昨日、ついに腎臓から恐怖の大王が降りてきた。
それはわずか数ミリの結石だが、私にとっては恐怖の大王である。
一度経験したことから振り返れば、数日前に腰から足の付け根が痛むという予兆はあった。
あったが、それは筋肉痛と思い込んでおり、尿管結石の前触れだとは夢にも思わなかった。
~
昨夜帰宅するため遠くにある駐車場に向かっているとき、右の背中に違和感を覚えた。
どうしたのかなと思っていると次第に痛みが出てきた。
「も、もしやあれでは・・・」
脳裏に数年前の恐怖が甦る。
駐車場に着いた頃には鈍い痛みが強くなり、腰をかがめながらそろりそろりと歩いていた。
幸い人がいなかったので変な格好は見られなかったが、余りの痛みに座ってしまった。
「あと少しで車だ」
気力を振り絞り立ち上がりやっとの思いで運転席に座った。
それから1時間、痛苦しさに悶絶するのであった・・・。
絶え間なく激痛が襲い、ハンドルに顔を埋めひたすら耐えていたが、
吐き気がしてきた。
「※☆△」
暫く我慢したが吐きそうになり、車を降り側溝にふらふらと向かった。
だが側溝に着くと吐き気はおさまり、痛みに耐えながら再び車に戻った。
「つれー、いてー」
ハンドルを枕代わりにして痛みに耐えていたが、
益々痛くなり脂汗が出て喉が渇き両手が痺れてきた。
グリグリ。
少しでも痛みを和らげようと、ハンドルに額を押し付けてみたり、
座席を倒して寝てみたが一向に痛みは治まらなかった。
とても運転できる状況ではなく、携帯で助けを呼ぼうと思ったが、
携帯を手にすることも出来なかった。
そんな状況でも少しずつ痛む場所が下がっていることに気付いた。
「あと、あと少しだー」
自分を励ましながら誰か助けてくれーと心で叫んでいた。
だが一人しかいない陸の孤島状態。
この時ほど心細さを感じたときはなかった。
そうこうしている内に、腰全体が痛み出した。
「う、うつ伏せ・・」
その時、なぜかうつ伏せしてみたい心境になり、後部座席に移る決心をした。
ドアを開け這うように降り遂に後部座席に入ると、すぐにうつ伏せになった。
・・・。
しかし痛みは変わらず、数分間激痛に耐えることになる。
いつまで続くんだと思い四つ這いになったその時、ふっと楽になった。
「?」
恐る恐る上体を起こし確認すると、痛みが消えていた!
「お、終わった」
やっと石が膀胱に落ちたのである。
放心状態で運転席に戻ると、まだチクッとした痛みはあるものの、
嘘のように痛みは消え、大きな疲労感だけが残っていた。
~
それから10分ほど安静にした後に帰宅の途に着いたが、
運転中に起こらなくて良かった。
先日受けたエコー検査では、少なくともあと一つは腎臓に結石がある・・・。
うきょぉーーーーー。
「一言」
今日は痛みは全くなく元気である。水分を今以上に取らなくては・・・。
それはわずか数ミリの結石だが、私にとっては恐怖の大王である。
一度経験したことから振り返れば、数日前に腰から足の付け根が痛むという予兆はあった。
あったが、それは筋肉痛と思い込んでおり、尿管結石の前触れだとは夢にも思わなかった。
~
昨夜帰宅するため遠くにある駐車場に向かっているとき、右の背中に違和感を覚えた。
どうしたのかなと思っていると次第に痛みが出てきた。
「も、もしやあれでは・・・」
脳裏に数年前の恐怖が甦る。
駐車場に着いた頃には鈍い痛みが強くなり、腰をかがめながらそろりそろりと歩いていた。
幸い人がいなかったので変な格好は見られなかったが、余りの痛みに座ってしまった。
「あと少しで車だ」
気力を振り絞り立ち上がりやっとの思いで運転席に座った。
それから1時間、痛苦しさに悶絶するのであった・・・。
絶え間なく激痛が襲い、ハンドルに顔を埋めひたすら耐えていたが、
吐き気がしてきた。
「※☆△」
暫く我慢したが吐きそうになり、車を降り側溝にふらふらと向かった。
だが側溝に着くと吐き気はおさまり、痛みに耐えながら再び車に戻った。
「つれー、いてー」
ハンドルを枕代わりにして痛みに耐えていたが、
益々痛くなり脂汗が出て喉が渇き両手が痺れてきた。
グリグリ。
少しでも痛みを和らげようと、ハンドルに額を押し付けてみたり、
座席を倒して寝てみたが一向に痛みは治まらなかった。
とても運転できる状況ではなく、携帯で助けを呼ぼうと思ったが、
携帯を手にすることも出来なかった。
そんな状況でも少しずつ痛む場所が下がっていることに気付いた。
「あと、あと少しだー」
自分を励ましながら誰か助けてくれーと心で叫んでいた。
だが一人しかいない陸の孤島状態。
この時ほど心細さを感じたときはなかった。
そうこうしている内に、腰全体が痛み出した。
「う、うつ伏せ・・」
その時、なぜかうつ伏せしてみたい心境になり、後部座席に移る決心をした。
ドアを開け這うように降り遂に後部座席に入ると、すぐにうつ伏せになった。
・・・。
しかし痛みは変わらず、数分間激痛に耐えることになる。
いつまで続くんだと思い四つ這いになったその時、ふっと楽になった。
「?」
恐る恐る上体を起こし確認すると、痛みが消えていた!
「お、終わった」
やっと石が膀胱に落ちたのである。
放心状態で運転席に戻ると、まだチクッとした痛みはあるものの、
嘘のように痛みは消え、大きな疲労感だけが残っていた。
~
それから10分ほど安静にした後に帰宅の途に着いたが、
運転中に起こらなくて良かった。
先日受けたエコー検査では、少なくともあと一つは腎臓に結石がある・・・。
うきょぉーーーーー。
「一言」
今日は痛みは全くなく元気である。水分を今以上に取らなくては・・・。
さても 大変なことなりて生きた心地もせずにて御苦労の程 ひしひしと伝はりきたる
予 結石は持ち合わせぬものの
昨年叔父が結石にて入院したことを想へば 予も注意せねばと心に深く誓ひたる
くれぐれも御大切にお過ごしの程を・・・
改めてバランスのいい食事について考えなければと思いました(^^;)。