覗いてみることにしよう。また新しい製品が出ているかもしれない。
買い物をした後はモール内をぶらぶら歩き、疲れたところで帰ることにした。豊田駅から電車に乗って帰宅の途に着く。

夕方になって再び北よりの風が吹いて来ると、次第に気温が下がってきた。

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