SAPジャパンは、新たなサポート・サービスとして「SAP Premium Support」を加え、提供を開始すると発表した。これは、同社の質の高い支援を必要とするユーザー企業のニーズに応えるため提供するもの。
今回のサポート・サービスは、SAPジャパンが従来提供してきた標準サポート・サービス「SAP Standard Suport」と大企業の独自ニーズに応えるためカスタマイズされたハイエンドなサポート・サービス「SAP MaxAttenntion」の中間に位置づけられるもの。
同社では今回のサポート・サービスの発表で、SAPのサポート・ロードマップが完成したとしている。つまり、従業員3人から大規模な多国籍企業まで、あらゆる規模の企業を対象にすることができるようになったというわけだ。SAPはターゲットを従来の大手企業から中堅・中小企業にシフトさせようとしている。このためサポート・サービスでの対応も幅広いものにならざるを得なくなる。日本の市場において、SAPは中堅・中小企業の攻略は成功するかどうかは、ここ当分は決着を見ないであろう。
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