日本HPとマイクロソフトは日本版SOX法施行に対応し、企業内での財務報告の信頼性確保など内部統制を効率的に行うITプロセスと基盤作りを積極的に支援、推進していくために協業する。
具体的には、IT全般統制を効率的に行うために、ITILをベースとしたサービスの提供や、UNIXやWindowsの混在する環境の管理を実現するために両社の運用管理製品の連携を行い、IT基盤の最適化を支援する。
<短評>マイクロソフトは、好むと好まざるにかかわらず、企業の基幹システムに手を染めつつある。これまでのマイクロソフトはパッケージビジネス一本だったので高収益を維持できた。しかし、基幹システムに入ってくるとそうは問屋が卸さないケースも出てくる。特にマイクロソフトジャパンにとっては大変であろう。ERPパッケージの日本語版を早急に出したいのだが、ノウハウがないため躊躇しているという話も聞く。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2684