ERP研究推進フォーラムは、「企業アプリケーション・システムの導入状況に関する調査~ユーザーアンケート調査報告書~」の結果を発表した。これによると①ERP市場は継続的に発展中②国産パッケージの台頭③中堅企業向けが主戦場へ―などの結果が判明した。
さらに、「ERP導入企業は3割を突破し、製造業、中堅企業に普及」「SAPのシェアがわずかに低下し、富士通のGLOVIA-Cが浮上」「ERPパッケージの適用業務が拡大し、SCM/物流、経営管理でのりようが本格化」などの点も明らかになった。
<短評>ERPパッケージは中堅企業へも拡大し、いよいよ本格普及の時代へと突入することとなる。中堅・中小企業は国産メーカーが強いが、注目されるのがマイクロソフトのERP市場参入だ。国産メーカーと真正面からの勝負に挑むのかどうか、注目される。
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