日本IBMはIT全般統制の中の重要な要素である、企業のソフトウエア開発における統制(ガバナンス)を支援する新製品「IBM Rational Software Development Platform V7.0(Rational SDP V7.0)」を発表した。
この「Rational SPD V7.0」の特徴は、①監査性を持ったプログラム開発と変更②開発、構築、配布の自動化などで、中核製品は「IBM Rational ClearQuest V7.0」などからなる。
<短評>IBMはRational社を買収した時に世間を驚かせた。そして、Rational製品の一部をOSS(オープンソースソフトウエア)として公開したときは皆、IBMの戦略性の凄さを思い知らされた。さらに、今回内部統制ツールとしてRational製品を提供するという発表で、買ったものは全部使い切るというIBMの合理性に脱帽させられました。
http://www-06.ibm.com/jp/press/20060606001.html